2012年1月31日火曜日

春っぽいお風呂 architect編

  我が家をリフォームした際、僕はまだ建築を勉強中のぺ~ぺ~の学生だった。母親からどんな風呂が良いかアイディアを出しなさいと言われ、いろんな本を買い込んで付箋を貼り、コメントを添えて実家に送付した。できあがった風呂をみて驚いた『前の風呂とまったく一緒じゃん。。』 リフォームをして変わった所といえば。。場所が移動した。。こんなことはよくある話。以前家を建てたときに来てくれた大工さんがその時も来たのだが、結局同じ材料同じ寸法。バリヤフリーも機能性もま~ったく変わっとらん。。基本大工さんは大工さん。トントンタンタンすればお金がもらえるし同じ商品を使えば寸法に狂いはない。それに同じ商品を使っているとメーカーなどから海外旅行がもらえる場合もある。母親に聞いた。どうして僕が薦めたものを使用しなかったのか?そしたらそういった風呂は見た事がない。単に駄目大工だったわけだ。二度と奴は使わないと決めた26の春だった。

  日本の風呂はシステムバスが大流行。各社色々な商品をだし競い合っている。機能性に優れたものや、デザイン性に優れたもの。色々あって選ぶ方としては悩ましい。追焚き機能が付いたものから、しゃべる物。さすが日本の技術だと感心する。またバリアフリーを考慮した設計が増えてきた。たとえば老人が転ばないように、手すりが付いたお風呂。その他にも簡単に老人が入りやすいようにプールのように埋め込まれているお風呂。よく考えてあると思う。しかしシステムはそれなりの良さを出しているのだが、もうちょっと工夫があって良い。

  明かりを思いっきり取り入れる設計は面白いかもしれない。もちろんお風呂とはスッポンポンで入る場所。他人から見られるわけにはイカンので、外から見られない配慮は絶対条件だ。例えば以前お仕事をさせて頂いた建物。琵琶湖のが見渡せる山に建てられた3階建てRCの住居。だ~れもそんな場所に家を作らないから、起った人間の胸の高さの壁を作り、その壁の上部はガラス張り。風呂につかりながらカーテンを開けると琵琶湖が全力で見える!こんなゆったりとした風呂。本当は日本人なら好きなはずだ。なぜって露天風呂がこれほど好きな国民もいないからだ。

  もちろんそんな山の高っい高っい場所に家を作れない方がほとんど。じゃあどうするか。目隠しを設ければ良いだけの話。例えば風呂の隣に外からは入れない庭を造る。そしてちゃんと目隠しならぬ風呂隠しを設ける。これにより、明かりを取り入れ、風も取り入れる。以前見た事がある家はなんと天井がガラスになっていた。真上からのぞき込まれるのを防ぐため、ガラスは特殊なのを使い外から見えなくなっていた。設計屋はいろいろ考えているのです。

  せっかく田舎に住んでいるのだから、面白い家を作りたい物だ。都会と違い、多くの土地をもっている。しかし如何せん田舎。結局は大工がすべて間取りを決めて、そしていつもの部材で建物をこしらえる。設計屋さんは単なる事務仕事となり責任だけをおわされる。そんな田舎ではいけないし、もったいない。田舎者の意識を変えねばならんのだ。そして僕は春っぽい風呂が好きなのだ(難しいかな。。)

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2012年1月30日月曜日

収納にも一工夫あってよい。

日本の風呂場は美しくならんのか。。
  嗚呼、往くのである。人々があこがれる街、東京へ往くのである。アメリカの小さな楽器屋の販売人から身を起こし、色々あったが現在は設計屋さんに落ち着いた私である。ホームインスペクションという仕事のため、東京は銀座あたりへ移住である。明後日の2月1日(水)には出発なのである。ジョイフルで引き留める数多(あまた)の女性に三行半(みくだりはん)をたたきつけ(嘘)、お世話になった方々へ挨拶回りは終わらせた(してない。。) 栄光への架け橋を上り詰めるため、今日は準備の一日だ。男子たるもの準備を怠ってはならんのである。と思ってたら工務店の方から電話があり、『東京行く前に新しいページを作って下さ~い』って言われたのである。『ままよ!』なんて言っていたら、送別会に誘われ、酒を飲み。。まだチケットも掃除もな~んにも出来ていない。。そのあたりが『日向ぼけ』なのであ~る。

