2013年1月31日木曜日

田舎ならではのペットたち

   最近、我が家の野鳥らが大きい。ソフトボールよりも確実に大きい野鳥らが、庭先に20羽ぐらいいて、びびってしまう。なぜこんなに大きくなったのかは知らないが、野鳥らが僕の部屋の軒先で泣くので毎朝早くに目が覚めてしまう。トリモチでも置いて飼い慣らそうかなんて一瞬考えたが、今では違法なんだそうだ。鳥獣保護のためらしい。調べてみると、罠を仕掛けるのにも免許が必要で、概ね3年で8000円ほどもかかるらしい。。知らんかった。。僕の両親らは幼い頃、そのような野鳥がごちそうだったらしく、まれに窓ガラスに頭を打ち付け死んでしまった鳥などを、おいしいおいしいと食べる。さすがに田舎に育った僕でも、それはできない。

   まだ幼い頃、僕はよくトリモチを使ってメジロ採りに山に入ったもんだ。メジロとは緑色の鳥で、目の周りが白いためメジロと呼ばれる。その声はとても甲高くそして美しい。鳥かごに入れておけば美しい声で鳴いたもんだ。餌は大根の葉をすりつぶし、それに水を混ぜ、そしてきなこを混ぜた液体だ。まれにミカンなどを上げておくと上機嫌で鳴いていた。だが、ずっと鳥かごの中に入れておくのは可愛そうなので、優しい僕は1年ぐらいすると逃がしていた。いずれ恩返しに来ると思うのだが、まだ来てはいない。

   最近、妙なことなんだが、我が宮崎の田舎町の方々が妙なペットを飼いだしている。朝夕散歩している近所のおばちゃんは、子猿を買っている。購入したのではなく拾ったんだそうだ。山道を歩いていたら、いたのでカラスなどに狙われると可愛そうなので買っているのだそうだ。その腰には小さなおしめを着け、そしてクビには縄がちゃんと付いている。そして毎度のこと僕を威嚇する。まあ、僕が毎度のことキ-と先制威嚇するからなんだが。。

   また僕が知っているだけでも我が町には山羊さんを5軒のお家が買っている。以前、我が町は口蹄疫という家畜伝染病が発生し、多くの偶蹄類が殺処分された。もちろん山羊も偶蹄類に入るので処分の対象となり、涙の別れが見られたのだが、口蹄疫以降、山羊さんを飼う家庭が増えた。なぜだかは分らない。以前、仕事帰りに車を運転していると、前方を走っている軽トラックに山羊さんが繋がれいる。そして窓からご主人さんがティッシュペーパーを出すと、その山羊さんはむしゃむしゃとおいしそうに食べていた。う~ん、シュレッター代わりにはなりそうだ。。それに乳もでるし。。ちょっとだけ飼いたいと思ったが、口蹄疫がでたらすぐに殺されるので飼うのが恐い。。

   またとある定食屋さんは鹿を飼っている。食うためではなく、ちゃんとペットとしてだ。それは超山の中にある定食屋さん。その鹿がいなければ誰も寄りつかないような場所にある。おやじさんが狩猟でもした時に、拾ったんだろうか。。その辺はよく分らない。

   また僕の知り合いの牧場にはウリボーがたくさんいる。なぜか僕にはなつき、ウリボー ! ともの凄い勢いで近寄ってきてはすぐ逃げる。これがとても可愛い。なので将来が楽しみだ。もちろんシシ鍋としてだ。

   しかし思うんだが、これらの動物を飼うのは合法なんだろうか。。

   まあ、そのへんは聞かない方が賢明だろう。。

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2 件のコメント:

  1. この写真、なんと可愛い『うりぼう』ですこと!!

    まめしば犬みたいに小さいままなら、猪の赤ちゃん飼いたいかもしれません(*´ー`*)

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  2. 良いですよね、ウリボーって。
    いつも駆け寄ってくるんです。
    そしてダッシュで逃げるんです。。

    僕は山羊さんが飼いたくて飼いたくて。。
    まあ、飼うつもりです。
    口蹄疫が起きてもばれないぐらいの大きな家を作ったら。。

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