2014年3月5日水曜日

宮崎のド田舎でパチンコについて考える

  なんでも宮崎県はパチンコが大好きらしい。2011年の統計だが、1年間の内にパチンコ店へ行った経験があると答えた人に対する人口比率で、彼の愛知県を超え堂々の1位を取ったそうだ。2011年の統計という事は東日本大震災で皆が苦しみ、東京では計画停電をやっていた最中にに何フィーバーやっているんだか。。と嘆きたくなる。

  男の三大悪事として飲む・打つ・買うというものがあるが、僕は飲みも積極的にはしないし、打ちも買いもしない。全くもって綺麗な体の好青年をやっている。だが宮崎の田舎町に住んでいると、全く大人が遊ぶ場所がないのがよくわかる。もちろん僕の街にはショッピングを楽しむ場所もなければ、シアトル系コーヒーなど皆知らない。スターバックスのコーヒーを持ち歩いていたら、『どこのセレブリちーじゃろか。。』と言われかねない。『マクドナルドが隣町にできたから移住しようかな。。』とつぶやくアホな友人に『Aコープのお惣菜があるじゃんか!!』と微妙な切り替えしで説教をした友人がいるくらいのド田舎だ。そんな田舎だがなめてはいけない。ここは宮崎。もちろんパチンコ屋はある。というか町役場よりでかいパチンコ屋がある。これがまったく流行ってないので、汚くて嫌になる。

  僕の街のパチンコ屋は隣町にある体育館ほどあるパチンコ屋に客を取られているせいか、とにかくぺんぺん草が生えているようなパチンコ屋だ。っていうか駐車場にはぺんぺん草が本当に生えている。外部から見ても錆びがやたらと目立ち、なんでこんな錆びやすいものを外部に持ってきたんだろうか。。と設計屋としては考えたくなるくらい錆びている。だがまだ頑張る意識だけはあるようで、幟だけは新しいが、年がら年中その幟は新装開店と書いてある。また、宮崎県が東国原知事ですこし騒がしかった頃、このパチンコ屋には20m×20mぐらいの大壁画を描いた。その壁画はどうやら東国原知事を上部から模した感じのドアップの顔なのだが、言っちゃ悪いがとても美しいとは言い切れない絵柄となっている。。『つぶれればいいのに』とそのパチンコ屋の脇を車で通るたびにため息が出てしまう。

  景観的に言えば、人間を大きくした看板などの広告は慎むべきだと言われている。というのも、人の顔は好き嫌いが激しいため、その看板に選ばれる人の顔によって町のイメージが大きく変わるからだ。もちろんその看板が大きければ大きいほどその街に与える影響は大きい。僕は決してアンチ東国原知事ではないのだが、やはりアカンだろうと思う。まあ当のパチンコ屋は東国原さんではないとは言い張ているらしいが。。まあ確かに絵がへたくそで、宇宙人に見えなくもない(別に東国原さんが宇宙人に似ているって意味ではない)。。だから良いってワケでもないんだが。。

  だが、そのパチンコ屋が仮につぶれたりしても撤去はしないのだろうと思う。ってことはあの決して美しくない壁画はほぼ永遠に残ることとなり、ホント迷惑千万だ。よく田舎町を車で走らせていてつぶれたパチンコ屋を見たりするのだが、とにかく汚い。錆びの塊のくせに町の真ん中をど~んと占めてやがる。またそれが小さいならまだ我慢できようが、これが大抵デカい。。僕はアンチパチンコ屋だから思うのかもしれないが、さっさと規制をかけ、仮につぶれて一年超えたら撤去義務を課してほしいと思ったりする。町の中心地が錆びていると、その町は死んだも同然だと思ったりするからだ。

ブログランキング・にほんブログ村へ
押して頂けると、ありがたいです。

パチンコ市場って建築以上、銀行並みって
おかしいだろ。。

0 件のコメント:

コメントを投稿

フォロワー

 
;