2012年1月18日水曜日

絶対景観~道の表情編~

  先ほども書いたが、今日の昼食はうどんだった。場所は宮崎県の高鍋町という町から、西都市へ向かう途中にある『太平寺うどん』、とてもおいしかった。久しぶりに良いうどん屋さんを発見して嬉しかった。何というか、昔懐かしい味。例えるなら、昭和のどこにでもある市場に、そこの従業員や出展者向けにやってくる、屋台のおばちゃんの味みたいな感じだろうか。本当にすばらしかった。駐車場はまあまあの広さであったが、大型トラックが止まっていた。それほど定番の味と言う事か。

  ふと駐車場の脇にある田畑が目にとまった。特に変哲の無い普通の田畑。今日は特に乾燥しており寒かったせいか、寂しく見えたが、こじんまりしていて品があるように思えた。理由はやっぱり余計な看板などが無いからだと思う。これで看板がど~んとあったらそこに目がとまり、品を下げると思うのだ。とはいえガードレールが汚れていたから寂しく見えるのはちょっと残念だ。石垣が苔むすのとガードレールが苔むすは違うのだ。思い切ってガードレールを石垣か植物で垣根(イギリス風でも良いかも。。)を作れば良いと思った。道路にも品を求めるのは酷なものか、どうか。。

  この高鍋・西都線は僕が好きな道の一つ。な~んの変哲も無い道ではあるのだが看板が少なく緑が多い。ガードレールが苔むし汚い所もあるのだが、この辺りの道の中では良い方だ。その傍らにある木々も杉などの、冬になると寂しさをかもしだすものが少ない。運転し安いとかし難いとなどがあるとは思うが、僕にはこの道が品があると思うのだ。このブログを読んでくれている読者の方にも、何故か好きな道嫌いな道があるはずと。その道がどんなイメージか、またなぜそうなのかを分析してみると面白いと思う。僕の場合、寂しくなるような道はあまり好きでは無い。たぶん寂しい道と言われてもピーンとはこないと思うが、日陰だらけの道であったり、道路の横に決まったようにある単純な街路樹、またこの街路樹が育ってないような道は僕にとって寂しい。負の力さえ感じてしまう。僕には道にも表情があると思う。

  道の表情を見ながら運転すると色々景観について考えさせられるものです。そうは思いませんか?

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