2013年11月27日水曜日

Google Glass というウェアラブル端末

  僕は設計の世界に飛び込むまでは、報道の世界にいた。なので未だにニュースが大好き人間であり、19時から20時のNHKを見ることは僕の日課であり至福の瞬間であったりする。昨日のNHKクローズアップ現代はウェアラブル端末(書きにくい。。)の今後を特集していた。その中でGoogle Glassの事や、社員の行動をビッグデータ化し、売り上げを上げている企業を紹介していた。おお~今後のために、これは知っておかねばと思い、ソファーに座りガン見した。


  まだ僕が東京の練馬に住んでいる頃にGoogle Glassの事を知り、僕はそれ以来かなり注目している。Google Glassとはメガネのガラス面に、ネット画面が表示され音声でそれらをコントロールするというものである。どうやら写真や動画も撮影できるようだし、お仕事にはかなり役立つ端末になるような気が僕にはしている。発売されても現在のスマートフォンほどの活躍はすぐには難しいであろうが、その役割の一角を負うものになるだろうと僕は確信している。

  僕は設計の傍ら、ホーム・インスペクションというお仕事もしている。この仕事は新築や既存の建物を引き渡す前に、依頼者さんにその建物の情報(新築なら施工精度、既存なら劣化状況)を提供するのがお仕事である。その主な仕事としては現場調査とレポート作成に別れるのだが、このレポート作成にホント時間がかかって実に参っている。以前あった既存のインスペクションでは、レポートだけで3日も徹夜するハメになったことすらある。この労働を何とかこのメガネで短縮できないかとぼんやり考えている。例えば、僕が現場で調査する間に、メガネを通して音声と動画でスタッフがレポートを作成するという具合にする。そうすれば時間も短縮できるだろうし、料金も抑えられるだろう。まあプライバシーや充電の問題もあるだろうが、その壁を越えればできなくはない気がしている。

  僕はまだ報道の世界にいる頃は、つまり10年ほど前までは、もちろんスマートフォンはもちろんないし、アプリってナンね。。って時代であった。今考えると、まあのんきな世界であった気がする。だが今、設計の世界で生計を立てている僕とすればそういうワケにもいかず、必死のパッチで最先端の電子機器を使いこなせるようにならねばならないと日々実感している。

  だが実を言うと、『こんな電子機器を使うと人間ダメになる!』とホントは超アナログ人間の僕は言いたくなる。だが昨日クローズアップ現代に出演されていたゲストの方が面白い事を言っていた。ギリシア時代の有名な哲学者であるソクラテスも、『人間、文字なんて使うから記憶力がダメになるんだ!』と主張されていたそうだ。

  『あっ、僕と一緒じゃん、ソクラテス!』

  そんな事を思った。

  だが、ウェアラブル端末って言いにくいし書きにくい。英語だとウェアラボーなんだし。。と、ぼやきたくなる。思い切って日本語で、上田原(うえだばる)端末って具合にできないんだろうか。。ウェアラブルとは実に面倒くさい名詞だ。。誰か国語が得意な人、漢字を作ってくれ! でないと舌を噛みそうじゃないか。

  だからカタカナ英語はキライなんだ。。


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  ああ、欲しいわこのメガネ。。

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