2012年9月14日金曜日

ガンダムとF-22ラプター

   僕は仕事終わりに喫茶店に行き、仕事をする事が多い。まだまだ宮崎の夕暮れは熱く、そして蒸す。僕は昔ながらの断熱材など入っていない素敵な昭和の部屋にて生活をしている。そこでお仕事の続きなどは到底無理なんだ。喫茶店に行けばまだクーラーも付いているし、集中もできる。なので行くのだが、僕が通う宮崎県西都市はダイアナという喫茶店には漫画が多い。ありとあらゆる棚に漫画が置いてある。ふと気を抜くため『行け、稲中卓球部』を読んでしまった。そしたら、懐かしくそして面白い。しかし、メトロセクシーなおっさんがずっと漫画ばかり読むのは気恥ずかしい。んで、そそくさと家に帰った。

   しかしだ、一度読み出したら止まらない。家に帰りそして、インターネットで無料で読めないかと思ったら、あっさりあった。凄い時代だ。しかし、稲中のようなギャグマンガはネットには向かないらしい。一つのページをめくるためワン・クリックするのだが、どうも本のようには笑えないし、満足できない。漫画には漫画の流儀のような物があるらしい。

   僕がアメリカにいた頃、日本の漫画がアメリカにも浸透し始めた。もちろんそれまでは日本の漫画はあったが、いわゆる変態紳士な殿方用。言わばそっち系のが多かった。しかし、僕が日本に帰国する寸前ことだ。ふとよった新聞屋(ありとあらゆる新聞と、煙草にコーヒーがあります )に、機動戦士ガンダムの連載が売ってあった。値段は確か3ドルぐらいだったと思う。それはあのアメリカ漫画用のピラピラとした紙(バットマンが有名 ) にアムロレイが "Even my dad never hit me ! (親父にも打たれた事ないのに!)" と言っていた。これは嬉しい。ちょうど第一話という事もあり、会社用と知り合いの子供用に購入。大変喜ばれた。よって会社で定期購読となってしまった。。どんな会社なんだ。。

   それはまだ日本の次期主力戦闘機がF-35となる以前の事。日本政府はF-22ラプターを欲しがっていた。そんなある日、東京はお台場にガンダムの等身大のモニュメントが期間限定で登場した。とうにその会社のガンダム定期購読の事は忘れていたのだが、元上司からメールが来た。『別に日本政府はラプター必要ねぇんじゃね?あんなのを作れるんだから』 妙に納得してしまった。。

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