2013年4月28日日曜日

T-FAL は本当に凄い。。今更だが。。


   設計事務所は来客者が多い。業者さんが営業をかけてくるからだ。たとえば、新しい建材ができたのでサンプルを持ってくることもあれば、そのカタログ集を持ってこられることもある。またいろんな面白い提案をしに来られる事もある。これは僕が京都で経験したお話。悲しいかな宮崎の片田舎で設計などやっていると、必要な情報やカタログは建材屋さんまで取りに行かねばならない。もちろん建材屋にある場合もあるのだが、その多くは発注せねばならない。だがそんな田舎の設計屋にも希にだが来客がある。そんな時は一応何か飲み物でもだしたいもんだ。京都で設計事務所にいた頃はちゃんと給湯室があり、そこには光り輝く 『T-FAL』 さまの湯沸かし器があった。T-FAL さまの湯沸かし器は本当に凄い。例えば来客があった場合などは応接室にお客さんをとおし、社長などにその旨を伝える。そこでT-FALさんに水を入れ、スイッチを入れる。そしてお茶やコーヒーなどを準備していると湯気がぶんぶん立ちだし、その後1分もせずにお湯が沸いてくれる。どんだけ凄いんだろ。。

   やっぱりこんな湯沸かし器が欲しい ! 積算作業に飽きた僕は、とあるショッピングセンターに行った。あるじないか~ T-FAL さん ! と値段を見たら5000円ぐらいだった。まあこんなもんだろうと手に取ろうとしたんだが、隣には1300円の T-FAL もどきがあった。。単に電気ケトルと書いてある。ケトルって言うんだっとしみじみ感じながら考えた。T-FALはすぐにお湯が沸くがこの1600円のケトルはどうんだ。。貧乏性の僕はその場で立ちすくしてしまった。

   『店で迷ったら美人の店員に聞くのが早いに決まっている』 と知り合いの大工が言ってたのを思い出した。その方が仮に間違っていても許せるからだそうだ。さっそく近くにいた美人店員さんに声をかけた。そしたら 『結構早いですよ♡』 と笑顔で教えてくれた。おお~そうですか~と気が付けば10分間もT-FAL談義に花が咲いた。もの凄く迷ったが、若い頃に貧乏をしこたました僕としては5000円の出費はどうもビビるので、T-FALもどきにした。

   家に帰るとちょうど友達が東京から帰ってきていた。 『コーヒーいらんか?』 ともちろん聞いてやった。友人は空気を読めずに別にいいと言いやがる。首根っこ捕まえても飲ませたい僕は、『まあ、そう言うな』 と無理くり座らせた。以前宮崎市内に出かけた時に購入したフレンチローストを取り出し、そして秘蔵のマグカップを準備した。そしてまてまだ箱に入っているT-FALもどきを取り出し、水を注いでスイッチをオン。したのだが、全くわかない。。ランプはつくのだが湯気がでないのだ。。こっちの気も知らず東京帰りの知り合いは、 『まだか?』 などと嫌みを言ってくる。。しゃあないので話題を変えた。東京はどうよ~地震は揺れた?

   こっちも忘れていた10分後やっとこさ湯気が出てきよった。。まあ沸くには沸いたのだが。。やっぱりもどきだった。。まあ美人と仲良くなったから良しとしよう。。

   ゴールデンウィークに何をやってるんだろ。。最初からT-FALさんにしとけばよかった。。まあ、積算作業の良い息抜きとはなったが。。

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