2012年12月29日土曜日

お知らせ

   今日は仕事おさめ。給料もちょっとだが出た。僕の給料形態は家を一軒作ってなんぼ。また公共工事を取ってきてなんぼ。お客さんの所に行き、夜の11時までかかっても経費などはでず、また公共工事の積算を徹夜でやっても取れなければ一円もでない。僕の会社は最低給料などの考えは一切なく、ガソリン代などまったくない。まあ、とれたら大きな給料はもらえるのでありがたいが、取れるまでがとても大変だ。まあ建築設計屋はそんな商売だからしょうがない。。また宮崎の片田舎で建築デザイン屋など活躍する場所もなければ、力を発揮する場所も必要もそれほどないんだからつらい。。

   僕の会社の仕事始めは1月5日からだそうだ。なんだが、1月5日はゴルフになるらしい。。なんだが、僕はお客さんに呼ばれれば飛んで行かねばならないし、明日からホームページを更新作業もせなならん。もちろんそんな事しても給料などはではしない。ホントおつらい身分だよ。。直接請け負った方が儲けはでるのだが。。どないしよって考えている。

   愚痴っぽくなってもうた。。

   実はこのブログ、メンテナンスするところがたくさんあり、この休みでない正月休みにメンテナンスをしようと考えてます。結構時間を費やすと思うので、来月の5日までブログをお休みを頂きたく存じます。まあ年間409件も記事を書きましたので、ちょっとぐらい休みを頂きたく思っているんです。。

   それではよいお年を。

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2012年12月28日金曜日

実におめでたい男

あ、独身ですが。。何か?
   このブログ事で恐縮だが、このブログを書き始めて今日が1周年にあたる。ふとカウントを見たら28,919人の方々が、この一年でこのブログを訪問されたらしい。こんなに品のない文章しか書けない僕のブログを読んで頂き、誠に恐縮です。。でもありがとうございます。

   このブログは、僕が所属する事となる宮崎県は西都市の某建設さんから、ホームページ作ってくれんか?という軽いノリの電話から始まった。元々設計の人間なのでデザインの知識は少しあったが、ホームページの作り方などは全く知らん。ましてや運営の仕方や Google さんの検索で上位に表示させる方法なんぞもっと知らん。。当時はまだ某建設に入ってはいないので、のほほ~んと安請負をしてしまったわけだ。まあそんな状態だった。よって以前から知っていた日向ITサポートさんに泣きつき、こまごま教えてもらい、その中でブログを書かないか?という事になったわけだ。言わばSEO対策のためにこのブログは始まっている。

   なんだが、それまで僕はブログを読んだことがほとんどなかった。正直ブログって何?って状態だった。第一に僕は、ブログを読むのは男の子ではない ! という妙な固定観念をもっており、ましてや自分が書く事なんて想像なんぞできなかった。いざブログを書くことが決定し、当時は友達である今の同僚に 『 ホームページの検索数を上げるために、毎日書かんとイカンよ ! 』 とよけいな事を言ってもうた。まさかこの会社に入るとは思わんかったからだ。だが、やる!やると言ったらやる!って状態に自ら追い込まれたようなもんで、とても慌てた。。何書けばいいんや。。

   まずは格好からはいる僕は、『やっぱ名前をばつけなイカン ! 』 と我が家の廊下を歩いとる時に気づいた。ブログとは何か発信せないかんらしく、僕が発信できるとすれば景観や設計、音楽や外国、または歴史か政治。それぐらいしかない。なら一番大きな声で言いたい景観について書こうと思った。名前は。。 『 景観美を作り出すためには絶対的にゆずれないラインがあるはずだ ! 』 という事で、絶対景観とつけた。まあ男の子だから、名前は絶対景観男。ブログ名は絶対景観ブログ。まあそれでよい。これを2秒ぐらいでつけたから今思えばあっさりしたもんだ。。

   景観について書いていこうと思っているが、それほど景観よしの場所ばかり行っているわけでないので、景観について書く時は愚痴ばかりになりやすい。これじゃイカン ! とどうでもよい事ばかり書いている。景観について読みたくてこのブログを訪問される方々もいらっしゃるだろうが、筆者がどうもアホの子だから、堅苦しいことは言いこ無しでお願いしたいと思っている。

   これからも下らない事を、とても真面目なことも書いていくつもりです。

   これからもよろしくお願い致します。

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2012年12月27日木曜日

砂利の庭に、抵抗感をもっている

   庭を造っている。僕は庭師ではない。なので花々の名前などはよく知らない。だが設計の仕事をしているため、動線や光の入れぐらいなどは一応分かる。今回の敷地は東に大きな公園。そして北側には元屋があり、そして西側には3メートル、南には約5.8メートルの余った敷地がある。この余った敷地に何を作るかが問題だ。現在めちゃめちゃ考えている。だが、いつものごとく順調に遅れている。

   あまり一般の方々は知らないだろうが、お庭を作る場合、大工さんや工務店的には施主さんの言うとおりにすればよいという考えが一般的だ。余ったスペースは砂利や芝生を植えればいいんじゃないと普通に考えがちだ。それは後でもめないためでもあるし、手間もお金もかからないからだ。芝生のことはよく知らないが、砂利は大型トラック1台で約2000円ぐらいのもの。それを大工さんが、農機具のような適当なものを使ってならす。それで終わり、なのでどう考えたって5000円もかからずに庭が出来る。だがちと違う気がする。

   芝生はまだしも砂利などを使って敷地に詰めると後々大変だ。仮に庭をこだわって造りたいと思ったとしても、やはり砂利からどかさねばならず、結構な手間となる。それに超和風の家ならまだしも、そうでない場合はどうもパッとしはしない。なので庭師で無い設計士である僕が悩みながら作っている。

   だが、工務店的には余計な事はするなよ~と言った気分なんだろうな。。

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2012年12月26日水曜日

赤いイギリス兵の曲


   急きょ庭をプランニングすることになった。すでにポーチや車2台を停める駐車場は配置されているので、手遅れ感はいなめない。しかし、建物の正面にあたるファザードがどうしてもしまらず、これではお客さんが可愛そうだ。予算もそれほど無いので、やれる範囲でやらねばならない。すでに施工が始まってい状態からのスタートなので時間もない。まあ、状態としては最悪の状態なのだがやらねばならん ! ってことで燃えている。施主さんも家の周りのスペースについては、あまり考慮はしていなかったらしく、まだ考えがまとまっていないという事らしい。こりゃいそがないかん。。奥様が『イギリス庭園っぽいのもいいよね』と言っていた。イギリスを無理くり入れるのは簡単だ。らしいのをそのまんま買ってきて入れれば出来上がる。だが、それでは良いお庭とはいえんと思う。家の色や配置などを考えて、そしてその中にセンスを入れる必要があると思うからだ。

   って事で、音楽でごまかします。。すみません。。イギリスの曲。。曲。。まあ、軍楽隊のでもどうでしょう。以前テレビのCMでよく流れていたんで聞いた事があるかも知れません。この曲は実は戦闘曲。バリバリの突撃の曲なんです。美しいメロディーの突撃曲ってのも珍しい。。

