2012年9月27日木曜日

旅をしないと見えないモノもある。

   ふと本屋に立ち寄った。昨日、宮崎県高鍋町で行った耐震診断の写真を、上手くひとつにまとめられんもんかと、仕事場で試行錯誤していたんだが、結局よ~わからんかったからだ。本屋さんに行けば何かある!と思うのは僕が昭和の生まれだからだろうか。でも田舎の本屋さん、結局何~も参考となるものはなく、仕方なくいつもの文庫コーナーでじ~と本を見てしまった。そしたら妙な本が目に入ってきた。『ユーラシア大陸列車横断(たぶんそんな名前。。)』って本だ。僕は昔から旅行は嫌いなのだが、ドライブや自転車などである目的地に行くのが大好きだ。多分『旅行』は嫌いだが、『旅』は好きなんだろうと勝手ながら思っている。なのでユーラシア大陸横断などは僕はしてみたいクチだ。まあ、とりあえず最初は日本一周からせないかんだろう。。まあ暇はないんだが。。

   早いもんで東京の練馬から宮崎に帰ってきたのが明日でちょうど3ヶ月となる。忙しい身なので、その実感は無い。本当に僕は東京に住んでいたんだろうかとさえ思ってしまう。その東京から帰る時、ふと『自転車で帰ろうかな。。』と思ってしまった僕がいた。東京練馬を出て、甲府市へ出る。それから岐阜まで行き、京都の知り合いの家に勝手に居候。そして姫路で城見学して萩までぶっ飛ばし、それから大分へ。うんでもって、ちんたら宮崎の実家にたどり着く計算だった。予定では約10日。まあ行けん事もない気がする。実際に自転車で東京から京都までの動画がYoutubeにアップされている。それを東京練馬でにんまりしながら見ていた。まあ実際には台風が来てたので、途中で電車でGO!となっていただろうが。。

   若い者には旅をさせた方が良い。この場合、旅とは遠くの大学に行かせたり、地元を離れて仕事をしたりといった場合が多い。だが、僕は違うと思う。タレントの柳生博さんと言う方がいる。この方は戦国時代に活躍した新影流の継承者の柳生宗厳さんのご子孫だ。このお方、中学生の頃に八ヶ岳を一人で旅をされているそうだ。この一人旅は、柳生家の『男子は12歳になったら一人旅をさせる』という家訓に基づいたものらしい。う~ん、無刀取りをしてたご家系だけある。人間、旅から何を学ぶかはわからない。僕だって、琵琶湖を歩いて回らなかったら(実際は回りきらなかったが。。)、景観について今のようには、考えなかったと思う。

    結局迷いはしたが、その本は買わなかった。買っても読む暇はないだろうし、呼んでいてもすぐ寝てしまうだろうからだ。だが、早くインスペクションをしながら西日本を旅したいもんだ。。


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