2013年8月29日木曜日

そうめん流しでひんやり

   現在、僕が住む街の温度は35℃でまだまだ暑い宮崎である。夏本番から少しは抜け出した言うが、まだまだ暑いので嫌になる。既に毎年恒例となったマウスを使う右手の汗疹(あせも)が、かゆくてかゆくてウナコーワーが欠かせない体となっている。 『暑いの~暑いの~』 と昼時に飯を食べに別棟の食堂へ向かた。いつものように昼時の HNK を付けると、そうめん流しの映像が流れていた。ええの~涼しそうやの~楽しそうやの~

   確か福井だったと思うが、その流しそうめんをやっていたのは、とある山間部の小さな小さな地区。もちろん平均年齢はお高そうである。なので少しでも地区を賑やかにしたいという事で、地元の中年会 (家々の長男で作る会のようである) の方々がこの流しそうめんを企画したようである。車があまり通らないという家と家の間の小さな道を生かしての流しそうめんには、沢山の子供らが集まっていた。だがその子供らはその地域に住んではいないようで、お盆のこの時期に行われる流しそうめんが楽しみで、都会から帰省してくるそうである。だが流しそうめんで帰りたくなるもんかね。。と思ったりしたが、この流しそうめんの長さを見て納得した。なぜならこの流しそうめんの長さはどど~んと90m超えなのである。何故そんなに長いかといえば、どうもその地域の最高齢のおばあさんの年齢と同じ長さであるという。そりゃテンション上がるし、都会からも帰省する。。この流しそうめんを始めてから帰ってくる子供らの数が増えたそうだ。やるじゃにか中年会 !

   僕が幼い頃は、流しそうめんをよく食べた。地域の祭りみたいなのがあり、みんなで滝を見に言ってそこで流しそうめんを食べる。そしてついでに宝探しもする。楽しかったかというと、全く僕は楽しくなかったが、まあそれなりに涼しい日を送る事が出来た。だが最近は全くない。第一、子供が僕の町でも少なくなったからである。大人だけで流しそうめんをするほどご近所と仲良くもないし、みんな自分の仕事でひぃひぃである。なんとも味気ない田舎となってしまったもんだ。だからと言って、今からそのようなイベントを作ったからといって、そんなイベントに僕が参加するかと言えば、絶対に参加しないが。。

   ふと思った。海外で流しそうめんは存在するんかな?以前テレビで台湾のある小さな島で行われていたそうめん流しは見た事がある。だがそれはプラチックの容器に水を入れて流すそうめんであった。そうめん流しと言うより、クルンクルンそうめんである。どうもちゃっちい。。台湾は1945年まで日本領土であったわけで、そうめん流しぐらいは残っているだろう。同じ日本領土であった韓国にはあるんだろうか。。違う理由でないような気がする。。そうめん流しに重要なのは水だ。大陸の水は大抵は濁っている。なので日本のような清流を生かしたそうめん流しは出来ないのかも知れない。ふと知り合いの中国人に聞いた。 『大陸で流しそうめんってする?』 すると 『あんなんやったら奪い合いになるじゃん。。』 と言っていた。やはり日本でないとしちゃいけない。。

   僕はそうめんを食べる時、必ず鶏の胸肉をそうめんのダシで煮る。そしてその汁を冷やしてそうめんを食べるようにしている。それが僕の中では一番だからだ。福井のそうめん流しを見て、久しぶりに流しそうめんをやってみたいなと思った。

   まあ、しないだろうが。。
   
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2 件のコメント:

  1. とても魅力的な記事でした。
    また遊びに来ます!!

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  2. 職務経歴書の見本さん
    コメントありがとうございます。

    拝見させて頂きました。
    凄いホームページですね。
    友人が仕事探し中なので
    進めておきます。

    また来て下さい。

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