2012年8月6日月曜日

パントリーと和室。

   仕事で悩んでいる。今設計している建物が、どうもしっくりこない。最初に話がきたのは先月の初め。そこからコンセプトが次々変わるため、どうもうまく対応できていない。予算も昨日初めて聞いた。その予算が想定していた物よりもかなり安いので、ど~もプランを最初から練り直しをせないかん。昼間の仕事中に図面などを書いたらさすがに予算オーバーとなるので、自分の部屋で夜なべしながら考えている。もちろん無料だ。しかし、いくら予算が少ないからとはいえ、手抜きはしたくない。施主さんに喜んでもらえたら、それで良い。

   今回のプランの中に、パントリーなるものがある。これはおいしいパンを焼く場所ではない。これは食料品貯蔵室とか食器室とか訳される。ようはここで漬け物をつけておいたり、普段は使わない調味料などを置いて置く場所だ。このパントリーがキッチンの横にあると、結構便利だし生活が面白くなると思う。それにキッチンは女の城と言われる。男に書斎があって女性にないのも僕からみたらちょっと変だ。なので出来るだけキッチンは使いやすいのは当たり前だが、遊べてこもれるような物を作りたい。

   また今回は和室の要求がでた。しかしスペースが少ない。なので和室を簡略化しようかと考えている。和室の定義とは床の間があり、また飾り棚がある部屋だろうか。しかし、どう考えてもその床の間や飾り棚などのスペースを確保するのが今回は難しい。よって全て畳にして、奧の床の上に良い感じの石でも置き、そこを床の間の一部としようと思っている。まあ、苦肉の策ではあるが、京都で茶道をちょっとだけかじったことがる僕は、少しだけだけだが、イケル!と思っている。

   しかし、問題はそのスペースが確保できるかだ。大体30坪前後の家にそのような素敵な仕掛けを作れるか分からないが、施主さんのためがんばろうと思う。さあ、今から死のう。。

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