2013年11月14日木曜日

美しい街並みには、美しい企業がある

   僕が住む宮崎の田舎町にコンビニエンスストアーができたのは、僕が高校を卒業する間際であった。たしか初めてのコンビニはセブンイレブンであったような気がする。田舎に育った僕はそれまでコンビニというものを知らない。正確に言えばテレビCMによってローソンという牛乳屋のような店があるのは知っていたが、ではコンビニといいうものがどんな店なのかは全く知らなかった。何となく店員が若いAコープのようなモンだと思っていた。それから10年以上経ち、僕の町にもローソンからファミマまである。といっても5軒ほどだが便利になったものである。ただ、便利であればよいとも思ってはいない。


   日本の街並みは金太郎飴のようだとよく言われる。確かにそのとうりで、同じようなビルが建ち、同じような店が並ぶ。法律上、まったく同じ建物を作ろうとしたら作れわけだし、また、その方が建築費は抑えられるわけで、やむを得ないところがあるとは認識している。だがチェーン店などの意匠はすこしケバケバしくはないだろうか?利益を追求するためにはケバケバしくないと宣伝効果がないのだろうか。。

   僕の隣町はとても小さな城下町なのだが、最近になって牛丼チェーン店ができた。その他ヤマダ電機なども出店してきている。こんな田舎町に出店して大丈夫かいな。。と思うほど出店ラッシュであったりする。この小さな城下町は一応だが景観行政団体となっている。だがその機能を果たしているかは、この出店してきた新しい建物を見かぎり、はなはだ疑問をもつ。また出店してきているチェーン店の街並みへの配慮の無さにはうっとりしている。

   日本には景観にうるさい街もある。京都市である。京都市の景観条例はとても厳しい。やはりこれは京都の人々の美しさに対する努力の賜でもあるのだと思う。だがそうしなければいけないほど京都の景観の乱れが目立ってきたからでもあるだろう。条例ができた当時は少しの反発はあった。だが、今はその条例を楽しんでいる企業も出てきて嬉しい。上の写真は祇園にある佐川急便の店舗である。素敵だと思わないだろうか?

   こうした景観に配慮がある企業が増えると、少しづつだが日本は美しくなると思う。その方が企業の評判も上がるとは思うんだが。。


  そのために、まずは厳しい景観条例を設ける必要があるとは思っている。

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