2014年3月20日木曜日

インスペクションのメリットを説明します!!

『ボロです』とは診断しない
  最近、実に忙しい。図面も書かねばならないが、インスペクションのレポートも書かねばならない。第一、インスペクションの経験豊富な人間がまだ宮崎にほとんどいない。よって、不動産屋さんにインスペクションの説明を依頼されることだってあるし、そのためのプレゼンボードだって作らねばならない。またレポートも、以前所属していたインスペクション会社のテンプレートを使うわけにもいかず。。というより、ちとジジくさいのと非常にエクセルエクセルしていて見にくいので、僕なりに美しいインスペクション用のテンプレートを制作中である。まあ、最初から美しく完璧なものを作るってのは無理だろうから、指摘されたらその都度直していけば、良いものがおのずと出来上がってくるとは思っている。という事で、昨日はドタバタしながらチラシを作った。そこで今日は、インスペクションのメリットについて、軽く語ろうと思う。

そもそもインスペクションとは、住宅に精通した専門家が、第三者の独立した立場として、専門家の見地から物件について調査・報告するものだ。なので基本的に依頼される建物は新築であっても既存であっても構わないし、依頼者は売主さんでも買主さんでも、また宅建業者さんでも可能である。一番ベストなインスペクションのタイミングは、新築・既存を問わず売買契約前。と言うのも結構な瑕疵が見つかる可能性もある(実際新築でも結構ある。。)わけで、僕らが作るインスペクションの報告書などをじっくり見て購入を検討するのが良いと思われる。また新築の場合であれば、構造体力上主要な部分の瑕疵であれば施工した業者さんには瑕疵担保責任があるわけだが、やはり引っ越した後と前では引っ越し前に修補依頼をかけたほうが、相手も手直ししやすいし、渋りはしないことが多い。

ざっくりとインスペクションのメリットを書くとすれば、 


  • 経験豊富な第三者である住宅の専門家の視点による調 査とアドバイスが可能。 
  • 入居後の想定外の補修費用の発生を可能な限り抑えら れる。 
  • インスペクションの結果次第では、補修費用が負担可能な既存住宅瑕疵担保保証保険への加入も可能。 
  • 住宅やマンションの状況を把握した上での売買が可能 。
  • 見えない瑕疵を限りなく少なくできるので、売買上のリスクを大きく減らせる。
  •  住宅診断報告書を発行することにより、建物の履歴書として残すことが可能。 
  • 住宅診断報告書がある事により、売主様・買主様・仲 介業者様とも同じ情報の上で売買が可能。
  • 長期優良のリフォームの際のインスペクションとしても可能。
そんなことをチラシには書いた。

大体僕が作っているレポートはA4で30~50ぐらいのページ数。一見ページ数は多いようには感じるだろうが、実際には総評と補修を勧める箇所の一覧を見るだけでも十分理解できるようには作っているつもりだ。また料金も、建物の㎡数や場所によっても異なるが、他のところよりは安く設定している。理由は単純に宮崎県民は給料が安いからだ。。

ってことで今日もインスペクション頑張ってきます。

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疲れすぎてる。。

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