見せる本棚の例
  って事で工務店さんの現場へ行ってきた。今日行ってきた現場は西都市。そして家はシンプルな家。シンプルな家だと、ホームページを担当しているものとしては、中々言葉が出てこない。よくよく見ているとこだわった所が見えてくる。そこを書けば良いのだが言葉に詰まってフレーズが出てこない。そんな時、現場に施主さんがいらったので聞いてみた『どんなところが気に入ってますか?』 そしたら僕らが考えていた所と違うところを指摘され、我に返った。『一般の方々が感動する場所と僕らのでは全然違う!』 僕が設計を勉強しだしてからもう何年だろう。。普通の心を忘れていたのだ。。初心を忘れてはいけないと思う一日だった。

  施主さまに収納の良さを言われていた。その家の収納は多かった。では収納ってなんだって事を考えた。通常家を設計するときに最後に入れるのが収納。実は設計屋はあまり収納の事を考えながら家を作っているわけではない。なぜか?あった方がいいねって思ってる程度の設計屋が多いからです。まあ失礼な話ではあるのだが、他の部屋は目に見える部屋。収納のスペースは目に見えない。なのでもちろん内壁にも簡易なものが多い。

  一概に収納と言っても色々なものがある。例えばウォーキングクローゼット。僕は子供の部屋でもウォーキングクローゼットは入れるべきだと考えている。なぜか?もちろん冬服と夏服を簡単に取り出せるし、部屋の中にタンスを置かなくてすむ。そして寝室と寝室の間に配置する事により、防音効果も期待できる。

カーテンだけでも違います。。
  食器部屋もいわゆる一つの収納のあり方だ。僕は昨日かいたブログに載っているようにキッチンを大事にしたいと考える設計屋なので、できるかぎり食器専門の部屋を設けたい。いつも食器部屋と書いているが、もちろん漬け物などもその部屋に入れておいても良い。できるだけシンプルに部屋を使いたいからだ。棚を全否定するつもりはないが、棚の中に何が入っているか全く分らないようなら、別の室を作り、使いやすくしておきたい。もちろん窓もつけて明るくが絶対条件だったりする。暗い食器室はたんなる倉庫と化して、本当に漬け物小屋になってしまうからだ。なのでおしゃれにしたい。

  タンスを買って家のあちこちに配置しまくる家庭が多いが、僕好みでは無い。地震とか来たら怖いし、片付けの苦手な僕は綺麗にたたんで仕舞えないからだ。。

  さあ準備しよう。。ただ酒が入っているから眠いのは、きっと気のせいだろう。。

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2012年1月29日日曜日

自転車で街作りをする!

ルイガノ!

  一昨年のこの時期、宮崎県は西都市の、街作りスタッフに応募した事がある。その時に原稿用紙3枚程度の小論文を書かされた。問題は『どんな西都市を目指すべきか』 みたいな内容だったような気がする。僕は西都市は宮崎市からも近く、そして尾鈴サンロードという道があるのだから、自転車で町おこしをしたらどうか?と僕は書いた。それも確か5枚程度(本当は7枚だったが割愛した。。) 西都市は古墳で有名だ。そして尾鈴サンロードという道は宮崎の北部まで、ず~と(ほぼ。。)信号がない。なので自転車乗りやバイク乗りにとっては隠れた人気コースとなっている。なので僕は自転車を活用すべし!と提案した。だが落ちた。。まあ地元の方々を優先しますという規約が先にあったから、最初からあきらめていたのだが。。そしたらだ!な~んと僕の代わりに受かった方々が始めた事業が『自転車を活かした街作り』みたいな事をやっているじゃ~ないか!これって僕の小論文じゃないのか?

ビアンキ!

  そんな事を思っていた去年に僕は自転車を買った。買ったお店は西都市の『サイクリングランド奥口』さん。自転車屋というものは、敷居が高いと僕は入る気がしない。以前こんな事があった。僕がまだ初心者の頃の話。店員のおじさんに説明を求めたのだが、そんな素人が話しかけてくるなよみたいな空気をかもし出していた。。また他の店でも『皆さんはどのくらい走られるんでしょうか?』と尋ねたら、『うf~ん、大分ぐらいかな』 っえ、大分って車でも行った事がない。。そんなプロ中のプロが集う店に入ったら僕なんて小僧扱い。これはイカンという事で、ネットで調べて奥口さんの店に入った。そしたら親切丁寧。本当によくしてもらっている。

ジオスブルー!

  そんな奥口さんの勧めで、昨年、自転車での街作りについて講演しているTBSプロデゥーサーの疋田さまの講演会に行った。そこで自転車を中心に街を考え見直してみる事ができ、良い時間となった。それもこれも(きっとね♡)僕の小論文のおかげである!講演会の後にあった飲み会で、西都市の部長や市長さんに『あれは俺のアイディアじゃないのか?』とやさし~く聞いてみたが、『えっ、そんなのあったか?』なんて、はぐらかされてしまった。周りの知り合いに言っても、だ~れも信じてもらえないのがつらい。。しかしあまりにも力作だったので、僕のパソコンにはその時の小論文がちゃ~んと残っているのだ。

疋田さん、がんばってね!

