2012年1月8日日曜日

音楽の話でもします。



僕は建築設計は28歳から勉強を始めた。以前にも書いたが、設計分野に入ったきっかけは日本の景観に絶望したからだ。ではそれ以前は何をしていたかというと、大学では政治学と音楽の楽典を専攻していた。アメリカの大学ではダブル・メジャーといい2重の専攻科目を取得できるのだ。その後米軍の関連会社で働き、26で帰国し、設計を勉強して今に至る。実は設計より、国際関係や音楽の方が詳しかったりする。政治・音楽・景観。。どれをとっても金儲けはできそうにもない。。

ちょっと昔にはまったグループ。日本ではあまり知られていないが、僕の中でちょっとしたブームになった『Pamplamoose』だ。これは確かフランス語で『グレープフルーツ』だった気がする。。(間違えていたらごめんなさい。。)音楽は柑橘系。楽器は多種多様で、ここに出てくる男性がスゴイ!楽器は何でも弾くし、彼のセンスは既存の音楽では計り知れない気がする。彼らは音楽をすべてYoutubeで配信しており、CDなどで発売しだしたのは結構後だ。ビデオ編集から作曲まですべて自分らでやっている。日本にない発想がアメリカにはあります。

アメリカの大学で音楽をやってびっくりした事がある。ほとんどの人々が楽器を弾けるという事。決してギターとかピアノなどのポピュラーな楽器だけではなく、フルートや木琴、他にも名前も分らない楽器などに長けていたりする。日本と違い音楽に市民権があるのです。多分これはテレビをあまり見ない国民性や、仕事が終わった後に、何かしら遊ぶ時間が作れるアメリカの環境に起因するのだろうが、実にうらやましい。日本で色々な楽器に手をだすと『暇なんだね』とか陰口をたたかれそう。僕の地元では『そんな暇があれば、消防団に入れ!』、って言われる気がする。っていうか言われてる。。


ハナサケニッポン

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