2012年11月5日月曜日

行ってみたいな、平家の隠れ里

   とにもかくにも試験が終わった。集中する薬を飲んだせいで、途中でトイレに行きたくて行きたくて。。後で考えたらどうでも良い問題を2問ほど間違えていたが、とにかく終えた。合格する人数が決まっているため、何点で合格というもんが無いんでよくは分からんが、まあ今のベストを出せたと思うしかない。まあ受かって無くてもやるがね、インスペクション。インスペクション自体は国家資格ではないのだから問題はない。試験会場であった福岡からは高速バスで宮崎駅まで帰った。だが高速バスが到着予定時間をオーバーしていたので電車を1時間半も待つことになり、夜の宮崎駅をぶ~らぶら。そんな中、一つのポスターを見つけた。 『椎葉平家まつり2012』 う~ん。。行きたいじゃ~ないか。。

   宮崎県椎葉村は山深い。宮崎県北西部に位置し、南国宮崎県に所属しているが冬場は雪が積もり、交通規制がかかる場所でもある。宮崎に生まれ宮崎に育った僕でさえ行ったことはない。この椎葉村には平家の落ち武者伝説が残っている。壇ノ浦で破れた平家残党が逃げ込んだ地の一つと言われている。時の鎌倉の源頼朝その残党を討つように、かの有名な那須与一の弟である那須大八郎宗久に討伐令をだした。しかし椎葉に入ってみればかつての敵である平家の残党は農業をいそしみ戦意はなかったので、討伐を辞めた。そして椎葉に屋敷をかまえ、領民をいたわったというお話だ。なんでも平清盛の末娘である鶴富姫との間に子をなしたという話も残っている。これは椎葉村の伝承であって本当かどうかは確たる資料はない。だがそんな話があっても良さそうな場所ではある。

   まだある。柳田國男というかの有名な遠野物語を書いた民俗学者も椎葉を訪れている。僕はこの柳田國男さんの書物を読んだことがないのに勝手に尊敬している。どこか日本の原風景を描写しているようで以前から興味がある。これは良い機会なので読んでみたいと思ったりした。もちろん椎葉でだ。

   僕の家系は清和源氏の家系。いうところの佐々木源氏の家系と聞いている。家系図も残っているが、あまりにも古すぎてよく分からんが、そうらしい。僕の死んだ爺さんが小学校に上がる寸前に僕の地域は山火事があり、刀や鎧甲は家もろとも燃えてしまったのだが、この家系図だけは持って逃げたらしい。今でも我が家には似つかわしくない大層な箱に収まっている。椎葉に行けば源氏の間者と思われそうだが、こんな素敵な歴史を持つ椎葉に僕はとても興味がある。

   開催日は今月9・10・11日に開かれる。う~ん、9日は宮崎市内で地震と津波に関する講演会があるので難しい。。それに、どうやって行けば椎葉に着くのかは知らん。。泊まらんと帰れない気もするし。。まあパソコンさえあれば仕事は現地で出来るから良いとして。。う~ん、どないしよ。。

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4 件のコメント:

  1. 試験、お疲れ様でした!

    せっかくだから、椎葉でゆっくり出来るといいですね(^-^)

    行かれたら、また感想を聞かせて下さいね。

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  2. ゆっくり出来れば良いんですが。。
    忙しいんですよね。。
    風邪ひいているのに、今から打ち合わせのため喫茶店で待機中。。
    早く帰って寝たい。。

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  3. 私も風邪で寝込んでます^_^;
    仕事は休めないし辛いですよね…

    栄養をとらねばです…

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  4. ありゃりゃ。。
    そっちも風邪ですか。。
    僕も試験終わって気が抜けたんでしょうね。。
    でも、今から打ち合わせ。
    がんばらんとね。。
    ご自愛下さい。

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