  そんな疋田さんの講演会がまた、宮崎市でおこなわれる!それも宮崎県知事もご参加される!そして僕のアイディアをぱくったであろう西都市長も来られるのだ!それもかのMRTテレビ様主催されて。。一言いってくれてもよかろうに。。

  この疋田さんは素晴らしい方。僕は非常に尊敬している。またこの人の講演は本当に素晴らしい。街作りとは何かという事も勉強になる。飲み会の時しゃべる機会があり、街の景観の事もしゃべった。まったく同じ考えをもった方がいらっしゃる。それだけでもとても嬉しい。なのでちゃんと宣伝しておきます。下記のサイトをクリックしてみよう!まあ僕はいけないのだが。。

http://mrt.jp/event/contents/jitepara/

  でもやっぱり『僕の小論文の。。』 まあ別に西都市が良くなればそれで良いのです。しかし、僕はず~と言ってやるつもりです。だってがんばって考えたんですもの。。


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平安の優雅さと悲しさ。。と女優さん。

小野小町も逃げ出す美しさ!
  平清盛を見た。この時代の建物や風俗を垣間見れる事は、僕にとって興味深い。この当時の寝殿造りと呼ぶ建物、実は現在には存在しない。らしい建物は残っているが、あくまで遺構の一部。見れるとしたら、テレビドラマなどじゃなかったら無理だったりする。簡単に説明するとすれば、寝殿造りは中心となる寝殿を南向きに構え、東西に対屋(たいのや)という部屋を設ける。そしてその建物同士を渡殿(わたりどの)でつなぐ。また庭に池をこしらえていたりして超ブルジュアである。ちなみに平安時代の次の鎌倉時代。武士の時代が始まったわけだが、武家屋敷というものがある。この武家屋敷は寝殿造りを簡素化したものという説がある。ってWikiに書いてありました。。

  この平安時代、実は超寒冷期。めちゃくちゃ寒かった。現在でも京都と言えば盆地で、夏は暑く冬は底冷えがする。もちろん当時はヒートテックもチャンチャンコも無い時代。十二単(じゅうにひとえ)でも着ていなければもたない。金持ちは広い家に住む。庶民がちょっと薪を焚けば、その小さな部屋を暖められるのとは訳が違うのだ。また平安時代の絵巻物をよく見てみると気づく事がある。多くの女性が正座では無い。実は当時の部屋は障子(しょうじ)などで仕切られていない。障子とは鎌倉時代から始まった建具。なので屏風(びょうぶ)で仕切ったりしていた。部屋の広さが狭くなれば人間は行儀良くするものらしいのです。

日本の朱色は美しい。
  またこのドラマでは、町並みが汚い。人々もちゃんと汚い。そりゃそうだ。お湯のある風呂は江戸時代から始まったからだ。じゃあ平安貴族はどうしたか?ちゃんと沐浴していた。ただし5ヶ月に1度。。平安貴族の女性はずっと髪を切らなかった。って事で髪の長さは7メートルもあった。そりゃお香も炊きます。。この当時の庶民の家はもちろん、掘っ立て小屋。現代のような基礎ではなく、地面に直に柱をたてる。石を下に引いている建物は良い方だ。本当にスゴイ時代だ。。

  平安時代という優美な世界。貴族と庶民では生活レベルの差が凄まじい。日本の歴史の教科書は貴族や時代を動かしたリーダーが主役として描かれるが、庶民の生活などがもう少し書かれると僕などは面白い。

  最後に、景観とも建物とも、ま~たく関係ないのだが。。宮崎県美人協会の上席調査員として気になった事がある。凛とした声で出演されていた女優さんがとてもかっこ良かったので勝手に宣伝しておく。女房役で出ていた方。久しぶりに良い女優さんを見た。今後の活躍を期待したい。ので、これまた勝手に写真を貼っ付けておきます(本人見てたらごめんなさい。。)ネットで調べたら小倉百代さんという方だそうだ。声が素晴らしかった。

  建物も女性も品が無いとイカンのだ(う~ん、まとめに無理がある。。)

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2012年1月28日土曜日

Entertained Kitchen 人を惹きつける台所。

勉強もできる
  設計をしていると、よく言われる事がある。『対面型キッチンにして下さい』 世の中の女性の多くが、対面型キッチンが良いと思っている。これはお客が来た時などに後ろから見られたくないとか、テレビを見ながら作業がしたいとか、料理を作るときの疎外感が嫌だなど、色々理由があるそうだ。だが僕はあまりお勧めはしない。小さい部屋に多くの家具や食器や調味料がならぶ日本家屋に対面型キッチンを入れると、結局ボードの上に醤油などが常備されるようになり、どこかラーメン屋さんみたいになる場合が多い。まあどうしてもと言われれば作るんですが。。

