エコのための空

すでになっているちゃ、なってるのだが。。

  ふと朝方テレビを見ていたら、パナソニックが太陽光発電のCMをやっていた。太陽光発電は節電のこの時代、注目される事となった。もちろん太陽光発電にも短所はある。だが発電時に廃棄物や温排水・排気・騒音・振動などがでないなど、長所が多くて素敵だ。まさに低酸素社会を目指す我が日本の先駆けて頂きたい産業の一つである。また最近では少しトーンダウンしているようだが、ソフトバンクの孫正義社長が休耕田で太陽光発電計画なるものを提案し、菅内閣もちょっと乗り気だった時期がある。いわゆる『電田計画』とも『メガソーラー』計画とも言われるやつだ。実にすばらしい事である。。と手放しで思えない僕はひねくれている。。

  ある建築家の本に、太陽光発電は結構なのだが、あのソーラーが日本中の屋根に乗った事を考えると、そら恐ろしいと言われていた。確かに想像したらそうだ。ドイツの一部の町がソーラー発電だらけになっているのをご存じだろうか？町の駅舎、市庁舎、個人住宅などのあらゆる場所（屋根だけで無く、外壁でも！？）でソーラー発電をやっている。これをドイツの方々は誇りに思っているらしい。ドイツと言えばエコな方々がたくさん住んでいる。僕もドイツが大好きなのだが、これだけは我が国の伝統から鑑みて僕には受け入れがたい。

  田んぼの中に、どーんと太陽光発電もしかりだ。確かに休耕田の問題は田舎に住んでいるのでよ～くわかる。実際に我が家も昨年からすべての田んぼを眠らせた。これは人手がかかるし、何より獣害（イノシシや猿が多いんです。。）が理由。気がつけば田んぼの横には電気工事のヘルメットをかぶった方々だらけって事です。（う～ん。。まっそれはいっか。。）日本の田園風景はよく日本人の心のふるさとなど言いわれるが、そこにど～んとそ～ら～（読みにくい。。）が来たら、かなり引く。里山は里山であって里山だけの里山ではない（かなり読みにくい。。）

  そんな事をしたら、僕の中の右翼のおじさんが、『コラー！！』って言いそうなんです。

  ちなみに僕は太陽光発電推進派だったりします。。でも、なんとか超薄型のソーラーとか、瓦に貼っても気づかない様な透明な物とか出来ないんだろうか？