   これで我慢して下さいな。

   でもこの時代の戦争は隊列を組み、歩きながら敵陣に突っ込むわけで。。どないして、先頭を決めたんだろう。。新人は先頭なんだろうか。。にしてもほのぼのしてる。。

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2012年12月25日火曜日

庭あってこその家

   僕は会社でホームページ制作を担当している。とあるお客様の家をホームページに載せて良いか、聞くためお客さん宅に行ってきたのだが、まだ全面駐車場が出来ておらず、またプランも出来上がっていなかった。現場へ行ってみると、ちょうど施主である旦那さんと、庭にこだわりのある奥様とで色々と相談されていた。 『ポーチの長さはこれくらいで、ここに花を植えて~』 と中々迷ってらっしゃる。細かいところは大工さんのセンスにお任せするねと言っていた。。イカン。。うちの大工さんは腕は良いが、センスはねぇ~。。そのお家は既に設計屋もインテリアコーディネーターも入って家は出来上がっているし、あとは駐車場と坪庭を作るだけ。なので僕は手伝ってあげたいが、口を出すのは難しいだろうと思う。。会社的に。。

   工務店に勤めていて思う事がある。工務店のお仕事とは、もちろんお家を作ること。庭は基本的には造らない。家だけぼ~んと作って後は砂利を撒いたりする事が多い。もちろん工務店が設計する場合でも庭を造る想定などはしていない。どこかで庭は施主さんが後で造るものという考えで動いている。

   奥様が 『私は家とは庭まであって家だと思うの』 と言われていた。僕はその意見にとても賛成だ。僕は建物よりも庭を先に念頭に置いて作るべきだとさえ思っている。窓から見える景色があってこその部屋であり、家だと思うからだ。庭を造らず家だけ作っても、家としておもしろみに欠けるとさえ思う。特に狭い敷地ならなおさらだ。簡単で良いから物語のある庭や楽しめる庭ぐらい考えるべきだ。

   また奥様に 『玄関隣に木を植えたいんだけど、どんな木が良いと思いますか?』 と聞かれた。工務店的にはやはり4~5種類ぐらいの樹木を選び、施主さんに選んでもらうのが普通だと思う。だが、それでは消去方となり良い結果は生まれない気がする。なので 『気に入った木を選んで植えてください』 と僕は答えた。玄関の横の木を消去方で作っても、結局は思い入れが少なく失敗するからだ。

   『坪庭はどんな感じが良いかな?』 と大工さんに聞かれてた。そしたら 『芝生を植えとけばいいですよね?』 と僕に聞き返してきた。 おいおい坪庭だぞ。。と思い。 『もそっと、考えてあげなよ~』 と僕は答えた。やっぱり腕は良いのだが、センスは無いと言わざるおえん。。

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2012年12月24日月曜日

僕好みの 静香

こっちじゃない(ファンだが)
   昨日はブログをサボってしまった。お仕事をし家に帰ったらアメリカ人が来ていてパーティーしている。七面鳥を焼き、そして羊のお肉がどど~んとテーブルに置いてあった。そして傍らにはカリフォルニアワイン。飲むしかない状況だった。僕はワインはお好みでない。なんだが飲んだらほろ酔い気分となってまい、ブログなんざぁ~やってられるか~!となってしまった。って事で今日は罪滅ぼしの意味もあり、2つ書きます。二つとも下らなくて大変恐縮だが。。

   僕はニュース馬鹿だとは以前にも書いた。ニュースを見ていたらいろんな人々がテレビに出たくる。その人々をじじ~と観察するのが僕の悪い癖だ。昨日の選挙特番を見ていたら亀井静香氏 (旧姓 源) が出ていた。僕はこの方を観察するのをちょっとしたライフワークにしている。だからといって彼の主張に賛同するかと言えば、一部はするが全部は支持していない。だがお気に入りの観察対象ではある。

   僕も変だよな~とは一応思うんだが、彼がくしゃみをする時、思いっきり唾を飛ばしながら 『ヘックしょ~ん !! 』 とやっているのを見て、なんか懐かしい人だなぇ~と感じいってしまい、それから妙に気になってしょうがない。また選挙の度にようわからん歌を、でっかい声でジャイアンのように歌っている。そして周りの聴衆はいつも微笑みながら暖かく見守っている。僕が幼い頃などはそんなおじさんが必ず近所に一人はいた。だが最近は世の中みんな礼儀正しくなってしまい、そんなおっちゃんもいなくなった。ぼくはこの人の顔を見る度にそう思う。

おちゃめな静香ちゃん
   この方は東京大学経済学部を卒業してらっしゃるそうだ。東京大学にもこんな人いるんだぁとつくづく感じいってまう。東京大学では合気道をなさっていたらしく、確か3段だったか。。持ってらっしゃった。そして一般の企業に勤めたんだが、当時は安保闘争の時代。報道を見て、デモ隊に対する警察の不甲斐なさに腹を立て、 『俺が警察を強くしてやる ! 』 と一念発起。見事警察官採用上級試験に受かったそうだ。そんな理由で警察を目指すってところが僕としておもしろいし素敵だ。まあ、警察庁長官官房上り詰めているところをみると優秀だったのは確かだと思う。そして 『いくら警察で頑張っても所詮、社会の“ゴミ掃除”だ。社会のゴミを出さないようにするには政治家になるしかない ! 』 として、政治家を志されたそうだ。とにかく何から何までホント凄い人なんだ。

   またこの人のエピソードも好きだ。ある時、石原慎太郎と高速道路で口論となり、頭に来た静香ちゃんは石原晋太郎を高速道路へ引きずり出し、置いてけぼりにした。あの石原晋太郎をだ。高速で一人ぼっちの石原さんってのも凄い話だ。なんだが、今だに親友らしく、選挙の度に石原さんは亀井さんへ応援演説をされているそうだ。どこか静香ちゃんには憎めないところがあるんだと思う。尊敬する人は、チェ・ゲバラと大塩平八郎。どう考えたってお左な感じだが、自民党にいらした。そのあたりも好きだ。

  • 名前は静香
  • 顔はのび太
  • 態度はジャイアン
  • 懐はスネ夫
  • 体型はドラえもん
  • 学歴は出来杉
   もう何から何までよくできている。

   ちなみに、彼のホームページがこれまたパンチが効いている。ここ最近、この曲が頭から離れないんですわ。興味のある方はどうぞ。ジャイアンのリサイタルなどと言ってはいけません。

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お腹壊すな~、風邪引くな~

クリスマスをラーメン屋で過ごす会

   今日はクリスマスだ。クリスマスと言っても別にめでたくもなく、日々の日常を過ごしている。だが世間様は浮かれている。僕の知り合いのアホのF君などは、女などいないのにクリスマスが近づけばとても浮かれ出す。クリスマスなんぞ忘れていたある年のクリスマス。腹が減ったので、 『何か食べに行こうや~』 と電話したら怒っていた。 『今日はクリスマスだぞ!告白されたらどうするんだ!』  27まで女性と付き合った事がない人間の脳みそはとてもメルヘンチックだ。世の中浮かれている。この浮かれ方が僕はあまりお好みではない。

   京都の北の方で貧乏設計屋をしていた頃、辛かったのは冬の帰宅時間だ。僕の設計事務所は比叡山の近くにあり、山から吹き下ろす風が寒くて寒くてしょうがない。帰る時などは、地下鉄があればよいのだが、時間的に無理な時には、視界4メートルぐらいの吹雪の中自転車を転がして帰らねばならず、そんな日は暖かいうどん屋に直行するのがおきまりだった。そのうどん屋は素うどんが180円で食べられるので、疲れた体をいたわる僕のライフラインとなっていた。もちろん僕だけではなく、知り合いの貧乏設計屋さんや貧乏デザイン事務所の人間などは毎日のようにそこだった。