  それでは何をいつも薦めるのか?と言われれば、アイランド型キッチンを薦めている。これはキッチン自体を別の部屋に作るという事。なぜか?その方が自由がきくし、女の城みたいな扱いもしようと思えばできるからだ。食べるところは別の部屋とする。そして料理をしている時には真ん中の机を子供達の勉強する場所にすればいいのじゃ無いか?明かりを多く採り、風も通り抜ける。そんなキッチンの方がおいしい料理もできそうなもの。キッチンの隣には食料庫や食器専用室や本棚を配置し、もちろんネット環境も整備する必要がある。ネットでレシピを拾ってもよいし、読書だってできる。僕にとってこれぞ理想のキッチン。気持ちがよいキッチンなら旦那かて料理しますよ。

風を通してすっきりと
  工務店やハウスメーカーが家を考える場合、最初に配置を考えるのは大概はリビング。そのとなりについでにキッチンだ。以前にもいったが、通常一般住宅を考える場合、一日で配置を考えてしまう。設計で一番楽しくそして重要なのは配置なのだが、そんなところに時間をかけるのはお金のムダだからだ。儲けを出すには人件費を削る必要があるのだ。キッチンを中心に家の配置を考える。この方が現代にあっては良かったりするのではないかと最近考えてきている。

  実は僕はリビングが中心の時代は過ぎたのでは無いかと思ってきている。人々がテレビを見なくなったからだ。昔はネットも無かったし、テレビと言えば家で一番のエンターテイメントだった。しかし現在は違ったりする。僕もテレビはほとんど見ない。普通にお笑いを見る事は、苦痛だったりする。なのでリビングに家族を引き留める力というものが、昔より無いような気がするのだ。ではリビングは何のためにあるのか?僕にはまだ分らない。勉強不足だと思うが、浮かばない。。なのでキッチンやダイニングで家族をつなぐ。こんな考えで家を作っきた。

  家を考えるときはキッチンを中心に考えてみると、違った表情が浮かんできますよ。旦那には書斎があって、嫁にはないってのもおかしな話だからだ。

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2012年1月27日金曜日

女性のおしゃれと、街の表情。

舞鶴城入口です。
  工務店さまのホームページを作った時に使用したソフトがBind5というソフト。このソフトを工務店様に引き渡すため、ソフトをコピーする必要があった。実はこのソフトは2台まで使えるからだ。しかしコピーの仕方がよ~わからん僕は、いつものように東児湯職業訓練校の先生に泣きついた。そしたらあっさりできあがり。。簡単なのね。。って事で受付嬢に捕まり、訓練校のブログ(ホームページはあきらめブログに変更しました。。)を作ってきた。この学校は職業訓練校として非常に優秀な学校として注目されているのだが、いかんせん一般人にはあまり有名ではない。なので今日作ったブログで、少しでも多くの生徒が集まってくれると、作った僕も、ちと嬉しい。今日はExcelのテストが近いらしく生徒にも捕まり、気がついたら一日が終わってた。東京へ移動の準備が全く終わっていないのに、良いやつだからしょうが無い。

こんなのもあるのね、高鍋町。。
  それにしても東児湯職業訓練校の校舎はぼろい。。古いではなく、ボロボロなのだ。ここまでがんばっている学校なのにかわいそうな気さえする。駐車場も狭いし、数が明らかに足りてない。『他に移る事考えて見たら~』と美人受付嬢に聞いてみたら、『場所が無いんです』と美しく切り替えされた。その時は『ふ~ん』と、ぼんやり答えた。

  街には表情がある。大きな国道や中心となる街道は品が無いといけないと思う。司馬遼太郎の本の中に、こんなフレーズがよく出てくる『街というものを仮定するとすれば、若いお嬢さんがおしゃれをして出かけたくなる場所』 そのとうりだと思う。例えば田舎の国道。宮崎で言えば国道10号線。カーディーラーであったりパチンコ屋がその道路両側を占めている。おかげで国道沿いは、ちゃっちなナイロン製の幟(のぼり)だらけになっており、けしておしゃれをして出かけたくなるような場所ではない。世の中商売と言うのはよく分るが、けして美しいものではない。

  職業訓練校などは特別に表に建てる必要はない。街の外れでちょうど良いと思う。街の目立つところが訓練校。これでは、若いお嬢さん達が、おしゃれをしてくれないのだ。宮崎県美人協会の主任研究員である僕から言わせてもらう。『そうなったらイカン、絶対に!』  大まじめにそう思うのです。

