2013年11月28日木曜日

神戸の違法駐輪禁止の看板が最低すぎる。。

  はぁ~。。久しぶりに最低なものを見つけてしまった。。

  13時過ぎぐらいだったか、遅めの昼飯を食べながらNHKのニュースを見ていたら、神戸の放置自転車対策の看板が紹介されていた。なんでも違法駐輪を減らすため、神戸市が人の目のどアップ写真を用いた看板を試験設置したとの事だ。この看板は『誰かに見られている』という感覚に訴える手法で、JR三宮駅近くの歩道に設置され、大きな効果を上げたと誇らしげに報道をされてらっしゃった。この看板を考案したのは市の担当者と、深層心理を研究する兵庫県警科学調査研究所の職員さん。そして、このどアップになっている人は市の担当課で最も目力(めぢから)の強い若手職員さんであるそうで、笑顔で取材に受け答えされていた。みんなホント最低だ。。

  僕は景観を研究する論文を結構な量読んできた。多くの景観を研究する人々が一様に問題視しているのが、看板から来るストレスについてだ。そしてその看板設置に置いて一番のタブーとされているのが人の顔である。理由は人の顔はもちろん好き嫌いがあるし、その目線がとても気になるからである。まだ笑顔ならそれ程ストレスは感じないらしいのだが、そうでないものは人に与えるストレスは相当大きいと言われている。

  そもそもこの看板を設置したのは景観行政団体でもあり、その景観を監督する立場でもある神戸市さんである。さぞかし違法駐車を無くそうと努力されているのであろうが、あまりにも安易で下世話な発想であり、近隣住民に不安とストレスを与える可能性がある事を考えなかったのだろうか。また、都市計画をされている職員さんらは止めなかったのだろうか。とても疑問だ。

  現代は、いかに美しく違法駐輪を無くすかが求められている時代であり、その手法は既に色んな場所で提案・実行されている。それらを無視してトラウマになるような看板を作った神戸市の職員さんらの頭を疑ってしまう。また看板の効果はあるだろうが、看板を撤去したらまた違法駐輪が増えるわけであり、だとすればずっとこの看板を設置する必要があるわけで、その土地の地価価格まで影響するだろう。それになぜ違法駐輪が問題かといえば、歩行者、特に目に不自由な方の通行を妨げるからであり、看板を設置すること自体歩行者の邪魔になる事が分らないのであろうか?まあ、分らないのだろう。。

  同じ事を思った人は多いようで、ヤフーの質問コーナーに同じような事を書いている方がいた。どうやらその方は社員旅行で神戸に行っていたらしいのだが、この看板を見て神戸が恐くなり、来年の社員旅行から神戸という選択肢は外す。。そんな事を書いてらっしゃった。それが普通の感覚だろう。誇らしげにニュースに出ている場合じゃない気がするんだが。。

  その『ユニークな看板』と持ち上げるニュースが言うには、今回の試験設置は成功したという。試験設置という事は、これから神戸のあちらこちらにこの看板は立つのだろうか。。思うんだが、この夢に出てきそうな看板より、違法駐車の方がまだ美しく思ってしまうのだが。。

  神戸は関西でも有数の美しい街である。その美しい街にはこのような看板はそぐわない。まあ、それが分るのであれば設置はしなかっただろうが。。

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