2012年10月22日月曜日

薪ストーブのある生活

   寒うなってきた。日の落ちるのも早くなり、夏場はシャワーですます僕の家も焚き物で風呂を沸かす回数が増えてきた。お客さんの建物をず~と考えている日々を送っている。お客様によっては床暖房がほしんだがと言われる方が最近は増えてきた。だが正直言えば、僕には床暖房の知識は少ない。僕が床暖房を経験した事はほんの僅かで、なんとも説明のしようがないので困ってしまう。床暖房を経験したのは、ホームインスペクションのお仕事(建物診断)の時の数回のみ。そしてその全ての場合、床が熱くて熱くてたまらなかった。。もちろん調整すれば良いのかもしれんが、どうも空気が暖まるのではなく、一部のみ熱!となるので僕好みではない。そんな僕は薪ストーブがお勧めている。薪ストーブは暖まり方が他の暖房とは雲泥の差があるからだ。僕の家には薪ストーブがある。なので自分で体感した薪ストーブの特徴を今日は書こうと思う。

   実は、薪ストーブ自体の値段はさほどの物ではない。DIYセンターなどでは10万以下でも売っている。もちろんブランド物の海外製は50万超えなんて当たり前。そりゃデザインだって良いし、簡単なピザが焼けたりなどの機能性に優れている。またメーカーによって入れる木材の燃焼時間が全く違うので購入時は注意が必要だ。すぐに木材が焼けてしまうのもあれば、ず~とじわじわ焼けるのを売りにしているメーカーだってある。僕の家の薪ストーブは安モンをいちびって買ったため、やはり燃焼効率は悪く、一時間足らずで木材がなくなってしまう。これから買う人はその変に注意した方がよい。

   また薪ストーブは壁をリフォームなどせないかん。でないと木製の家などは危なっかしくてしょうが無い。また煙突も設けないといけないし、もちろん薪を手に入れるルートを確保せないかん。薪は結構値段がはるもので、仮にDIYセンターなどで購入したらどえらい金額になり、結局冬は石油ストーブでって事になりかねない。なので薪は自分で確保が基本だが、仮にどこかで廃木などをもらったとしても、大方原木のままなのでストーブには入らない。よって自分でカットする必要がある。

   薪ストーブがある事を全面に押し出しているカフェが増えている。それ自体僕は嬉しい。どうも暖房のムワっとした空気が嫌いな僕は、放射熱の薪ストーブがやはりよい。それにどことなくブルジョア~な気持ちにもなれる。それに化石燃料を使わないで済むので地球にはやさしいはずだ。

   設計のお仕事などをしているとどうしても自分が作る家々がマンネリ化してきて自己嫌悪に陥る。リビングは同じような感じで出来てしまい、自分の才能のなさに愕然とする。そんな時に薪ストーブを中心に家のダイニングを設計すると、一気にデザインのブレークポイントを突き抜ける瞬間がある。先ほどまで間取りが収まらなかったのに、す~らすらと図面が書ける瞬間の事だ。今設計している家も薪ストーブを入れると面白いと思うんだが、予算が取れるかどうか。。ん~難しいだろうな。。


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5 件のコメント:

  1. 薪ストーブがあるのですね!
    羨ましい限り…!

    薪ストーブは、雰囲気出ますよね~
    オシャレで好きです(^-^)

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  2. でしょでしょ!
    おしゃれで尚且つ使える優れモンですね、薪ストーブは。
    まあ維持管理は大変ですがね。
    でも気に入ってます!

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  3. 薪ストーブのある『ゆすの木』というカフェには、行ってみられましたか!?

    あそこも、なかなか雰囲気出てた様にありました!

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  4. 行きたいのはやまやまなんですが、お仕事とお勉強で動けないんですよね。。
    自宅でお仕事しているので、拘束時間は24時間のため動けないんです。。
    本当に行きたいんですがね。。
    ん?
    そこでお仕事するのも一興かのう~

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  5. そうですよね、失礼しました!

    薪ストーブが稼働するころに、ゆっくり行ってみられたらいいと思います!

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