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2012年1月26日木曜日

玄関の作りについて考える

風水か~。。
  僕はよく『建築知識』という本を読む。この建築知識は建築設計を生業(なりわい)としている人々にとっては、大変役に立つ本で多くの建築家が読んでいる。っていうか読まなイカンのだ。

  その中に玄関について書いてあった。以前設計をし、ボツになったプランがあるのだが、玄関にこだわった。そのプランでは玄関を積極的に活用はせず、単なる入口ぐらいにとらえ、その玄関から入ると土間が横幅2間の長さ(3,640㎜)となっている。その北側には靴箱の部屋があり、建物の裏手に抜けれる。また西側には子供部屋が有り、東側は家族のスペースとした。またお客さんと会話するために、ウッドデッキに専用のスペースを設けた。結局は風水という理由でボツとなったが自分としても良い勉強になった。

  以前京都で手がけた極小住宅。これは隣地が迫っており、音の問題があるため玄関をその隣地との境に持って行き、玄関を挟んで反対側には裏庭を作った。これはポーチという考えで、隣との間に緩衝地帯を設ける事により建物のフォルムが落ち着くのだ。玄関は基本ガラス張りであり、こうする事で非常に明るい玄関を持つ事が出来、施主さんには評判が良い。

  本の中には書いてあったのだが、セミリビングという考えを玄関に持ってくるのも良いかも知れない。そこにテーブルを置く。テーブルと言っても結構なテーブル。簡単なお茶会ぐらいできる大きさを設定する。そこに集わせる事により明るい家庭を演出できるかもしれない。

  つらつら考えて見ると、庶民にとって玄関というものはたかだか100年ちょいの歴史しか無い。門構えの玄関などは武士の特権。なので四民平等となった明治時代には玄関をこしらえた家々がブームとなった。特に商人の家などは速攻玄関をこしらえたそうだ。よ~く考えて見るとごっつい玄関は必要無いと言えば必要無い。

  実は設計する時、玄関の場所って結構後回し。とりあえずつけているって程度の家が多い。玄関一つこだわって作るとなかなか面白いものだ。

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2012年1月25日水曜日

借景とは、向こうからも見られるという事

作ったのは西軍の方か?
  僕はお城が好きで、よくその手の本に目がとまる。マニアと言うほどでは無いのだが、お城の配置とか気になってしまう。日本のお城の配置は世界的にみてもユニークでおもしろい。

  多くの人が勘違いしている事がある。お城と言うと城郭、とくに天守の事と思っている人がいるが違う。お城は堀の内側すべてがお城であり、本丸に相当する天守はあくまでお城の一部。どちらかというと天守はシンボルに値する。それでは天守は何のためにあるのか。それはそのお城の城主の力を示すため、そして戦の時遠くを見渡すためにある。戦の時に本丸まで敵が攻め寄せた場合、腹を切るか逃げるしか後が無いのだ。そもそも天守はキリスト教の伝来に由来すると言う説がある。建てられ出したのは信長の時代。それ以前、例えば武田家のお城は現在の人々が考えるようなお城ではなく、どちらかというと御殿に近い。天守一つとっても深い世界なのです。

二条城を見下す。。
  以前にも書いたが二条城と言うお城がある。京都の中京にあるお城だ。これは日本の歴史の転換点に登場するお城でもある。徳川家康が征夷大将軍の宣下を受けたのがこの二条城、また徳川慶喜が征夷大将軍を返上したのもこの二条城だ。この城は実は敵に取られても取り返せるように、防御施設としての機能は低い。家康曰く『京都のど真ん中のお城を敵に盗られて、取り返すのに時間がかかったら、それこそ大変だがや~』との事。う~んさすが家康だ。このお城の配置は雁行(がんこう)型と言われる。鳥が列をなして飛ぶような配置の事。扇の形にも似ている。扇の要の部分が食堂になっていて中々使いやすい。春のゴールデンウィークなどに行くと花が満開ですばらしい。

  ただ景観問題が一つある。二条城となりに全日空ホテルがある。このホテルは明らかに二条城を見下すような配置と高さになっているのだ。ホテルの窓から二条城がだだ見えになっている。なので二条城から美しい庭園をみようとすると、そこにあるANAの文字がきらりと光るのだ。本当にこれで良いのだろうか?二条城とは日本の歴史を彩った由緒あるお城でもあり、公(おおやけ)の建物。菊のご紋がキラリと光っている建物なのに、その景色を自分だけ独り占め。良いわけがない。京都市もあと少しがんばって条例を作って頂きたい。もちろん老朽化した暁には、撤去も考えて頂きたい。どう考えても土掘りの高さを超えてはイカン気がする。といってもその土堀は結構な高さなので4階か5階ぐらいまではO.Kですが。。だけど今の高さではね。。