   なんだが、けしからん事にクリスマスはやってくる。地下鉄では若い男女がハグし、チュッチュしている。そして、貧乏ったれが集ううどん屋さんも別にせんでも良いデコレーションなどをし、おかげで良い店を見つけることが出来なかったカップルカップル。とても入る気が失せる。常連さんをなめんなよと思い、もちろんそこで一人だけぽつんと椅子に座りうどんを食べるという選択もあるが、しゃくにさわる。そしてその日だけ気のせいか店員さんの目も見下しているように感じる。

   こんな時は、二条城の近くにあるラーメン屋 『天下一品』 さんに行く事にしていた。天下一品を知らない人も多いので説明すると、もの凄い濃い味の豚骨ラーメンがウリの全国チェーンだ。スープではなく豚骨の沼みたいになっている。なのでラーメンが好きっていう女性だって普通は敬遠する事が多い。そんなラーメン屋だ。もちろんクリスマスなどに行けば、そこは男のパラダイス。カップルはいないし、同じく肩身が狭い現場作業員や貧乏設計屋 (女なし) などがワンサカといる。いつもの仲間と暖かい贅沢な晩ご飯。当たりが出れば、ベッキー写真がプリントされたお椀だってもらえる。(イランと軽々しく言うたらイカン!) 実に素晴らしい空間だ。まれに空気を読めないあんぽんたんが女連れで入ってくる。そんな時は一瞬にしてお店の中が殺気立つ。ここは、一見さんお断わりなんだよ!みんなそう思っている。

   京都で毎年クリスマスは天下一品に集合という暗黙のルールが出来上がり、僕らは  『クリスマスをラーメン屋で過ごす会』  と呼んでいた。発起人は僕なのだが、僕は京都を離れ今は宮崎なので後輩らが会をちゃんと引き継いでいると聞く。

   ああ、ラーメンをすする君たちは、路上でチチくる馬鹿カップルよりは美しい。がんばりや貧乏設計屋(女なし)の諸君。

   From 先輩より

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2012年12月22日土曜日

柑橘系な朝方を愛す

   僕はメンクイだ。麺類が大好きなんだが、どうもラーメンよりうどん派らしい。普段はお昼にうどんばかり食べているのだが、ひょっとして旨いかもしれんと思いラーメン屋に行ってきた。味はまあまあよし。量もほどよい。しかし、家に帰り、さあ図面を書こうかの~なんて思ってパソコンの前に座ったんだが、どうも胃がもたれてる。こりゃいかんと太田胃散をガブ飲みして少し横になった。小一時間寝て起きたんだが、どうも調子が悪い。こんな時僕はグレープフルーツジュースをガブ飲みする。なんでかよくわからんが、グレープフルーツジュースさえ飲めば元気になる。アメリカ人じゃあるめ~し、まったくの柑橘系男子なのだ。

   以前にも書いたが、僕はグレープフルーツジュースが大好きだ (エッフェル塔で朝食をも読もう!) これはアメリカにいた頃に覚えた。アメリカ人の朝食は朝はコーヒーとパン。日本人のイメージだと、山崎パンのようなトーストを家庭で食べているイメージがあるが、そうでもない。もちろんそういう立派な家庭もあるだろうが、朝食はカフェで取る人が多い。カフェといっても日本のようにお高くなく、むしろ安い。そこにはコーヒーもあったがジュースが各種並んでいる。これがなかなかいける。パン2個とグレープフルーツジュース (ガラスビンに入っている) を買って、同僚と屋上から見るサンフランシスコの朝焼けはとても美しかったもんだ。

   アメリカの飲み物はとても大きい。ジュースだって5ℓぐらい当たり前で、普通にスーパーに売ってある。また、グレープフルーツジュースと一概に言ってもその種類はとても多い。赤くて苦甘いルビー、もそっと苦いホワイト。実にさまざまだ。また飲み物をつぐピッチャーも陶器などで素敵に作ってあり、どうも日本と文化のレベルの違いを感じさせる。その入れ物はローマ時代からまったく変わっていないものだって普通にある。よくよく考えてみると日本は元々ジュースなどを飲む文化は持ってはいない。江戸末期まで飲み物と言えばお茶・お酒・水であり、それ意外はなかったんじゃないだろうか。だが、西洋は違う。もともとワインを飲む文化があるって事はジュースぐらいは普通に飲んでいただろう。なんせ飲める水がない国なんだから、飲み物を発達させないといけないからだ。

   僕は日本の朝食は取りすぎだと思う。ご飯に何品か付き、そして味噌汁。別にこれほど大量にとらんでもよい気がする。だと言ってアメリカのように朝食を外食ですると馬鹿高い。アメリカのように2ドルぐらいでパン2個とコーヒーやジュースがあれば十分なんだがな~

   コンビニで買ったグレープフルーツジュースを飲みながらそんな事を考えた。

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2012年12月21日金曜日

外人がやってくる ヤーヤーヤー

   僕の家は妙なことに外国人がよく来る。僕の両親は、僕とは性格が全く違い妙に社交的で、知り合った外国人らを呼んでパーティーを楽しんでいる。僕はパーティーなど賑やかなものは、どちらかと言えば大嫌いなんで本当は参加したくないのだが、夜遅くまでやっているのと、それを食わねば晩飯がないのでしょうがなく付き合っている。そしてこまった事に、その外国の方々は両親には日本語で、僕には英語で話しかけてくる。一応、僕は帰国子女。なんだが10年間近くもしゃべってないし、それに日本語と英語が乱れ飛ぶ場所は僕の脳みそによくはない。どうも車酔いしている感覚に陥ってしまい、頭が混乱する。なので、ウコンの力を飲みたくなる。

   まだ僕が京都に住んでいる時の事。ある用事で母親に電話した。そしたら 『今アボリジニの歌手が来てるよ~』 と言った。アボリジニとはいわずとしれたオーストラリアの原住民だ。なかなかお家にアボリジニなんぞくるもんじゃないし、日本で見れるもんじゃねぇ。。聞けば、宮崎のシーガイアに来ていたアボリジニの歌手を知り合いの外国人が連れて来てたらしい。。普通連れてくるかな。。またある時、年末恒例の餅つきの時、クロアチア大使館(だったかな。。)の武官が来ていた。その隣にはアメリカ海兵隊員。どうも餅つきを体験させたくて、知り合いの外国人がまたまた連れてきていたらしい。武官である。国を代表するエリートさんだ。あんた国じゃ偉いんじゃろ?とか、海兵隊員のくせになんだそのへっぴり腰は!と酔っ払った父親に怒鳴られていた。。

   不思議なもんで僕はアメリカに7年も住み、大学にも会社 (日本人は僕一人!) にも入って外国人とのつきあいは長い。外国人は考え方が合理的で、そして単純で、僕はそれなりに肌に合っている。なんだが、日本に帰って来て、この宮崎の片田舎で外国人を見ると、 『外人じゃ~』 と未だに思ってしまう。なぜかと言われればよく分からない。だが僕の知り合いの10年は日本に住んでいるアメリカ人も、電車の中で外国人を見ると 『外人じゃ~』 と思ってしまうと言っていた。どうやら日本という国では、人をそんな感じに変えてしまう何かがあるんかもしれない。

