2012年2月10日金曜日

情報も技術も集まる東京。負けるな工務店編

  僕はハウスメーカーには懐疑的な目というか、敵対的な人間だが、さすがだと思う事もある。やはり人間が多いという事はスピードに差が出る。それに向こうはちゃんと大学を出てきたエリートが多いため、考える事が違ったりする。その他にも本社が東京にあるため情報が集まりやすい。

  例えば明日まで川崎でおこなわれている『川崎国際環境技術展2012』 こんな素晴らしい技術展などは地方では皆無。情報がない、企画展がない。な~にもない。。これでは地方はますます東京に技術を独占され、地方のお金が東京に持って行かれる。これではイカンと思う。環境問題は東京だけにというものではなく、地方も同じ。僕の勘違いでは申し訳ないのだが、川崎市だけで行うのは人を川崎に呼び込むためだろうか?本当に環境のために考えるのなら九州と言わず、出来れば各県に回って欲しい。やっぱり人が入らないのだろうかとも思う。が、この点アメリカアはよ~できている。ちゃんと各州をぐるぐる回る企画がある。環境だけではなく、芸術やパソコン機器、銃からおもちゃなど。おもちゃの企画がカリフォルニアに来たときなどは必マイケルジャクソンが来ていた。もちろん僕は『マイコ~、マイコ~』 と叫んでた。こういった情報が東京だけでなく地方でもやれるシステムにしてほしい。今度県知事と会う機会があれば、積極的に呼び込む、もちろん黒字で。そうすればハウスメーカーだけでなく地方も活性化すると言うものだ。

  その他にもハウスメーカーがスゴイと思う点がある。僕が昨年の地震で仙台に行っていた時、確かタマハウスだったと思うがすべての損傷した家を改修するとテレビで言っていた。そんな事は地元の工務店には無理な話。まあそれだけ利益を出していると言えばそれまでなのだが。

  また最近ではプラグインハイブリッドなる車が出てきた。工務店もこのプラグインのシステムを勉強する必要が出てくるだろう。今の現状では完全に大手ハウスメーカーが独占状態となっている。田舎の工務店は『えっ、何それ』 ぐらいのレベルのような気がしてそら恐ろしい。。駐車場の形が変わってくる事が予想されるので、僕ら設計屋もプラグインハイブリッドの仕様を勉強しないといけないと思う。

  技術が変われば建物も変わるもの。地方も技術を勉強しないといけない時代が来ている。


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