  日本には借景という考え方があるが、それはあくまで風流のため。歴史ある公共の建築物を見下すのは恥ずかしい事です。

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2012年1月24日火曜日

京の都の歩き方

お世話になりましたHelloさん
  寒い寒い、今日は本当に寒い。昔の暦で『大寒』というのは昨日の事だったが、今日は寒い。しかし僕の部屋の横にある梅の花はつぼみが膨らみ、もうすぐ開花だ。実に微笑ましいじゃないか。

  以前京都の観光企画課に勤務していた。僕のここでのお仕事は、観光客の誘致のための電話対応やポスター作成。詳しい事は書けないが、まあがんばっていた。この時期に一番電話が多いのが梅の花の開花時期について。京都には京都御所というとてつもなく有名な観光スポットがある。周囲4キロもある御所の中は、もちろんの事、日本の美が凝縮されており、僕のような日本が大好きな人間にはたまらない場所となっている。ここの梅の花は非常に美しいので興味のある方は行かれたら良いと思う。

  京都の観光に携わった者として言わせてもらえば、京都の観光のコツと言うのものがある。

竹藪じゃない!!
  よく聞かれるのが『京都でさくらを見るにはいつがよいか?』 これは中々難しい。もちろんポイントによっては満開の所もあって美しいが、京都は広い。南の方(宇治)などから咲いて行くのだが、北の方(例えば哲学の道など)のほうが咲くときは南の方は散っている。さくらだけで京都を見るのは間違いなような気がしてならない。それじゃいつが一番良い観光シーズンか?僕はゴールデンウィークと答えている。もちろん観光客がワンサカいて騒々しいが、新緑を見るには絶好のシーズン。大原などに行けば桜(ソメイヨシノではない!)も残っている。

渡月橋です
  嵐山を見るにも一番良い時期はゴールデンウィークだ。嵐山にはかの有名な渡月橋がある。木製に見える橋だ(ほんとはコンクリート。。)また嵐山には竹林がある。この竹林は日本有数の美しい竹林だと思う。この竹林を見るにも一つコツがある。早朝に出かける事だ。実はこの竹林、車(主にタクシー)が結構走る。名付けて京都名物『暴走タクシー』 観光客を乗せてもの凄いスピードで駆け抜ける。京都は日本有数の運転の荒い人々が住む街。なのでもの凄いスピードでクラクションを鳴らしながら停車し、自分の客の写真を撮る。なので昼間に徒歩などで出かけて写真を撮ろうものなら、タクシーが写真に入り風情が壊れてしまう。これを防ぐため早朝に速歩で行く。そしたらだ~れもいません。観光企画課でポスターの写真(JRの駅とかにあるあれです)を撮る時は、もちろん早朝に行きました。

  実は遠くから来られた方々は見落とす事がある。京都に来て寺社仏閣も良いのだが、京都と言えば日本の伝統が凝縮された街。実はショッピングが本当に面白い街なのだ。例えば『Hello』というCafe。これは京都市役所の裏近くにある小さい喫茶店なのだが、その作りが美しい。京都の町屋を改修した建物でそのセンスが光っている。僕は仕事をここでよくやったものだ(デキル人に見えるからです。。)本当に美しいので是非いってほしい場所だ。その他にも京都の烏丸三条通りを東の方向へ抜ける道がまたすばらしい。京都の小物の美しさ多分世界一だと思う。ぜひ行かれるのをお勧めする。

  最後に、知り合いのF君が京都に観光に来たので、嵐山の竹林に連れて行った時の思い出。日本一の竹林をみて『あ~竹藪(たけやぶ)や~』と言っていた。。京都には、日本の美しさが分る人と行きましょう。


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野球場は必要なのだろうか?

  ダルビッシュがアメリカに行くそうだ。さぞかし日本ハムファンの方々は寂しい思いをされているのかと思う。僕は野球が嫌いだ。そもそも宮崎には民放が2チャンネルしか無かった。もちろんBSの無い時代の事だ。なので巨人戦などがあるときは見たいテレビもつけれず、だまってご飯を食べねばならなかった。親父は巨人が負けると機嫌が悪く当たり散らす。そもそも親父は野球馬鹿なので、週末となると自分のチームの練習などに僕を連れて行き、球拾いなどをさせる。何が楽しくて球拾いを貴重な休日に当てねばならん!なんて思っていた。なので野球は嫌な思い出しか無い。しかし僕の親戚には、あの阪神タイガース私設応援団初代会長なんている。なのでWBCなど日本代表戦ともなると、仕事をあらゆる手を尽くしサボり、社員全員で見てた。僕の中の右翼のおじさんが騒ぎ出す『仕事なんかやってられるか!!』 基本はお祭り男なのだ。