   明日にアメリカ人が遊びに来るって電話があった。なんだが我が家は忙しい。父親も仕事、母親も仕事。僕はそれほど忙しくはないが、相手をするのはかったるい。嗚呼、喫茶店にでも逃げようかな。。

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黒板の引き戸で、アホあつかい

   ブログをさぼってもうた。以前にも書いたが、お仕事で設計せなならん家の提出日が昨日だったからだ。今の段階でお客さんではない方の家を作るって事は、お金もでないって事だ。また、土地なども全く決まっておらず、800万から1000万で~というアバウトな決まり事しかない。いっけん簡単なようだが、値段のみの条件だと、これが結構大変だ。必要最低限の間取りしかとれず、また常識にとらわれて、まとまるようでまとまらん。。コンセプトがないと中々思い浮かばないのが設計業務。施主さんの望みもよく分からないし、どんな趣味を持っているのかもわからない。だが一応素敵な設計屋さん。2日で5つもの家をプランニングしてもうた。僕の蔵書をひっぱりだし、その中からパクったり、頭の片隅にあったアイディアを総動員し、それをこねくり回しなんとか仕上げて提出。自宅に帰ったらどうも指が震え、ご飯も喉には通らない。精根尽き果てさっさと寝てもうた。。って事でごめんなしゃい。

   今回提出した図面の中に、大変会社の人間にとても不評なものがある ♡ それは引き戸をキッチンの前に設計したんだが、その表面を黒板で被ったからだ。黒板だ。あの小学校で使うような黒板を表面に貼り付けている。予定されている金額が低いため、間取りが小さくなりおもしろみが欠けていた。なので間取りで勝負はなかなか難しい。どこか、おっ!なるアイディアがないかと持っていた本をじじ~と見ていたら、黒板の4枚引き戸があったんで、プランとして会社の人間に見せた。そしたらみんなに 『いらんわ~そんなん!』 とアホ扱いされてもうた。。いらん!それはこちらも重々承知の上だ。いらんっちゃ~いらん。だが、どこかにアクセントがないとどうもしまらないし、おもしろくねぇ~って事は、お客さんも家は作ってくれないだろうと思う。

   その部屋は約10畳のLDK。10畳のLDKというのは言わば名前だけで、実際はDKに近い。部屋を大きく取るのが難しかったので、ダイニングでテレビも見ましょうね ♡ ぐらいのものだと理解されたい。大きなダイニング用のテーブルが、どどんと部屋の中央に置いてあり、その壁際にはキッチンや冷蔵庫、そして食器棚がぎゅぎゅっと配置してある。よくあるカウンター式のキッチンなどはその寸法上無理だったからだ。そして、それらを引き戸4枚でダイニングと別けている。できるだけごちゃごちゃしているものは見せたくない奥様は、お客さんが来たら、その引き戸をちゃちゃっと閉じれば、お部屋にはな~んにもない。まあそんな具合に設計している。そして、その引き戸が黒板となっており、ちゃんとチョークでものが書ける。簡単な連絡事項を書いてもよし、子供らに落書きさせても別に問題はないだろう。その黒がまた美しい。黒板として使わなくても勝手に美しいと思う。少なくともどこの工務店でも使うベニア板の、あの軽薄なぺらぺらの色よりは、はるかにましだと思う。お値段もほとんど変わらんしよいと思ったんだが。。なんで工務店さんは反対するのかがよく分からん。。

   大工さんからみれば、なぜそんな事にこだわるのかはわからんだろうと思う。売れている本からこのアイディアは使わせてもらったのだが、売れている本って事は、それなりに世間的にもおもしろいと思われているってっ事なんだが。。でもするとせんでは、お客さんの食いつきも違うと思うんだがね、僕は。

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2012年12月19日水曜日

トンネルハウスで、お幸せ


~前回までのあらすじ~

   僕は素敵な設計屋 ♡ とある筋の方から、宮崎県は木城町に800万から1000万の家を作ってね ♡ 軽~くと言われ、西都市の喫茶店ダイアナさんで四苦八苦している。。なんせ土地も決まっていなければ、作るかどうかわからんときとる。。んだが、家を作らねば食えない設計業務。言わなくていいのに、会社の人間には明日までに3件作ってやる~と言ってしもうた。。だが、男の子がやると決めたらやるっきゃない。。なんとかググっとくる図面を作らねばお客さんは合ってもくれんからやるっきゃない。閉店までやってたるわ!チェスト~!とブツブツ言っていたら、日本美人協会の京都支部長からメールが来た。

   至急  帰国サレタシ  NHK鈴木アナウンサー結婚ス

   心が折れそうになっている。。



おめでとうございます!
   御ダイアナ様(いつもおせわになります。。)でお仕事中だ。やっとこさ図面が一つできあがった。家自体は21坪前後になってしまったが、狭く感じさせるのは嫌なので、わざと2階建てにし、そして大きな吹抜けを持つ2階建て家を作った。リビングを潰してそのスペースを他の部屋に使う事も考えたが、それだとお客さんから 『リビングは~?』 なんて言われそうなので避けた。リビングとダイニングを一つの部屋に配置し、長方形の縦長の長~い空間を作った。上部はもちろん吹抜けだ。吹抜けを細長い間取りの上部に設けることにより、トンネルの中にいるような感じが味わえるようになっている。2階には主寝室があり、書斎っていうかPCルームも設けた。そこから1階が覗けるようになっている。

   問題は空間が大きくなればそれだけ、室温を保つのが難しい点だ。大工さんらは絶対指摘してくるのは分かっている。寒ぃ~じゃねえか。。でもその方が空間論としては正しいんだな。。

   さあ、2件目行ってみよう!

   次は収納タワーのある家でも作ろうかと考えている。。う~ん、コンセプトは良いのだが、できるんかな。。

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間取りでポン!

   仕事で作らない家を設計して提出せなイカンなったと以前にかいた。その物件を、つらつらと家にある4.5畳のちっちゃな事務所で考えていたのだが、どうもうまく収まらない。予算は800万~1000万らしいのでそれなりの小ささになるのだが、だといって中途半端な家を作るとお客さんにはなってはいただけない。なので、がんばっているがやはり難しい。一つ問題がある。土地が決まってないことだ。土地は決まってないという事は、窓の位置やそれに伴う家具の配置が決まらない。なのでしょうがないから3つぐらいの別のコンセプトの家を設計しようと意気込んでいたのだが、ま~たく浮かんで来ない。。こりゃいかんと、僕の勤務地の西都市にあるダイアナさんという喫茶店でコーヒーをすすりながら間取りを考えている。間取りを決めるのはパズルのようなもので、綺麗に収まる時は本当に綺麗に収まるがそうでない時はまったく進まない。。

