2012年3月25日日曜日

基礎の内側で這いつくばる日曜日

  今日は仕事で小田原に行ってきた。人生初の小田原。やけにテンションが上がりそうな物だが、いきなり電車を間違えて、テンション上げる余裕も無く。ひたすら小田急でいらいらしていた。間違えた後駅員さんに『小田原行くなら小田急に乗ったらどうですか?』、なんて言われて初めて気づいた。小田原に行くから小田急なんだね。。

  ホームインスペクションのお仕事という物は屋根裏にも登るし、床下だって潜る。屋根裏では釘でけがしないように、また落下しないように気をつけ、床下では戻れなくなる事の無いように気をつけながらやる。今日の物件もそうだったが、以外と建物の表面的には問題ないのだが床下に潜ると気づく事が多い。

  例えば基礎。外部から見たら綺麗な基礎も床下に潜るとまずい物だってある。なぜなら外部の基礎はモルタルなどで化粧されている事があるからだ。外部で美しくても、内部から見たらヒビが入っている場合がある。要は施工する技術が未熟な業者さんが結構おおいと言う事だ。単純な仕事をさぼったためにその家の寿命や耐力に影響する。中古の物件を見る場合は、そんな所にも眼を向ける必要がある。

  まあ一般の人には難しいかもしれない。だからこそ僕らの仕事がある訳だが、僕らの仕事があるって事はあまり社会としては幸福な事ではない。


ブログランキング・にほんブログ村へ
良かったら、ご協力下さい。

0 件のコメント:

コメントを投稿

フォロワー

 
;