  しかしだ、野球のスターが次々にアメリカに行くのはちょっとどうかとも思う。もちろんアメリカで大きいアメリカ人選手をばっさばっさと倒してる日本人を見るとすかっとするし嬉しい。でもそれでは日本の野球界が大リーグの下請けになってしまうのでは無いだろうかと思う。

  以前テレビを見ていると、コメンテーターの方が言われていた事なのだが、サッカーも以前はイギリスが本場でみんなイギリスに行っていたらしい。しかしフランスがFIFAを作りサッカー界を改革したそうだ。なるほどフランス人も単なるスケベでは無かったのだ。それを見て日本がFIFAのような組織を作るべきだと思う。アメリカ人という方々は僕の実体験でいうとすれば、世界を知らない田舎者。本当に世界の事を知らないし、知る必要が無いと考えている。世界に一番良い物はアメリカにあり、その他の国々は遅れていると思っている。ある一部分は正しいのだが、物事を知らないアメリカ人にガツンとした組織を作って提示してほしい物だ。

  まあ今の日本球界の組織では、難しいのはよ~わかっとるが。。

  僕がアメリカにいた頃、よく野球場の隣を車で駆け抜けていた。アメリカの球場は日本のそれと比べて遙かに美しい。例えば街の公園にある球場。日本の球場には必ずある観客席がない。つまりホームランとはランニングホームランを指す。アメリカにも高校野球みたいなのがあるのだが、試合をスタンド付きの球場とかで無く、普通の大学の運動場とかでやっていた。運動場と行っても大人の野球試合が4ゲーム同時にできる広さだ。日本とけたが違うのだ。

  って事で思う。別にすべての街で野球場っていらなくね?

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2012年1月23日月曜日

仮設住宅の結露について

  以前、損害保険の仕事で東京や仙台に行っていた事は話した。損害保険鑑定の仕事は地震や台風、水害などの大きな災害時に住宅などに損害が出たとき保険会社から派遣され鑑定してくるお仕事だ。僕が行った中で酷かったのは宮城県女川町。町中がスゴイ臭いであった。錆びや何かが腐った臭い、それに潮の香りが混ざって異様な空間と化していた。もちろん津波被害があった場所は電話など通じず、実際に行って見て生存者を探すのだが、僕が行った家の方は全員無事だった。

  テレビで実際に自分で行った場所などが出ると『大分片付いたな~』と思う。僕がいた昨年5月などはまだ道路がでこぼこで、その脇には家の瓦礫が散乱し、自衛隊の方々が犠牲者を探してらっしゃた時期だからだ。テレビで仮設住宅などの様子が出る度に知っている顔が出てきそうで見入ってしまう。

  避難先の仮設住宅で結露の問題が出ているそうだ。日本の冬は結露はつきもの。簡単に説明すると空気中に含まれる水分が冷たい物に触れたら、液体化し壁などに水滴を作る現象だ。夏の日にガラスコップに水を入れると、水滴がコップに付く。これは結露の一種だ。この水滴によって壁がカビたり、劣化を早めたりする。ではどうやって防ぐか。基本はやはり断熱材。壁の中に遮熱効果の高い物を入れ、外気の温度を部屋の中に入れない工夫が必要となる。ベストは外張り断熱になったりするわけだが、問題は被災地の仮設住宅だ。行った事がないのではっきりは言えないのだが、仮設住宅はたぶん狭いし、そしていずれ壊すのだから場合によっては断熱はされたいなかったりする。そして室内で水分が発生しやすい場合、結露を防ぐのは難しい。この水分が発生しやすいもの、例えば石油ストーブの上に置いたヤカンや、加湿器(さすがに現地にはおいてないだろうが。。)こういった物がある小さな住宅は結露を防ぎにくいものだ。他に結露を防ぐ方法として、窓をたまには開ける。常に換気扇を回しておく。見た目を気にしないなら新聞を壁に貼り付けておく。窓など熱の移動が多い場所は、水分が新聞紙につき結露からの被害を軽減できる。これしか方法が無い。

  被災された方々はがんばってほしい。僕が行った被災者の方々は今どうなさっているのだろうか。。

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婦警さんはアイドル顔 ♡

  昨日の事だ。交通違反で捕まってしまった。母親と宮崎市にある山形屋(デパートです)に行くとき、駐車場を探してうろちょろしていた。そしたらお巡りさんがちょっと良いですかって、申し訳なさそうな顔で車を止めた。僕はてっきり『お巡りさんも道に迷いよったな。。』なんて思っていたら、どっこい『一方通行ですよ~』って事で7,000円と言われてしもうた。。えっ!!気づかんかった。。宮崎市内に土地勘がまったくない僕は、母親と夢中で口論しながら、山形屋の駐車場を探していたのだ。。悔しいがしょうが無い。僕が悪いのだ。