   僕が住む九州の間取りのモジュールは955㎜が多い。これは本間(京間とも言う)と言われるもので、木材や建材などはその長さが基本となって作られている。だが、世の中には中京間と言われるもんがある。モジュールは910㎜だ。910㎜×1820㎜(910㎜の2倍の長さ)の畳が2枚並ぶと約1坪となる。だが、本間の畳2枚(955㎜×1910㎜×2枚)では1坪を少しだけ超えてしまう事となる。これが僕にはやっかいだ。なぜなら間取りを決める時に多くの数の部屋を計画したい場合がある。だが、本間(955㎜)で決めるとどうしても一つの部屋の面積が大きくなり、予算が少しずつであるが大きくなってしまうからだ。なので本間だと部屋の数を少なめに設定しがちだ。なので少しだけ小さい中京間(910㎜)で作りたいのだが、現場で施工にあたる大工さんらの手間が増えてしまうのでとても嫌がられる。半端材がどうしても出てしまうからだ。

   先ほど、作った家は21坪だった。これでは1000万はかかる。できる事なら800万で収めたい。だが、坪を減らそうとすると、どうしても本間と中京間の問題にぶち当たってしまう。いつものことだが、こんな時、僕はその図面を寝かせることにしている。間取りなどは先ほども書いたようにパズルのようなもんなんで、発想の転換がうまくいきさえすれば、ぽぽぽぽ~んと収まったりするモンだからだ。だが困った事に明日の夕方には提出せなイカン。。

   ぼんやりとした到着点はあるのだが、そこに説得力を持ってたどりつけるかどうか。。

   今日は、11時まではがんばろう。。と言いながら、隣に漫画が積んである。。

   まあ、終わらせるがね。。だってプロだもの。。

   ポンと行かんかの~。。ポンと。。

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2012年12月18日火曜日

太陽光発電が町を被う日

   片流れの屋根と言う物がある。通常の切り妻屋根と違い、片方の屋根のみ傾斜している物をいう。僕が今回設計している家は屋根が片流れであり、南側が高くそして北側が低かった。南側を高くしていたのは軒のでが一部1500㎜も出ていたので、24畳もあるリビングをに大量の太陽光を取り入れるためである。しかし、最後の最後でその屋根の傾斜が真逆に変更されてしまった。理由はいずれ太陽光発電を入れるからというものだ。僕は不満があるのだが、施主さん的にはその方がよいと言うんでしょうがない。工務店的にもその方がいいということだ。後ほど施工を依頼されるわけで、利益が上がるからだ。だが、僕はちょっと悲しかった。なぜなら僕は太陽光発電が大嫌いだからだ。

   太陽光発電は本当に元が取れる商品なのかはよくは知らないが、僕はとても好きにはなれない。とかく設計屋に太陽光発電は評判が悪い。なぜならその屋根の一部をどど~んと占領し、デザインに与える影響がとても大きいからだ。それに、最近はそうでもないのかもしれないが、必ず南面につけねばならず、そのみたくれが気になって気になってしょうがない。どうもサングラスをかけているようで納得がいかんのだ。しかし、もう少し技術が進めば、屋根の上に設置しても全く気づかないぐらいの太陽光発電はできんのだろうか。。う~ん。。まだまだ先だな。.

   石州瓦というもんがある。石州瓦とは日本三大瓦の一つで、その特徴は赤い薬剤が塗られている事だ。そして強度が高いため豪雪地帯などによく使われいたりする。もちろんだが、その生産地で有名な島根県の家々では、赤い屋根の住居がずらりと並んでいる。その街並みは美しく、それを見に来る観光客もいるそうだ。これは、一定の統一した色で町を被う事で、地域の景観美を統一し、それにより町の価値を高めているわけだ。ふと朝方NHKのニュースを見ていたら、その石州瓦で有名な島根県のとある町の首長さんがインタビューに答えていた。最近、この町でも太陽光発電が入ってきて、せっかくの赤い屋根が次々に太陽光発電に乗っ取られ、せっかくの美しい屋根らが見えなくなってきたと嘆いてらっしゃった。どうにか行政として、一部の地区は太陽光発電を禁止しようと考えてらっしゃるが、地域の人々から見れば、電気代が安いし~と言う理由で中々まとまらないという事だ。景観計画や条例がなかったから起きている悲劇だと僕は思う。せっかく先祖代々受け継いできた美しさを、たかだか電気代でかなぐり捨てる。僕はそのような考えは好きにはなれない。

   景観とは町の価値を高める上で非常に重要な考え方だと僕は思う。己の利益のみ追求し、町の資産を下げると、のちのちしっぺ返しをくらう。そんな事がこの国にはあふれている。

   全ての家々の住宅屋根を太陽光パネルに国はしたいんだろうか。。自然エネルギーを買い取る制度があるが、その代金は確か電気代金の値上げを促す。ドイツはそれで苦しんでいる。もう少しじっくり考える必要がある気がする。

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2012年12月17日月曜日

『てげてげ運転追放』 を、追放したい

田舎の国道 : 結構な情報量
   ふらりと仕事中運転していると、なにやら道路が込んでいる。どうしたもんかいなと思いながら車を進めていると、人が倒れていた。人身事故だ。警察官が来ているが救急車はまだ到着していない。なので多分事故から20分ばかしたったぐらいだろうと思われた。倒れていたのは80歳ぐらいの女性で、頭から血を流していたが、どうやら意識はあるらしかった。彼女を引いたと思われる男性が一生懸命介護されていた。事件発生時、その場にはいなかったので詳しいことは分からないが、道路の真ん中で倒れていたので運転していた方の不注意、もしくは死角で発見が遅れたのかもしれない。横断歩道もない場所なので、渡っていた女性も問題だと思うが、こんな事故はやられた方もやった方も不幸だ。僕も気おつけて運転せねばと思った。

   僕はアメリカに住んでいたのだが、日本と比べると、アメリカは町中でそれほど人身事故が起きてはいない。あの国で事故が起きるのは主にフリーウェイと呼ばれる場所。日本の高速とは違い、120㎞ぐらいはバンバン出す。勿論前の車を抜かす時などは160キロぐらい出ている。通常アメリカのフリーウェイは3車線あるのだが、困った事にまれに渋滞となる。ばんばん飛ばしている車が急に止まるので、止まりきれずにガチャンとなってまうわけだ。しかし、町なかで婆さん引いたなどは、僕が住んでいた7年間、一度も聞いた事がない。まああの国は、道路だって広いし、歩道だって大概きちんとついている。日本と違い、町を作るのに最初から車前提の街づくりをしている。なので日本と比べるのには無理があるのはよく分かる。だが僕に言わせれば、アメリカには余計な看板などが少ないため、運転者の不注意を誘う物も少ないのは確かだと思う。

気をつけなはれや !!
   日本ほど、町中に情報があふれている国もないだろう。田舎の国道などを走っていると、見渡すかぎり広告看板だらけだ。その文字を強制的に読めとでも言っているかのようでそら恐ろしい。また警察もやたらと垂れ幕を垂らして、『交通安全月間実施中 ! 』 などと出ている。あの文字の多さや色の煩雑さは、人間の脳に無意識に入ってきているのは間違いない。もちろん警察だって悪気があってその垂れ幕を出しているとは思わない。しかし、仮にその垂れ幕の前で事故が起こったとする。日本では問題にはならないだろうが、アメリカの場合は絶対に裁判になり、その垂れ幕に気を取られて事故が起きたので、警察は賠償金を払えという事になる。そんなむちゃくちゃじゃねぇ~か!なんて日本人だったら思うのかも知れないが、アメリカではこういった裁判の積み重ねで町をよくするという考えがある。

