2012年5月13日日曜日

インスペクションレポート

  やはりブログを1週間以上サボっていたら、脳みそからブログの事を消去していた。申し訳ない。さっきまでホームインスペクションのレポートを作成していた。ホームインスペクションのお仕事は事前電話での情報収集が1割。現場での詳細調査が6割。残りはレポートの作成が3割となる。しかし、いかんせん会社が作ったひな形の上でのお仕事。レポートを作る際、僕の発達障害の脳みそがどうも上手に処理しない。要はフォーマットを理解するのに人より時間が掛かってしまうのだ。これじゃイカンと、自分で調査手順やチェック項目を作る事にした。そうじゃないと僕の発達障害の脳みそが言う事を聞いてくれない。調査内容や手順を図面を元に2ページにぐらいに治める事はできんもんかと試行錯誤している。よい子は寝る時間なのだが。。

  昨日一昨日と竣工検査に行ってきた。竣工検査とは別名内覧会の事。お客様である依頼者さまの立場に立ってお話をさせて頂く。なので責任が非常に重い。施工業者さんから見たら僕らはどうしても敵に見えてしまう。そりゃそうだ。小さな指摘から、結構修繕するのにお金が掛かるお仕事まで指摘させて頂く。

  例えばよくあるのが建具サッシの調整。ドアの窓が新築の住宅なのにグラグラするなどの事だ。これはすぐに調整すれば直る物なのだが、なぜそこまで言われなくてならんのだって顔をされる。えっ、そこまで?見たいな事なのだが、依頼者にとっては大事な家。本当はお客様に渡す前に僕らのような人間を呼んだらお客様の評価も上がるのだが。。

  また大きな物もあった。僕らの仕事は床下に潜って状態を調査する。しかし一昨日行った場所の場合。キッチンに侵入口があった。そこから床しかに潜ってびっくり。それ以上進めないのだ。つまりキッチンから隣のリビングに侵入口に、トイレからの配管が通っており、それ以上進む事は難しくなっている。つまりメンテナンス時にメンテナンスができない構造になっていた。勿論指摘させて頂いたが、業者の方は明らかに怒ってらっしゃった。僕らが見なかったら後々苦労するのはそこに住む依頼者。『えっ、通れますよ!』って業者の兄さんは言ってらっしゃったが、『じゃあ通ってみて下さい』と言いそうになったが、おさえた。僕らはもめるのがお仕事ではない。

  そんな事を考えながら、インスペクションのレポートを書いた。とある大手インスペクション事務所様にお世話になっている身。ふてぶてしい事は出来ないし、言えない。しかし、自ら進めて行かねば良いインスペクターにはなれないと思っている。

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