2013年10月30日水曜日

ハロウィンでやらかした。。

  夕方過ぎに母親から電話があった。どうやらお世話になっ方の通夜が入ったため、婆さんの世話を頼むとの事であった。何か婆さんに食べさせるものあるのかなと自宅の冷蔵庫を覗くが、まったく婆さんが好きな食材などはない。しゃあない婆さんのためだという事で地元のスーパーに向かった。

  地元のスーパー(Aコープではない方)の入口には誰が彫ったか知らないが、少しでかいカボチャの人形が置いてあった。ああ、ハロウィンかいな。。とは思ったが無視をした。別にハロウィンに浮かれるような人間でない僕としては、カボチャの彫り物などどうでもよい。僕の婆さんは選り好みが激しい人なので、嫌いなモノは食べない。なので婆さんが好きな寿司ご飯でも作ってあげようと思い、ミツカンの特選すし酢を買い求めた。

  正直に言えば、僕はハロウィンは好きではない。あの浮かれた空気がどうもむりやり騒いでいるようで苦手だ。それにハロウィンで浮かれている人々の多くは、その起源を知らずに騒いでいるような気がして、正直僕は友達にはなれそうにない。という僕もその起源などはよく知らない。まあキリスト教以前のケルト人の文化であるぐらいは知っている。まあその程度だ。

  一般的に日本人が考えるハロウィンとはアメリカのそれであり、モールなどに行けばカボチャの彫り物が置いてあり、そして皆仮装してパーティーをやる。そして子供らは近所にキャンディーをもらいにさるき回る。だが子供らが夜の9時ぐらいにドアを思いっきりノックするのはチト恐い。ドアを開けてびっくり、ごっつい犯罪者かも知れんからだ。なのでいつもハロウィンの晩は、会社から支給されていたP-229(ハンドガン)を僕の桃尻に突き刺し、笑顔で子供らに飴ちゃんをあげていた。

  僕が経験したハロウィンで一番印象的だったのは、ロシア人のハロウィンパーティーである。ルームメイトに誘われ行ったロシア人主催のハロウィンパーティーはまさに恐ロシアであった。ロシアには日本人が考えるようなハロウィンの文化はないのだが、せっかくアメリカに住んでるんだから、ハロウィンで飲んじゃえ的なパーティーである。何故か女達はセクシーなお化けの格好に香水プンプン。だが男共はいつもと同じジーンズにボロ臭いTシャツ。。そんな感じのパーティーだ。よって出るのはカワイイケーキではなく、ウォッカにウォッカ。。とにかくアホみたいに飲む。そして音量MAXで踊り狂う。そして案の定、近所からのクレームが入りお巡りさんが登場。注意を受けるロシア人。そして待ってましたとばかりお巡りさんに適当な英語で喧嘩を売るロシア人。アホのイワンが『Fuck off(うせろ)』と言い放ち、即行連行されてパーティー終了。今考えるだけでも恐ろしい。あれは一体何だったんだろうか。。

  思うのだが、日本でハロウィンで浮かれるのは如何なものか。どうも企業の宣伝に乗らされている感がプンプンするし、その企画している企業側の人もハロウィンの意味を知ってやっている感がないのが僕には嫌だ。普通に収穫祭でもやればええんやないか。。と思ったりする。別に死者を呼び戻さんと普通に豚汁(秋に芋入れて食べると凄く上手い ! )庭で食べてもええんじゃないか。。庭は掃いて焼き芋でもええんやないか。。

  家に帰ると婆さんのために寿司を作ってあげた。婆さんは上手いと大喜び。たまには婆さん孝行をするもんである。ふとテレビを一緒に見ているとCMでもやたらとハロウィンに絡めてきて、見ていてうんざりする。シチューでハロウィン。。ハロウィンとシチューって何の関係があるんかいな。。と思いながら続けてテレビを見ていると、安田成美さまが『お寿司でハロウィン』とやっていた。んっ!お寿司でハロウィン!?ひょっとしてと思う前に『Mizkan♪』とテレビから流れて来た。。

  嗚呼、ミツカンに一本とられた。。

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ああ、豚汁にすればよかった。。

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