   不注意事故を追放するために、我が宮崎県では 『てげてげ運転追放運動』 というものをやっている。 『てげてげ』 とは宮崎弁で、普通の日本語で言えば、 『適当』 っていう意味のになる。つまり適当な運転はいけませんという事だ。いろんな所に大量に幟を立ててど派手にやってはる。宮崎県民で、この幟を見ない日はない。

   しかし、思うんだ。そんな幟の多さで、てげてげ運転をしてまいそうだ。。

   『てげてげ運転追放!』 の幟を追放したくてたまらんなだが。。

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2012年12月16日日曜日

選挙と宗教

こっちにゃ、全く興味がない。。
   世間様は今日は日曜日。僕がやっている設計というお仕事は日曜日も祝日もへったくれもない。朝っぱらからどたばたし、嗚呼プランを考えねば。。とか、公共工事の積算をせねば、と考えるうちに頭が噴火しそうになった。こんな時にプランなど考えてもどうせ良い物はできない。あっそうだ、文具屋にでも行こう!と車を走らせ、家から10分ぐらいたった辺りで電話がなった。 『今日選挙ですよ~、公明党をよろしくお願いします~』 と創価学会会員の方からだった。 『じゃったねぇ~今日は選挙だった。。』 ニュース馬鹿の人間のくせに、仕事が忙しくニュースを見ていなかったので、選挙のことなど忘れてた。って事でUターンし、選挙に出てきた。まったく模範的な国民である。

   実は、僕は創価学会の方々が嫌いではない。だからといって政治信条が同じかと言えば180度違う。だが、たかがそれぐらいで目くじら手立てて非難するつもりはなどはない。どちらかと言えば、愛を持って見守っている。僕の周りの創価学会の方々はとても良い人ばかりで、僕は超良くしてもらっている。まあ、多くの会員さんらが僕に 『学会に入らないか?』 と言ってはくるが、毎度公明党さんの政策の間違いを説明し、丁寧にお断わりをしている。第一創価学会さん自体、僕はよく分かっていないのに入るつもりはない。それに公明党さんの政策がぼんやりしていて、僕のたりん頭ではよく分からない。また公明党=学会という形式を取っている限り、政策的マジョリティはとれんと思う。僕の親戚にも学会さんがいる。親父のいとこなんで。。いとこ叔父なんだが、全国模試で国語が全国1位だったという僕の親戚らしくないとんでもない頭脳の持ち主。この方が勉強のしすぎで目が悪くなり、それから創価学会に入りはった。家に飲み方にでも行けば、池田大作全集がどど~んと壁一面にあり、来るお客さんはすべて創価学会の方々。中には議員さんも混じっている。もちろんお話は、公明党の事ばかり♡ そんな中で僕は神社の建物はねぇ~とか、憲法は何とかせなイカン。もそっと公明党さんはこうしたほうが良いはずだ!アンタがた、がんばらんねぇ~とベロンベロンに酔っ払いながらクダを巻いている。

   こんな事があった。僕の会社ではしょっちゅう飲み方がある。周3日ぐらいは飲み方をやっている。僕は遠方に住んでいるので飲むわけにはいかず、いつもウーロン茶でお茶を濁している。ある日、そんな飲み方に学会の職人さんが奥さん連れて来られた。もちろんその飲み方は職人さんや大工さんだらけ。女性がいないことを良いことに、毎度どうもシモの話だらけなんだが、さすがに女性が来たら気を使う。 『カレーライス作ってきたんで食べてくださ~い』 と言われ、皆でありがとうございま~すと頂いた。そしたらこのカレーはねぇ~なんて奥さんが言いながら、ごそごそと何か機械をとりだしボタンを押した。それはDVDプレーヤー。 『我々、公明党は~!』 と大きなボリュームで流れ出し、僕はびっくりしてもうた。。だが、み~んなそのことには一切触れず、ず~とワイワイやってはる。う~ん、こやつら慣れとるな。。と思いながら、ホントに真っ直ぐないい人なんだな~と考えていたら、笑いがこみ上げてきて、言うてもうた。 『このDVDプレーヤー、ナンボですか?』 注目するとこはそこじゃねぇ~って顔をされてもうた。。まあ反省は全くしていない♡

   選挙が近づくと学会の方々が連絡をしてくれるので、選挙なんだなぁ~と気づく。そこんとこはありがたい。ただ、学会に入ったら綺麗な女性がいっぱいいるよ~と誘ってくる女性の方がいる。だが、これだけはは頂けない。

   キャバクラじゃあるめぇ~し。。

   姉さん、あんたは仏教徒でしょ~が♡

   いつも、愛を持って接している♡

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2012年12月15日土曜日

ミッキーはんが微笑んでいる。。

   僕の会社の事務所は道路沿いにあり、僕はそこで設計やら事務仕事をこなしている。僕の会社の事務所にはパソコン机や椅子などはなく、パソコン仕事を板間の上にあるちゃぶ台でせないかん。なので腰が痛くて痛くてしょうがない。あぐらを組んで座っていると、どうしても背中が丸くなるため、会社に入ってから正座で仕事をしている。不思議なもんで、昔は正座が得意ではなかったが、現在は正座の方が楽になってきた。妙なもんだ。

   一昨日の事だ。ふといつものようにパソコン仕事をしてたらお客さんが来た。 『社長はいますか?』 と聞かれたんだが、社長は2週間ほど前に裏山の高台に隠居部屋を作り引っ越した。なので 『今は裏の高台に引っ越しましたわ~』 と、そのお客さんに教えてあげた。ふと見上げると、新しい社長宅の脇に、なにやら作っている。聞くところによると、息子さんが建築系の職業訓練校の先生をしているため、授業の一環として生徒さんに軸組 (柱と梁を組んだもの) を作らせたそうなんだが、置いといてもしょうがないので、僕の会社が新しい事務所を作るために買ったんだそうだ。6畳の軸組で24,000円。。それを二つ並べて計48,000。。もちろん材料代だけだが恐ろしく安く作ってある。勿論合法な組み方だし、12畳あれば、立派な事務所になりえる。そしてちゃぶ台は入れずに、ちゃんと机と椅子をつけると言っていたので、やっと腰痛から解放されると喜んでいた。

   今日もいつものようにちゃぶ台前に陣取り、パソコン仕事をサクサクとこなしていた。そしたら毎度のようにお客さんが来て、 『社長はいらっしゃいますか~』 と言われたので、事務所の外に出て、 『裏山の高台に引っ越し。。』 と指さそうとしてびっくり。。外壁が出来上がっていた。びっくりしたのはその出来上がりのスピードではない。その外壁は普通の外壁ではなく。。ミッキーマウスのサイディングだ。。社長のお風呂の内壁にもミッキーはんが使われているのは知っていたが、あれは 『孫を喜ばせるためよ』 と言っていた。だが、まさか新しい事務所のサイディングがミッキーはんとは思わんかった。。社長に聞いたら、 『この方がめだつだろ』 といってらっしゃった。。う~ん。。

   ブログで毎日のように美しい景観とは何か、日本の景観はなんとかならんか。。なんて書いている僕が、まさかミッキーさん的な事務所でオフィス勤めをする事になるとは夢にも思わんかった。。そのミッキーはんは、宮崎県は西都市を見下ろす高台で笑顔を超振りまいている。。

