2012年4月14日土曜日

滅び行く田園風景を立て直したい。

  水田は日本の原風景と言われる。天皇家が毎年行う新嘗祭では、今上陛下が毎年新米を収穫して自ら食してらっしゃる。昔からこの日までは新米を食べないっていう風習だって一部ではあるが残っていると聞いている。何となくだが素敵な週間ではないか。また、昭和天皇が最後に言われたお言葉は『米は大丈夫か?』だったそうだ。アメリカから米の自由化が強力に押しつけられていた時期の事だ。この言葉を聞いたアメリカ政府高官は実際にその要求を取り下げている。昭和天皇最後のお言葉、お米に関するってのも昭和天皇さまらしくて微笑ましい。日本人とお米の関係は切っても切れない事はだれもが納得する事だろう。。やはり日本の原風景は田園にありと言える。

  僕は宮崎の片田舎にそだった。僕は高校から15㎞近く離れていたので、原付バイク通学が認められていた。通学途中を人道はずれれば、それは素晴らしい田園風景が広がっており、夏の終わりにそこを原付バイクで走ったりすると、『今日は、学校行かんでもえっか。。』って気分になったものだ。収穫が終わり秋になればトンボが大量に飛んでいて、そのなかを原付バイクで走るのも良かった。まれにフルフェイスのヘルメットを開けていたりしたら、トンボが顔に衝突して目の前でバタバタされてパニクったりした事だってあるが今では良い思い出だ。

  しかし田舎の現実は甘くない。里山は瀕死の状態だ。高齢化が進み田んぼを維持できなくなってきているのだ。実は僕の家も兼業農家だった。しかしさすがに維持するのはコスト的にも体力的にも難しくなり、ついに一昨年から米は作らないって事になって現在では休田となっている。ご先祖様には申し訳ないのだが、維持するよりも買った方が安くつく。それに昔のように仕事の合間に田んぼで野良仕事ってのも難しい。休みの日はみんな休みたいのだ。他の家々も同じ問題を抱えている。あと15年したら日本の田園風景は壊滅的な風景が広がっている事だろう。理由は複合的だ。

  理由はたくさんあるのだと思う。一つは後継者がいない。現在20代から30代後半んで結婚している割合は45パーセントぐらいだと言われている。2人に1人は結婚していない。田舎は結婚が早いと言われる。確かに僕の友人だって結婚する人は大体20歳ぐらいで結婚し、さっさと離婚している。結婚できていない人は大体収入が少ないか不安定な人間が多い。月収が10万いかない40代が普通にいるのが宮崎だ。それでは後継者を作るのは難しいだろう。また田舎は自給できるから給料が安くても別に良いんじゃないっていう考えが都会ではあるようだ。たしかに兼業すれば暮らせなくはないだろう。しかし都会の人々と同じ労働をして、その後家に帰り肉体労働である農業を強制するような給料っていかがかと思う。そりゃ昼間に疲れ、休日は農業では、人生が楽しくないと思う。

  しかし、これではイカンのだ。どうにかせなイカンと田舎に育った僕は思う。また日本の田園を愛してやまない僕は何とか田園を復活したい。いずれはインスペクションの会社を建てようと考えている僕は、会社の労働時間を少なくしようと思っている。可能であれば午前中だけ、でなくても3時までに会社から帰れるように設定したい。そうすれば農業やりたい人間は農業ができるし、少子化問題だってクリアーできる気がするからだ。実際アメリカにいた頃はそんな働き方をしていた。3時に仕事が終われば後は自分の時間って素晴らしいとは思わないだろうか。

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