2013年9月3日火曜日

キレイキレイな僕の部屋

   僕がやっている建築設計というお仕事は、やたらと資料を読む。そしてそれらの資料を沢山持っていなければ成り立たない商売でもある。だがおかげで僕の昭和の6畳の事務所。。というより寝室はやたらと散らかっている。こりゃさすがにイカンと反省。少しづつであるがお片付けをしている。だが圧倒的に本の量に対して、棚が足りていない。なのでどうしたもんかと思っている。だが設計資料で散らかっている部屋ではるのだが、僕のベットだけはいつもキレイキレイである。毎朝、起きたら必ずベットメイキングをする習慣があるからだ。もちろん育ちの良さもある。だが僕の微妙な軍隊経験のおかげでもある。

   僕がアメリカの軍関連企業に就職した初日。いきなり拉致された。『ここに迎えに来るから待っててね』と軽く言われたので、指定の場所で待っていると軍服を着た筋肉馬鹿っぽい兄さんらが来て、『この車に乗りなさい』と言われた。『誰ね。。あんたら。。』とは思ったが、まあ乗りかけた船。逃げるわけにはいかない。連れて行かれた場所は明らかに軍のベース。そこで2週間のトレーニングを受けるはめとなった。。後で分ったのだが新人研修らしい。。アメリカと言うより西洋の伝統か、仲間になるには試練を与えると言うものがある。僕に取ってはかなり迷惑な伝統的新人研修ではあった。。

   当たり前だが軍隊生活は規律正しい。軍隊は身につけるものは、すべて支給品である。そして個人の習慣などや動作にいたるまで全てコントロールされる。命令一下、どんなにしんどくても動く体にするには、娑婆っ気を抜く必要があるからだ。朝起きると、さっさか服を着替えそしてベットメイキングをしなくてならない。これも基地外の生活とこの空間は違うのだという事を体にたたき込むためである。

   おかげさまで、僕のベットは。。というよりベットだけ美しい。。ふと思った。別に片付けるぞ~!と気合いを入れて片付けなくても良いんじゃないか。。毎朝10分間だけ片付ければある程度は部屋も片付くんじゃないか。。考えて見れば日本の多くの企業でさえ毎朝お掃除からはじめるところが多い。やはりこれは少しずつ掃除しておけば、仕事場の美しさを保てるという事ではないだろうか。。

   どうやら、悟っちゃったようだ。。

   今まで気づかなかったのも不思議な話ではあるが。。

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