2012年9月21日金曜日

灰皿への趣向。

   僕は煙草を吸う。ふと煙草を吸いながら、煙草って生活の中の『遊び』だよなと思った。不思議な物で人間生活の中にある『遊び』にはデザインが他の物と比べれば入っている気がする。それは多分、余計な物だからこそ、デザインを入れて売りたいという、売り手の意思が働くのかもしれない。煙草を吸うためには最低3つのモノが必要だ。もちろん煙草。そしてライターに灰皿。よくよく考えればライターと灰皿にこだわりをもつ人が多い。

   灰皿は機能が単純なうえ『遊び』だからか、高価な素材を使った優れたデザインのものがある。例えば言わずとしれたバウハウスの灰皿。本物は銀製であったらしいんだが、現在は復刻版があり、ステンレスでできている。これが中々よい。デザインとしては半円で、足が付いている。そして煙草を置く衝立のようなものも付いていて美しい。勝手な思い込みだが、綺麗な女性でないと使えない一品だ。デザインがよいので煙草の灰皿としてだけではなく、玄関のオブジェなどにも使える一品だと思うのだが、どうだろう。

   僕が以前使っていたスタンドタイプの灰皿も面白いと思う。僕は仕事がらず~と机とパソコンの前に陣取り、図面を書きながら煙草を吸っていた。そしたらどうしても煙草の灰が机の上に散乱して困っていた。そんな時に見つけて衝動買いしたのがスタンディングタイプの灰皿だ。机の上に灰皿がないという事は、ふとした瞬間などに起きる風などで灰が飛ないという事。そして、なぜだか分からないが、机の上に灰皿がないのは妙に落ち着く。だが欠点もある。倒れてしまう事だ。ドッタバタしている時など、うりゃ~!っと蹴ってしまうのだ。もちろん床は灰だらけ。。急いでいる時などは超ブルーになってしまう。まだある。買った商品が安モンだったせいか、斜めに立ってしまう事だ。どことなく安定感がない品だが、僕の中では機能性はよい一品だった。

   煙草は趣向品だ。煙草を吸わない人には分からないだろうが、吸う人は灰皿などにこだわりがある。と言いながら僕は、100円のパッチもんなんだが。。

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