2013年5月21日火曜日

かかって来い、観光庁 !!

京都の看板です。。素敵 !
   円安である。現在 (平成25年5月21日) の円相場は102円後半となってきた。デフレ脱却のため麻生大臣ががんばっているという事だろう。とても良い事である。民主党が政権とって国民をだまくらかしていた時代は今は昔、アベノミックス効果がビンビン聞いてきているちょっと前段階である。これで車などの輸出企業は儲かるし、精密機械も今よりは確実に売れる。実に喜ばしい事ではないか。だがイカ漁をされている漁師さんらは原油代が上がってひぃひぃ言っているそうだ。イカ漁は夜間照明を使いイカを捕る。なので円安の影響で原油高が続いているため、イカ漁に出れば出るほど赤字になるそうで、現在は一斉休業をされているそうだ。現在、漁師さんらへの原油代補填を国はしているらしいのだが、いっそうの補填を求めていくと決起集会をされていた。もちろん原油代補填で払われるお金は、我々が泣きながら税務署に払った税金である。きついのはもちろん分るが、なにか違う方法もないのかと思った。

   だが円安で喜ぶ人々もいる。国内の観光業者である。円安という事は外国人観光客が多くなるという事だ。外国人が日本に来れば、それだけ日本は儲かる。大きな投資が必要無く、ありのままでも十分素敵な観光資源がたくさんある日本は、十分に観光大国となれると思う。これはシタリと観光庁さまは、 『多元語化環境整備』 事業を打ち出した。町中にある色々な看板に英語だけではなく、中国語やハングルも表記していくとの事である。実に日本的な優しさであり、日本らしい考えである。その方が確かに観光客さま方は便利になるだろう。だが僕は思う。馬鹿なのではないか。。

韓国人は、Rest Roomぐらい読める。。
   以前僕が京都市の〇光企〇課にていた頃、ハングル表記の観光看板を取り外すか外さないかでもめたことがある。このハングル看板は2002年のワールドカップの際に日本各地に取り付けられた看板の事だ。僕が京都に住み始めた頃にはあちらこちらにハングルハングル。ここは本当に京都か?と思ったほどだ。とても日本の古都京都らしくはなかった。なので仕事場では積極的には発言しない僕ではあったが、ここぞとばかり発言した。京都は京都らしさで観客を呼び込んでいるのに、京都らしさを打ち消すハングル文字を韓国人の観光客誘致目的で設置するのは本末転倒ではないか?それがあることによって日本人の観光客減少へつながるのではないか?それに韓国人は日本人よりも英語は間違いなくしゃべれる。なので英語のみで十分じゃないのか?周りの方々はぽか~んとしていたが、まあ、そんな事を強く主張した。僕の主張が通じたのかは分らないが、京都の町中からハングル表記の看板らは消えていった。僕は僕なりに少しは良いことをしたと思っている。

   仮にヨーロッパの看板が日本語だらけだったらどうだろう。例えばスイスの美しい山並みに日本語の看板が乱立していたら日本人は観光に行くのだろうか。もちろんいく人はいくだろうが、僕はスイスの相対的価値は落ちると思う。もちろん室内などならかまわないし僕も入れても良いと思う。だが屋外に中国語やハングルが氾濫するのは、どこか違うような気がする。多くの都道府県が独自の航路を持つ時代となっている。その航路を生かして外国人を呼び込もうと都道府県知事は一生懸命な時代だ。まだ都会はそれなりの考えをもって配慮のある多言語化看板を使っていたりするが、田舎はまだそんなセンスがないのか、とてつもなく原色を使った他言語化看板が目立つ。別に多言語化看板を設けなくても、スマホで外国人も行動するし既にそんなアプリは充実している。それらを上手く使えば外国人だって楽々旅行できる日本になるんではないだろうかと思う。看板を作りまくるよりも、それらのアプリやなどを充実させる方に税金をつぎ込んだ方が、日本的で良いと僕は思うんだが、どうだろう。

今週の金曜日に配布します。
   どっかで考え方を間違えていないか?観光庁の方々は、もう一度立ち止まって考えて頂きたい。多言語化環境整備という目的で他言語看板の乱立は、実に迷惑である。

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気が付けば、展示会まであと4日。
まだ。。完成してない。。
お暇なら25・26日に寄ってね ♡

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