2012年7月14日土曜日

蚊取り豚 ひとみちゃん

   宮崎はもうすぐ梅雨明けなんだそうだ。今日の宮崎は湿度が高く、ジメジメした一日となった。そんなジメジメしたなか屋外で作業などをしていると、どうしても蚊がよってくる。この蚊という生き物がいるせいで、僕は仕事がどうもおっくうになってくる。ああ何とかならんもんか。。そんな時、僕はいつも蚊取り線香を使っている。もちろん世の中にはノーマットと呼ばれる煙の出ないものがあるのは知っている。しかし僕は、蚊取り線香の独特の臭いがないと妙に落ち着かない。『日本の夏、金鳥の夏』とはよく言ったもんだ。

   僕がアメリカにいた頃、どうしても日本の夏を味わいたく蚊取り線香を送ってもらった。といっても、僕が住んでいた街には蚊なんていない。純粋にあの臭いをかぎたかったわけだ。アメリカは日本ほど蚊がいないせいか、蚊取り線香のような線香タイプのものはない。あるとしてもスプレータイプ。もちろんそれでも蚊は殺せるだろうが、キャンプやピクニックが大好きなアメリカ人、スプレーぐらいじゃ追っつかない。なので知り合いのアウトドア派の教授に分けてあげた。そしたら、『凄い発明だ!』と驚いていた。『スプレーと違い、蚊はちゃんと殺せるし、においも良い。それに渦巻き状のデザインがよく出来ている!日本人すげ~』と言ってらっしゃった。それ程のもんかね。。と思ったりしたが。。ちなみにその人はノーベル賞を受賞されている凄い教授なんだそうだ。日本の金鳥はノーベル賞もびびらせよった、ある意味すげ~。。

   蚊取り線香が好評ですぐ無くなったので、母親にせがんでまたまた大量の線香を発注した。そしたら今度は豚の形をした陶器が郵送されてきた。蚊取り線香を入れておく量販店に売っているあれだ。これに蚊取り線香を入れ、プールサイドで読書していたら、ガキが興味津々。そして水着の姉さま方も話しかけてくる。う~ん、使えるのぅ~、ひとみちゃん!(勝手につけたメス豚の名前です) そして、み~んな、『So cool!』と言っていた。確かによくよく考えたら、これはよ~できたデザインだ。別に豚の形にせんでもよかろうものだが、豚にしたおかげでカワイイじゃないか!日本には昔からあるものなんでそんなに気にしてはいなかったが、外国人にはCool!なんだそうです。

   しかしもちろん蚊取り線香には、長所もあれば短所だってある。僕の部屋は隙間だらけの昭和のお家。おかげで蚊だけでなく小さな虫も入ってくる。これが蚊取り線香で殺せるのは良いのだが、ライトの下で大量死する。おかげでこまめな掃除が大変なんだ。。


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