2012年10月27日土曜日

家相に負けた土曜日

京都御所の鬼門
   仕事で設計をしている。僕は設計事務所に所属してはいるが、毎日会社に出社はしていない。なので2・3日に一度会社に行き打ち合わせをし、また設計図面を練り直す日々を送っている。今日は会社に出社し出来上がった図面を社長に見せ、判断を仰いだ。『こんな間取りはどうなでしょう?』と聞いてみた。そしたら、『う~んこの南西の和室の出っ張りをつけると女主人の家になる。。』 えっ今頃。。要は、風水の世界では旦那さんが浮気などして家を出て行くか、死んじゃうらしい。。だが、この出っ張りは社長が決めたんだが。。9月に。。

   以前にも書いたが、家相と建築デザインとは基本的に相性は悪い。設計の基本的なコンセプトは作る家に住む人々に快適な生活を提供する事である。もちろん家相の考えの中にもその考え方は入っている。だが家相の中には、商売繁盛や健康などが入っているが、建築デザインのコンセプトの中には基本的にはない。もちろんこの方角に書斎を配置すれば気持ちよいし便利とか、この方角にダイニングを置けば気持ちのよい朝食を取れるとかはある。だが建築設計は商売繁盛や健康を担保する物ではない。僕の設計の恩師(今では日本を代表してスペインで活躍中!ホントに凄い人!)も、鬼門うんぬんとか言っていたら図面なんか書けないよとおっしゃっていた。そりゃそうだ。やれ玄関を東北に持ってきてはならない。トイレは真ん中には置いたら、嫁さん気が狂う。ここにこれしたら、旦那が早死に。。なんて言われたら、普通の家しか建てれない。ど~したもんか。。だが、社長も施主さんもなっとくさせねば次のステップには行けやしねぇ~し、給料がではしねぇ~

   やむを得ず、家相の本をじ~っと見ている。

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2 件のコメント:

  1. 生涯付き合っていく我が家ともなると、言い出したらきりがないほど、家相にこだわるものなのでしょうかね…大変ですね。

    風水的に折り合わない箇所には、同じく風水学で折り合いをつけるという考え方もありますよね…

    観葉植物をトイレに置くとか、玄関の入って右側に鏡を置くとか、盛り塩とか^_^;

    以前住んでいたとこは、玄関の真正面にトイレがあって、家のほぼ中心に位置していた…という、風水的には最悪な間取りでしたので、それに気付いてからは、定期的に盛り塩を交換したり、常に便器の蓋を閉めるように心掛けたり、玄関のたたきを水ぶきしたりはしていました。

    なんだかやってるうちに、気分は良かったので、『気持ちの問題』なのかなぁと思いました。

    家を守る気持ちさえあれば、快適に過ごせる気もしますよね…家相的に妥協はしても!

    ちなみに、トイレの神様は、いると思います(^-^)

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  2. 僕も同じ事を考えています。
    玄関に黄色い物を置くとかね。
    確かドクターコパはんがいってはりましたね。
    問題は同社長と施主さんを納得させるかです。

    確かにトイレの神様はいますね。
    僕もそう思います。
    以前、"トイレの神様"を間違えて、"便所の神様"と言ってしまい恥ずかしい思いをしました。
    テヘっ♡

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