2012年9月1日土曜日

新撰組は月に泣く~♪

   日本という国は音楽であふれている。こんなに街中を歩いていて音楽が流れてくる国もそんなに無い。僕が住む宮崎では夕方5時ぐらいになれば、とても寂しい曲が流れる町が多い。僕はそんなに暗い曲を夕暮れに流したら、鬱病の人が自殺するんじゃないかとさえ思う。疲れている時に聞くと、ど~も涙を流しそうになる。年だからだろうか。。できる事なら辞めて欲しいと僕は思う。税金のムダだと思うし、僕の精神上も良くない。やるなら寺の鐘ぐらいがちょうど良い。あれなら柿ぐらいは食いたくなる。音楽という物は好き嫌いは人それぞれだろうが、強制的に聞かせられる街中の曲はど~も好きになれない。

   以前こんな事があった。京都でのことだ。それは花見のシーズン。仲間とお花見でもしようかと円山公園とう花見のスポットに行った時の事だ。もちろん花は美しく、多くの人々が花を愛でている。本当に日本人で良かったと思える瞬間だ。しかし、そこに一人の外国人がギターをもって曲を弾いていた。曲は何故かイマジンばかり。。どう考えたって花見にはアワン!って事で僕の知り合いの大工のおっさんがが声を荒げた。『ゴーホーム・ヤンキー!!』そしたらその外国人が、『僕はスイス人です!』と返してた。まあ外国人を見るとすぐアメリカ人だと思ったおっさんもどうかと思うが。。それにしてもスイス。日本とはろくに戦争もしていないのに日本が戦争に負けると賠償金をぶんどって行った国だけある。ろくなやっちゃない。。

   また、まだ京都に住んでいた頃、僕は京都の観光企画課に勤めていた。仕事の関係で新撰組の屯所として使われていた場所に行った時の事だ。もちろん場所の雰囲気は良い。新撰組の呼吸さえ聞こえてきそうで歴史好きの僕にはとても素晴らしいところだった。んだが。。誰かが、尊敬する沢穂希選手似の近藤勇像に100円を入れたらしく、三橋三智也氏の『ああ新撰組』が流れてきた。『新撰組は~月に~泣~く♪』僕の中では雰囲気が一気に壊れた。決して僕は悪い曲だとは思わない。勇ましくて良いじゃないかとさえ思う。だが、ここで聞くほどの曲ではない。良い迷惑だった。もちろん悪意はないだろうし、むしろよかれと思っているのだろうが、現実に超ふり戻された気がした僕は、さっさと屯所を後にした。

   そろそろ街中の音楽についても景観同様、日本は見直した方がよい。日本人の精神状態に何らか影響を与えているは確かだ。それも良い方向にではなさそうだ。

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