   仕事は減るな。。

   契約はStarbucksでしよっと。。

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2012年12月14日金曜日

作らない家を設計する。。もちろん無料で。。

   急なことだが、家の設計を頼まれた。親子4人家族の家を800万から1000万で作ってくれとの事らしい。しかし、その予算でどのくらいの規模の家が作れるか分からないという事で、取り合えず図面を書いて欲しいとのことだ。つまり作らない家をがんばって設計せねばならない。もちろんお給料などはでない。。しかし、書かねば飯が食えない設計業務。やらねばなぬ何事もである。工務店的にはお金もでないので、簡単な建物をさっさか作ってという事らしいが、それではお客さんは家を作らないだろうし、作っても他社で作るだろう。一見安いが、実は馬鹿高いハウスメーカーさんに行かれるのもしゃくに障る。やってやろうじゃないか。無料で設計作ってやろうじゃないか。。って事で、今から頭をひねくり回さねばならない。。う~ん、せわしない週末だ。。

   僕が住む宮崎の木造住宅平均坪単価は40万だと言われている。これはもちろん本物の木材を使った場合の事。単純に800万を40万で割ると20坪の家を想定しなくてはならない。もちろん内部の設備機器を良くしたり、またデザインにこだわると20坪の家は出来にくく、18とか19坪で考えねばならない。勿論駐車場などを含んだ金額となるともっと下がる。単純に安い家を作るとすれば面白く無い家が出来やすい。いつも大工さんが使う外装板を使い、いつものフローリングで。。しかし、たいていの場合若い人はいやがる。。僕もいやがる。。

   予算の関係上小さな家を作らねばならないが、小さいから狭く見せると言うのは嫌だ。せっかく家を新築するんだからワクワクさせてあげたい。それが設計屋冥利というものだからだ。まあ、大工さんに言わせれば、単なる絵描きとしか思われないのが辛い世界だが。。

   さあ、がんばります。

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2012年12月13日木曜日

神社の香りで、ひゃっほい

   昨日はブログをサボってしまった。サボったと言うよりは、間に合わなかったと言うのが正解に近い。昨日は仕事の打ち合わせで帰宅したのが、11時58分。。どう考えたって2分でこのブログは書けない。毎日30分以上は書くのにかかるこのブログ、結構大変なんだ。だが、昨日はよく寝れた:D

   先日、僕が会社から帰る途中、とある神社でお祭りをしていた。僕が住んでいる宮崎県は神楽がやたらと多い。宮崎は神話の古里と呼ばれるだけあって、あっちの町こっちの町で神楽を踊っている。その神楽もそれぞれの町で踊りが違っていたり、その囃子方も違う。何故にここまで宮崎県民が神楽を踊りたがるのかはよく分からないが、とにかく踊ってはる。不思議なもんで、子供は大抵この神楽を見て泣き出したりするんだが、僕は幼い頃、全く泣かずじ~と眺める不思議な少年だった。幼い頃から神童と呼ばれた僕は、神社でくじ引きがあると当たりくじを必ず引く子で、毎度の事フライパンを抱えて家に帰る子供だった。今でもそれは続いている。去年はハミングを当てた:D  だからといって、神様の長い名前はよく覚えられないし、僕は神楽はあまり興味がない。だが、神社はやたらと好きで、理由もなくぶらりと寄ってしまう癖がある。そしてとりあえず二礼二拍手一礼をかまして神社を後にする。別に理由などはない。

   確か昭和の初めの頃のお話だ。当時はまだ民俗学草分けの頃。多くの学者が、その若い学問を試行錯誤しながら育てようとがんばっていた。当時、北海道にはまだアイヌの方々が多く住んでいた。だが既に多くのアイヌ語は失われつつあったようで、そりゃじゃイカンと、とある東京帝国大学の教授がアイヌ文化とその言語研究、そしてアイヌ語の録音のため、とあるアイヌの少女 (確か。。) 東京に連れてきた。しかし、教授が驚いたのは、彼女は移動中に見つけた神社という神社につかつかと入って、なにやらぶつぶつ言っている。その教授も見ていて面白くなった様で、彼女をせかすのではなく、最後まで付き合った。何を願っているんだい?と教授が聞くと、彼女はその土地の神様にご挨拶しているだけだと言った。日本の古神道の原型を垣間見たとその教授はその興奮を書き残している。神社は日本の美の原型であり、心のよりどころでもある。アイヌの少女がぶつぶつ言いながら拝んだように、その程度で僕は良いと思う。

   僕だけだろうか、お祭りなどの時に行って頂く日本酒が僕は好きだ。

   うん、やっぱり、日本酒の香りが一番似合う場所は神社だな。

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2012年12月11日火曜日

ヨットハーバーを美しく

   昨日は婆さんの誕生日だった。ケーキを買ってきたのだが、帰宅した時間が遅く一緒に食べれなかったので、今日の晩ご飯の後に一緒に食べた。婆さんに 『何歳になったの?』 と聞くと 『今年で36 ! 』 と彼女は即答した。僕は彼女が同級生だとは知らなかった。。ケーキを食べる時ぐらいは一緒に食べようと並んでテレビを見ていた。そこには美しいフランスの港あった。

   空は青く港は青い。そしてそこには白いヨットや、普段は住宅としても使われている大きな船がずらりと並んでいた。桟橋のフローリングは本物の高級木材が使われ、とても美しい。自信があるわけでは無いが、多分ウリンだと思う。ウリンはウッドデッキなどで使われる高級木材で、腐りにくいため人気が高い。だが、お値段も高い♡ その桟橋がずずっと遠くまでまっすぐ伸びており、また、その脇には白いヨットが林のように並んでいる。何て贅沢な暮らしなんだろうか。まあ、日本と違いこのヨットハーバーを税金で一気に作ったのではなく、じわりじわりと住民が作り上げてきた。そんなハーバーだ。こんな所で生活する人々はとても豊かな人々には違いなだろうが、素晴らしい人生だと思う。

   僕が住む宮崎にもヨットハーバーはある。しかしあまり行きたいとは思わない。魅力がないからだ。名前はサンマリーナ宮崎だ。宮崎県は南国を強調したいのか、お日様のSUNをやたらと入れたがる。別に横文字の名前をがんばっていれなくても、その土地が昔から持っている名前を使えば良い気が僕にはする。その名前自体で魅力が下がる気さえする。また、そこに建つ建物は、洋風っぽい建物 (実はがっつり日本的洋風建築♡ ) アメリカでは見た事がない洋風建築物だ。僕はあまり行きたいとは思わないし、仮にお金に余裕があってもそこにヨットを持ちたいとは思わない。僕からみれば、アメリカの二流のハーバーの方が格段美しいし、行っていて楽しそうだ。んだが、アメリカの二流のハーバーよりもお金はかけている気がして、税金が。。なんて気もする。。そしてその宮崎のは悲しい事に、そこに停泊している船などは魚釣り用が多く、とても釣りバカ日誌の世界だ。どうも大人のバカンスといったものではなく、浜ちゃんとスーちゃんが焼酎と焼き魚をつついている感じがとてもする。どうも、どこかで間違えている。。

   そのフランスのハーバーで子供がスケートボードに乗っていた。まことに自由だ。日本だと 『あぶないからスケートボードはご遠慮下さい』 などの看板が立っていると思し、そのハーバーで釣りしているおじさんに 『あっち行け ! 』 と怒られるだろう。僕は子供はそのぐらい自由にさせとけばと思うし、こけて海に落ちたら自己責任だからほっとけと思う。それに、ハーバーで釣りするおじさん自体も問題だという気はないんだろうか。日本は海=釣りをする場所という感覚が強いようで、釣りの方がボードよりも正しく、そして偉いとでも思っている気がして何か嫌だ。。

   以前ヨットに乗ったことがある。もちろん僕のヨットではないのだが、それはそれで楽しかった。ただヨットハーバーで、『持ってきたゴミは、必ず持ち帰りましょう』 の看板がとても錆びていた。僕はその看板自体がゴミだと思い、持ち帰ってやろうかと思った。。そんなヨットハーバーはこの日本にはとても多い気がする。

   もそっと何とかならんかねぇ。。日本は。。

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そうは、思わない?