  なぜ気づかなかったのか考えてみた。目立たないのである。例の標識がだ。一方通行の標識はが赤とか青がある。赤は警戒色と一般に言われ、目立つ必要なところに取り付けられる。だが青の標識は目立たない。つらつら考えて見るとアメリカにいた頃、サンフランシスコの街中を爆走していた僕は、一度も捕まった事はない(他ではがっつり逮捕されましたが。。)アメリカの一方通行にあたるone wayという標識は白地の矢印に黒のバックカラーだ。決して目立つ色彩で無い。しかしちゃんと目立つ。やはり日本の看板と色彩の多さのせいで、日本の標識は目立たないのだ。周りにあまりにも色がありすぎて、道路標識が目立ちにくいのは間違いないと思う。僕は犠牲者だ~!まあ僕が悪いのだが。。

  嗚呼、往くのである。。捕まえた婦人警官さんが美人だったから、7,000円を払いに行くではない。決してえくぼが素敵だったからではないのだ。善良なる一市民としてバシっと言うてくる。『しゅみませんでした。。』 悔しいがやむおえんのである。。

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2012年1月22日日曜日

古都の風情が漂わない京都

はんなりした京都駅
  大河ドラマの『平清盛』をみていた。その中に、羅生門と思われる壊れている門が見えた。言わずと知れた羅生門。これは現在の京都駅にあった。その門の中が洛中。外が洛外。京都市に勤めていた時、『〇○さん(芸能人だったりする)が入洛する』なんて言っていた。未だに『入洛』と言うというのに驚いたものだ。さすが京都と思ったりした。

  でんは現在の羅生門である京都駅。あんまりでは無いだろうか。。でかすぎるのである。。別に大きな大きな駅が京都に必要だとは思わない。それにこの駅のおかげで道路が南北で寸断され、京都市民にも評判が悪い。京都に初めて住みだした2002年。僕は京都駅南に降り立った。さあこれから京都ライフだ!なんて思っていたのだが、あまりの汚さと京都駅の大きさに、これからの未来に黒い雲がおりた気がしたものだ。また京都駅の北側の看板の多さは、いかがなものだろうか。観光客が一番最初に見る物が宣伝用の看板になっているのである。その看板の後ろには赤と白の京都タワー。僕のがまだ幼い頃。テレビでウルトラマンが流れていた。ウルトラマンが怪獣と戦うのだが、多くの場合赤と白のしましま模様の塔やコンビナートの周りで戦っていた。なのであの塔を見るとウルトラマンを思い出す。けして京都らしくはないと思うのだ。

風情漂う京都タワー
  だが京都駅や京都タワーが好きな人々もいる。京都駅は有名な建築家が作った(名前は忘れました。。)僕には、どのようなつもりで作られたのかは理解できないし、するつもりも無い。好きな方々から言えば、あの大きな箱を考え抜いた想像力はすばらしいそうだ。でも京都じゃ無くてもいいのではないか。。またタワーは灯火(ともしび)をテーマにしているらしく、そのコンセプトが好きらしい。なのであのカタチが素敵だそうだ。。『デザインってそういう物でしょ』、なんて言われた事がある。特にデザインに詳しい、世に言う『できるデザイナー』にこの意見は多かったりする。灯火であのデザイン。。『えっ、しゃれじゃね?』なんて僕のような適当な人間は思ってしまう。以前に京都の共産党の方が議会で『観光被害』なんて事を言われていた。つまり京都は観光地だからといって、古都を強調する必要はなく、京都市民のために便利な物を作れという意味だと思う。しかしだ、京都は京都であるから京都なんだと思う(ややこい。。)

  以前京都市観光企画課に勤務していたとき、京都の通りに多くのハングルがあった。これは日韓ワールドカップで、韓国から多くの人々が来る事を想定し、京都市の思いやりでできあがったのだが、『そろそろ辞めません?』って僕は上司にとうとうと言った事がある。あった方が良いという意見も合ったのだが、若手を中心として賛同してくれて、『無しって方向で。。』って事になった。京都は日本の古都。ハングルが氾濫していたら、その文字自体が自己主張し風情が一気に日本で無くなる気がしたのだ。僕のような思いやりの無い日本人も、少しは世の中のためになったのだ(と思う。。)共産党の方に怒られるかもしれんが。。立上がる気がさらさら無い世界の労働者の一人である僕には、そう思えてなりません。

  京都はもう少し観光を考えた方が良い気がする。タワーや駅だけではない。嵐山に美空ひばりの記念館やジャーニーズショップなどいらない気がするのだ。本当にこれで良いのだろうか?

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