2012年5月22日火曜日

基礎から見て家は選ぶべき。

建物の診断をしていると、基礎が綺麗にしあがっている家と、そうでない家がある。もちろん諸事情はあるのだろうが、やはり綺麗に作って引き渡して貰う方がよい。綺麗な基礎とは何か。例えばの外側が土汚れがついていないって事だったり、基礎にクラックが入っていないと言う事だったたり、そのクラックから錆び水の跡がないと言う事だ。

土よごれは基礎を作った後に養生をしていない事が原因の一つだ。通常するかと言えば、ほとんどの工務店ではしないのではないだろうかと思う。またその基礎立ち上がりの横が砂利を敷き詰めていない場合に起きやすい。砂利とは単なる見た目が気に入って入れる方々も多いが、基礎の汚れを防ぐためもあるのだ。その他にも防犯目的で砂利をいれている場所だって多い。昔のお侍の家には砂利が敷き詰められていたのは、それが理由だ。

基礎にはクラックはつきものと言える。例えば最近頻発している地震のせいと思われる基礎のクラックが先週インスペクションをかけた家にあった。そこから錆びの跡のような物が見つかり、施工業者さまに手直しを依頼した。まあぶ~ぶ~言われていたが、物件を渡す段階でヒビが入ってたらやっぱりイカンだろうと思うのだ。

基礎一つで建物の耐久性は変わって来る。基礎からじっくり見て建物を選ぶ事は知っていた方がよい。

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