2014年2月12日水曜日

女流鏑馬(やぶさめ)が美しい!!

  僕は宮崎の片田舎に住んでいるのだが、東日本大震災の折、損害保険の鑑定人として東北は仙台に行ってからというもの、東北に興味を持ち始めているようだ。なんとなく『東北』というキーワードがネット上や新聞などで目に入ってきたら見入ってしまう。僕は理由もなくネットサーフィンをよくやるんだが、先日もぺぺっとネットを巡回していたら青森に行きついた。青森の魅力はたくさんある。一度は行ってみたい『ねぶた祭り』、遭難だけはしたくない『恐山』、なぜか盆踊り?で盛り上がる『キリストの墓』、日本のプレスリー『吉 幾三』さまも青森産である。そんな行った事がないのに大好きな青森ではあるが、妙な祭りを発見してしまった。女だらけの流鏑馬があるらしい。

  この祭りは『桜流鏑馬(さくらやぶさめ)』と言うらしい。『いんみょ~(陰陽と言ってはるらしい。。)』と言いながら矢を放つ小笠原流などの流鏑馬は神社などで行われている。これは主に神社に奉納するための流鏑馬で、的を射るのが一番の目的と言うよりは儀式的な意味合いがある。一般的に、この神社などの流鏑馬は封建的・封鎖的であり、一般人が流鏑馬を愛好できる環境とは言えない。一方、『桜流鏑馬』は儀式的な流鏑馬とは違いスポーツ流鏑馬であり、純粋に的を射ることとスポーツ振興が目的で始められたようである。調べてみると服装や装備にはこれと言った取り決めはないようだが、原則的に馬は和馬か和馬と洋馬の混合種であると決められているそうだ。また、誕生して10年ほどであるわけで、ルールも年々変更されているとある。

  だが動画にもあるが、女性の方々が美しく矢を放ってらっしゃる。実に美しい。スポーツなので純粋に優勝を狙うのなら競馬選手が来ているようなパッチぱちのレオタードに、マッシュルームみたいなヘルメットの方が機能的なのかもしれないが、皆さん和装に烏帽子姿だ。実に見ていてテンションあがる。それに的に矢が刺さると係りの女性が『当たったよ~』と桃色の和傘を広げてはる。実に素晴らしい。また小柄な和馬が疾走する姿がこれほど美しいとも思わなかった!!桜の時期に疾走するってのも良い。開催日は4月の27日・28日で、場所は十和田市なんだそうだ。いつか行こうっと!!

  和種の馬はほとんど利用価値がなくなっており、頭数もほとんど僅かとなってきているが、こんな競技を活かして頭数を増やしていってほしいと願ている。

  偉いぞ十和田市!!

  かっこいいぞ十和田市!!

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via.gienn waters

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