2016年1月16日土曜日

スモールハウスと敷地の話

毎日書くと宣言しておきながら、思いっきり2日さぼってしまった。。厳密には、さぼったわけではなく、1日は忙しく。。2日目は書いたは書いたが、実につまらん話なので消してしまったわけだ。。ってことで、気合を入れて再び書き始めようと思う。読みたい人がいるのかは、わからないが、下のにほんブログ村のバナーを押して頂けたら、書く気が出てくるのでよろしくお願いしたい。

 最近、よくスモールハウスの設計依頼が来る。来るのはこのブログからであったり、知り合いをかいしてであったり様々だ。別にスモールハウスの専門家のつもりは僕にはない。なので、その家主さんが気に入れば、基本的には作るというスタンスではある。もちろん、僕は設計屋さんなので、設計料金がしっかり出ればという前提ではある。また、すでに福岡には仲間がいるので、九州を優先に作っていこうとは思っている。さすがに『いいの作ってくだされば。。設計料は払います』では、地元の工務店さんにご相談くださいとなる。でないとこっちが飢えるからだ。なので多くの場合は電話やスカイプ等で話したり、まれにだが直接お会いして、お互い気に入れば、という流れで作っていくこととなる。だが、タイミングが合わないときもある。正直、スモールハウスよりも、普通の一軒家の方が、はるかに食えるし、保険関連のお仕事もしているからだ。なので、忙しい時はごめんなさいにしている。そんな時は、簡単なアドバイスはしている。その一つが敷地だ。

 別にスモールハウスだけではなく、住宅を作る場合、敷地選びはとても重要なのだが、スモールハウスの場合、特に気を付けて敷地は選ぶことが必要なのではと僕は思っている。仮に都市の住宅街に一軒家としてスモールハウスを作りたいと考えている場合、基本的にはやめた方がよい。何故かと言えば、都市の中の住宅はたいていは2階もしくは3階建てであり、その中にポツンとスモールハウスを建てると、周囲の住宅との対比からいかにも小さく、しょぼく見えがちだからだ。もちろんデザインでカバーすることは可能だとは思うが。。

 また、スモールハウスを家の離れに作ろうとする場合は、その母屋や周囲の住宅のデザインや寸法を気にしながら作った方がよいと思う。でないといかにも大きな犬小屋に見えてしまう。ある程度、母屋との連動性を考えながらデザインした方がよい。そうすれば、ご近所さんにも奇抜には見えないはずだ。そしてその方が住む人も、母屋との緩やかな一体性が出て良いのではと思っている。

 最後に、できるだけスモールハウスは郊外が良い。できることなら、完全な田舎で高台だ。まあ、これはどの住宅でも言えることではあるんだが。。木々に囲まれた家って素敵ではないだろうか?また50坪以下の敷地が良いとは思うが、なかなかないのも現実だ。そんな時は、森をつくりなされ~という事にしている。なぜならスモールハウスはやたらと目立つ。なので、木々で目隠しってのもよい方法だと思うからだ。その木が果実をつけたら、それはそれで楽しいし。また、家庭菜園もやろうと思えば可能なはずだ。僕が考えるスモールハウスは、いずれ結婚等したら出てゆく家である。さすがに子供など出来たら狭いからだ。その時は売るなり、貸すなりしなくてはならない。その時に評価の高い家を作るべきだと僕は考える。

 実はもっと設計的に大切なことはあるのだが、そこは。。

 ひ・み・つ


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