2012年8月8日水曜日

万里の長城ハウス!

長城の東の端だそうです。
   仕事でブログが遅くなった。申し訳ない。ど~も仕事の事ばかり考えているので、こりゃイカンと思いネットでニュースを見た。6日の朝のことだが、お隣中国の河北省にある万里の長城が崩壊したそうだ。その崩壊した場所というのが80年代に補修工事をかけた場所なんだそうだ。さすがチャイナクオリティーだある。理由は雨の日が続き、内部の土に水が浸透し、土が膨張。そしてその土が軟らかくなりレンガを押し破って崩壊したと書いてある。まあ適切な施工をしていなかったのは間違いない。水抜きは本当に作ったのだろうか。。とか、施工業者は何て答えているのか、そんなことが頭をよぎる。

   万里の長城は言わずと知れた中国の代表建築物。北方の蛮族(中国から見てね♡)から国土を守るため、秦の始皇帝が作った。しかし、秦の始皇帝の時代のそれはそれ程大きくない。その後、歴代の王朝が始皇帝の建てた長城を増築する形で現在の大きさまでなったらしい。教科書にはそんなふうに記載されてたと思える。しかし、そんなに大きな効果は上げていない。中国の歴代王朝を見てみれば分かるように、漢民族の王朝はそれ程多くなく、遊牧騎馬民族の王朝の方が多い。つまり、万里の長城をさっさか超えて中国をかすめ取っている。

長城を作っているのでなく、パクってます。
   では何故、漢民族やその他歴代王朝は万里の長城を作ったのか?それはここまでが中華ですよと宣言するためのような気がする。現在もそうなのだが、漢民族は世界の中心は中華に有り!と言った考えを持っていらっしゃる方々が多い。現代がそうなら昔はもっと強く思っていたと思える。なぜなら昔の中国には孔子あり、孟子もいれば孫子だっている。ヨーロッパで言えば、ギリシアとローマを足したようなもの。そりゃ日本人の事を倭人(人のようなものと言う意味)とも呼ぶし、他国だって国名に動物や魚遍ががつけて呼ぶわけだ。

   今回の崩落で一つ思い出した。中国には万里の長城泥棒がいるという話を聞いた事がある。要は万里の長城をパクって自分の家をつくるそうだ。『万里の長城ハウス』世界には凄いことを考える人がいるもんだ。。何となくだが、今回の崩落で出たレンガ。。既になくなっていそうで怖い。。

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