2012年9月13日木曜日

演歌という不思議。

めちゃめちゃなとこが、好きだ。
   前々から思っている事がある。僕は音楽が好きなので、この『絶対景観ブログ』という名前のブログなのに、音楽を垂れ流している。僕は音楽に国境はないとはま~たく思わないが、どこの国の音楽家でも才能がある人が作った音楽は好きだ。なので洋楽も邦楽も、フランスのや民族音楽、はたまたクラシックなど、センスが良いと思う曲は何でも聞く。しかし、いまだによく分からんジャンルがある。演歌だ。

   演歌ほどよく分からないジャンルもない。小節を入れて歌えば演歌なのか、男心・女心を入れれば演歌なのかよく分からない。美空ひばりの曲は僕は好きなんだが、『りんご追分』などが演歌かと言えば違う気がする。最近は演歌歌手と名乗る人々がいるが、今の60前後の演歌歌手さんらが若い頃は、演歌だと自ら思って歌っていた訳ではなさそうで、『周りが勝手にそう言っているだけですよ』と以前に八代亜紀さんがテレビで言ってらっしゃった。まあそりゃそうだろう。

ショパンはんは素敵です。
   手厳しい事を言えば、演歌のカテゴリーにいらっしゃる人々はクリエイティブではない。どこかの先生が作った曲を歌ってらっしゃるだけだ。もちろん中には自分で曲を作って歌っている演歌歌手さんだっている。吉幾三さんや北島三郎さんなどは自分で作詞作曲してらっしゃる。なので尊敬しているし、むしろ大好きだ。でもその他大勢の人々は違う。同じ先生につき、同じような曲を歌ってらっしゃる。いぜんある大物歌手が、最近ヒット曲がなくってねぇ~なんて言っていた。曲を作れないのに、音楽の世界で飯を食べれるだけ贅沢な事だと僕は思う。

   よく『若い頃はヒット曲にめぐまれず。。』なんて紹介を受けるシーンをテレビで見る事がある。しかし、音楽が好きな僕からみると、自分で作ってないからしょうが無い。僕は歌が上手い人よりも、良い曲を作れる人の方が凄いと思う。ピアノの大会で有名なショパン・コンクールで優勝したピアニストよりも、その曲を作曲したショパンの方がピアノは下手だろう。だが、ショパンの方が偉い。まあそんなもんだ。

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