2012年12月10日月曜日

『蘇州夜曲』 でも聞いて寝ぇや~


   僕が勤める会社の事務所には事務机などなければ、事務用椅子などない。ちゃぶ台がありそして床板に直に座る。今日は朝っぱらからず~と座り続けパソコン仕事。背中は丸くなり、そして目の奧が重い。とても疲れてしまった。こんな日はブログなんか書く気力がない。

   よってアン・サリーさんでごまかします。 『蘇州夜曲』 です。しかし思うんだが、この曲はまだ満州国があった時代の歌だ。とても言葉のチョイスが凄い。『君が、み胸に~♪』 だ。男なら一度は言われてみたい、そんな言葉だ。そしてメロディーがとても美しい。僕がとっても尊敬する服部良一さんが作曲されている。東京ブギウギを作ったのもこの人。日本人にとても愛された作曲家だ。

   この曲を最初に歌ったのは、李香蘭。李香蘭である。満州国で漢人出身の女優 (もちろん本当は日本人) としてデビュー。そして戦争が終わり、漢民族の裏切り者、いわゆる漢奸(かんかん)として死刑になりかけ、その後日本で政治家となってしまう山口淑子さんだ。どんな星に生まれたかは分からないが、すんごい人生のお方だ。山口淑子さんと言えば、男装の麗人と言われた川島芳子のお友達。川島芳子と言えば、清国の皇族出身。確か清の建国者であるヌルハチから数えて11代目だったはず。川島芳子は上海辺りで諜報活動。その当時の上海と言えば、魔都・上海の名前がぴったりのとんでもない世界のドグマが集中したような場所。その上海で日本人は。。まあ、長くなるからよしておこう。

   色々困難な時代ではあったろうが、今と違いとてもロマンあふれていた時代だと感じてしまう。今から約70年ぐらい前の事だろうか。今から70年後の人々は僕らが生きているこの平成をどう思うんだろうか。。

   イカン。。眠い。。さっさ寝ます。。

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お休みなさいませ。。

2012年12月9日日曜日

嗚呼、涙の日曜日

ミニベロ
   こんなどうしようもないブログでも読んで下さる方がいるのに、ブログが遅れて申し訳ない。ど田舎よろしく、電波の調子が悪くネットに接続できなかったからだ。プンプン !

   僕の実家の裏山に、高速道路が作られている。その宮崎県の高鍋・都濃間がほぼ完成したらしく、今日はその出来たばかりの高速道路を自転車で走る予定だった。しかし、この平成のご時世、担当する観光協会のホームページにもそのイベント情報は記載されておらず、手発点となる場所が全く分からない。Googleさんで調べても、出来上がったばかりの高速なんぞは記載されてはいるはずもなく、やっぱり分からない。しょうがないんで観光協会さんに電話で問い合わせをしたのだが、 『新しく出来たコンビニを。。』 などと言われ、全然わからん。。ママよ ! 行けば分かるさ ! とアントニオ猪木ばりに家を出たのだが、やっぱり分からず途方に暮れてしまった。。しょうがないから、自転車走っている人の跡を、ついていったのだが、どうやらこの人も迷っていたらしく、結局出発点である都濃町のインターチェンジの近くまではたどり着いたのだが、結局エントリーの時間をオーバーしてしまった。。よって参加できず仲間とぶ~ぶ~言いながら帰った。

   今日走る予定だったのは5㎞コース。以前電話で観光協会さんに問い合わせたら、僕が乗るロードとほぼ同等の性能をもったミニベロや、ママチャリとロードの合いの子であるクロスバイクでは危険なので20㎞コースは無理と断られてしまったからだ。よってママチャリと小学生をかき分け、5㎞に挑まねばならなくなってしまった。まわりのミニベロファンはとても怒っていた。なぜなら、普段は自分のミニベロで60㎞コースなどの自転車ツーリングを楽しんでいるからだ。それがたったの5㎞。たった10分で終わってしまうじゃないか。。まったくミニベロを馬鹿にした話だ。ママチャリじゃあるまいし。。

これぞロード!
   僕が到着した時は、次にスタートする20㎞コースの部へのエントリーが始まっていた。ダメ元で 『ロード自転車の後をちゃんと礼儀良く走りますんで。。それに1㎞ぐらい走ったら、すぐ戻りますんで、ちょこっとだけでも。。』 と聞いてはみたが、僕のルイガノ3Sという小口径の自転車では危ないという事で、 『ダメです』 と言われてしまった。20㎞コースは値段が20万はするロードバイクのみ走れるんだそうだ。僕のロードとほぼ同等の性能を持ったミニベロでもダメなんだそうだ。。

   参加した人に後で聞いたのだが、走ってる途中のにある隣町のサービスエリアには寄ったらいけなかったらしい。そのサービスエリアでは牛丼や宮崎にしかないらしい、じゃりパンというとても美味なパンの振る舞いがあったのだが、戻りが遅くなったら、『歩こう会』 の方々とバッティングするからって理由で、寄ってはなりませんって事だった。要は自転車が帰ってくるのが遅くなったらイベント主催者が困るし、歩いている人と衝突事故でもしたら、こっちに責任が。。って事のようだ。僕はその辺は、自己責任だと思うんだが。。だが、参加した人は 『観光をするならうちの町のみでって事じゃないの?』 と言っていた。確かに自転車コースも往復のみで隣町で降りたらいかんそうだ。

これはクロスバイク。。
   そんな話を聞いて、アホらしくなった。参加しようとした僕とその仲間は、一生に一度の思い出として、単に新しい高速道路をゆっくり走りたいだけだ。そのために日曜日のスケジュールを空け、そして必死でエントリー方法を探した。あなた方のPRのみに付き合ういわれはない。本当に参加せんでよかった。

   しょうがないく、僕らとその仲間はとぼとぼと来た道を自転車で帰ることになった。家に10時過ぎに着き、裏山を走っているロード自転車をぼ~と眺めていた。ロードだけ許される20㎞コースをええのうと思いながら、じ~と友人と眺めていた。そしたら、明らかにロードではないドロップハンドルのクロスバイクが走っていた。。おいおい、ロードじゃないじゃんか!それは重心が低くほぼママチャリのため、本物のロードバイクからかなり遅れて走っていた。ドロップハンドルでなくバーハンドルだから20㎞に参加できなかった友人の立つ瀬はない。

   友人と大きな声で 『都濃町観光協会の馬鹿野郎~(涙)』 と心の中で叫んだ。一生の思い出が涙で終わった暇な日曜日となってしまった。。

   もそっと金持ちになってから高速道路は通って欲しかった。

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ああ、許すまじ。。

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