2014年1月8日水曜日

関西ダンディーの死

  昨日の朝方、ブログを書き終わり、さあ仕事のこのこ進めていると、ブログを書いた後の軽い疲れかふとYoutubeが見たくなった。別に朝っぱらからYoutubeを見る趣味はないのだが、なんとなく見ようと思いクリック。別に理由もなく、昨年の12月30日に放送された『そこまで言って委員会』をガン見した。僕はこの番組が好きで、関西に住んでいるころはよく仕事をしながら見ていたもんだ。宮崎に帰ってからは自分の部屋にはテレビがないので見ることが減ったが、この番組の正々堂々とした空気が好きで、たまにYoutubeなどで見ている。夕方過ぎにふとニュースをチェックしようと、ネットを開くと、やしきたかじんさん死亡のニュースが出ていてショックを受けた。

  僕が京都に住みだし驚いたのは26歳の頃。それまで19からアメリカに住んでいたので、また、当時はまだYoutubeなどはないので、知っているのは宮崎のテレビ情報でしか知らない。なので関西に住みだして宮崎では見ることができない面白いテレビが、当たり前のように流れている事にはビビった。

  まずタージンさんという、カメラ下からフレームインしてくるスンごい凄腕のレポーターがいる事。宮崎では『バレエティー生活笑百科』に出てくるNHKのパートさんだと思っていた上沼恵美子さんが、大阪城の3階に住んでいた事。またベストテン辞めてなにやってるんだろ。。と思っていた久米博さんがニュースキャスターやっていた事。田原総一郎さんと言う人が、なんか凄い。。という事。そしてたかじんさんという人が、しゅげ~司会者である事などだ。

  一般的に、暴れん坊のイメージがたかじんさんにはあると色んなニュースサイトにはでているが、僕はその時期のたかじんさんを知っているわけではなく、どちらかと言うと『そこまで言って委員会』のたかじんさんぐらいしか知らない。だがこの番組は堂々と時事問題をタブーなくやってくれるので僕は好きだ。『日本の仮想敵国ランキング』など関東の番組は普通は作らないだろうし、出演者の方々も堂々とした意見を発信してらっしゃる。この窮屈になった日本の中では異彩をはなつ番組だと思う。この番組を立ち上げたのは、やはりたかじんさんがあってこそだと思うし、そのたかじんさんを生んでくれた関西圏の文化的下地にもとても感謝である。また無くなってほしくない数少ないテレビ番組であるとも思っている。

  また、たかじんさんはこの番組は東京では流さないと言ってらっしゃった。この関西的な心意気も素敵だなと思ったりする。少なくともこのような心意気は九州にはないので、カッコいいと感じている。

  そんな事を考えると、やはりたかじんさんが死亡のニュースを聞き、とても残念だ。

  合掌

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ホントに惜しい人を亡くしたね。。

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