2012年6月20日水曜日

お控えなすって! How do you do~♪

  ふと自転車で走っていると今日は大風が吹いてきつかった。そりゃそうだ、昨日はよく考えたら台風。まだまだ台風の残りカスのような風がぶんぶん吹き、自転車で前に進むのが非常に困難だった。こりゃイカンとふと目に入った喫茶店に入ろうとしたら『Close』と書いてあった。おいおい平日なのに根性無いな~!と思ったが、よくみたら『Close』!?ずっとしまっとるんか?多分過去形であるedをつけ忘れているだろうが、おもいっきり間違えてらっしゃる。う~んこれで良いのか日本の英語は。。自慢じゃないが僕は英語がしゃべれる。アメリカに留学と仕事で7年近く居たからだ。しかし、日本に帰って来て何じゃそりゃ?って英語を見かけたり聞いたりする事があって困惑する。

  僕らの世代の英語の教科書の最初のページには『How do you do』と必ず入っていた。もちろんこれは『初めまして』の意味。しかし僕の経験で実際に『How do you do』と言っているアメリカ人なんて見たことがない。通常初めましては、『Nice to meet(ing) you』だ。『How do you do』はどちらかと言えば、上品すぎて使う場所がない。しかし一度だけ映画で使っているシーンを見た。タイトルは忘れたが日本のやくざ映画のワンシーン。日本語で『お控えなすって!』の字幕が『How do you do』だった。。おいおい、お控えなすっては『How do you do』じゃないだろうなんて思うのだが、まあ映画だから仕方が無い。映画には流れと言う物があろう。しかし、違いすぎないか。。

  僕が日本に帰って来て最初に何じゃそりゃ?と思ったのがコラボレートと言う単語。誰々と誰々のコラボレーションが実現!みたいに使われていたが、最初は何の事かさっぱり分からなかった。実は当時アメリカではコラボレーションと言う単語は使われる事はまれだったので、僕はへっ?と言った感じであった。よくよく観察してみると、日本で使う英語は流行があるようだ。その後コラボレーションはコラボに略され、最近ではあまり当時ほどは使われない気がする。また以前よく聞いた、コンプライアンスと言う言葉。最近では法令遵守と言う言葉に置き換わった。最初からそう言ってくれればこっちも戸惑わないのだが。。

  英語教育は僕は重要だと思う。最初のCloseなんて書かれていたら、年がら年中閉まっとるがな。。なんて思ってしまうし、ちとかっこ悪い。日本人は英語が下手だとよく自分らで卑下しているし、実際あまりしゃべれない。しかし、僕は別に英語なんて下手で十分だと思う。それに上手になる必要は実は別にない。あの単調なカタカナ英語って結構クールって見られたりするもんなんです。これが。。
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