2012年3月5日月曜日

紫禁城の黄昏(たそがれ)

  僕は歴史に興味がある。このブログは一応景観の事なのだが、たまには外れて良いだろう。なぜなら今日は酔っ払っているからだ。。

  以前アメリカにいた頃、色々な変わった方々と出会った。天安門事件の指導部だった人や、チベット独立運動の方々。未だに満州国を懐かしむ満州族の方々。まあ仕事とは言え変わった経歴を持っている僕だ。

  その頃足りない頭をフルに動員して読んだ本がある。今日はちょっと変わった本を紹介しようと思う。『紫禁城の黄昏(しきんじょうのたそがれ)という本だ。これはラストエンペラーとして知られる、愛新覚羅溥儀(あいしんかくらふぎ)の教師だったジョンストンという方が作者だ。ちょっと変わったと言うのは、昔からこの本は岩波書店から発売されていたのだが、溥儀が日本に好意を持っていた事や、満州国皇帝への就任の正当性など、戦後日本の風潮と相反するような事は削除して発売していた。そしてこのほんの原板は実は2冊ほどしか残っていない。この原本をもっているあるオーストラリアの男性は中国政府から売ってくれとず~と言われているという事であった(2002年のお話です)。まあ中国人にとって都合の悪い事が満載のこの本。実は岩波では無い完全版というものが最近は売っている。満州などの歴史に興味があるかたには、必読書となるであろう。まあそんな本です。

ブログランキング・にほんブログ村へ
良かったら押してね

2012年3月4日日曜日

相撲は神社で見るべきだ。

魁皇ってかっこいい。
  僕は相撲が嫌いではない。嫌いでは無いというのは、めちゃくちゃ好きと言うほどではないと言う事だ。最近相撲を見る人が少なくなったと聞いている。また外国人力士が活躍するのは悪い事ではないのだが、日本人の活躍も見てみたいと思う。多くの人々が地元の日本人のお相撲さんを応援するのは自然な事だと思うのだ。なので大関魁皇の引退などは残念だったくちだ。魁皇の地元、福岡県は宗像市などは魁皇が試合に勝ったら花火をならしていたそうだ。なんとも心のこもった演出だろう。素敵じゃないか。

  相撲は日本古来から続いている。すでに日本書紀には記されていたりするのだ。弥生時代の相撲はどちらかというと現代のと違い、相手の命を奪うまでやっていたと言う記録があるそうだ。もちろんそんな恐ろしいものばかりではなったはずだと思うが、昔から日本人は相撲を楽しんできた。

  相撲をとる文化が無くなって久しい。これはちょっと残念だ。しかし、僕の生まれた宮崎のある町の一部の地区には未だ子供の奉納相撲が残っている。地域の子供達は強いも弱いもその祭りにかり出され、ちゃんと小遣いを稼いできゃっきゃ言っている。まあ酒飲みながら、わいわい言っているのだが、日本の神様の事だ。笑って許してくれる事だろう。これが昔からある日本の相撲の姿なような気がしてならない。

都濃神社(一宮神社)
  以前地元で口蹄疫が出たとき、どんな事をすれば復興になるのかという会議に出てきた。その時僕は『大相撲にきてもらい、神社でやってもらうのはどうだろうか』と提案した。まあみなさんは相撲に興味などないなんて感じであったので、案の定通らなかった訳だが。。『なんで神社でやるの?』みたいな返事が返ってきた。みなさん神社と相撲の関係がま~たっく分かってはいなかったようだ。地鎮祭は以前から相撲取りが勤めていた歴史が我が国にはある。それに昔から相撲をする場所と言ったら大概神社だったはずだ。目の前で相撲取りが見たくはないだろうか?口蹄疫復興のためには、経済的にもそして雰囲気的にもちょうど良いと思ったのだが、残念だ。

  現在の大相撲は4大都市だけでしか見れない。地方巡業などもたまにやっているようだが、少なくとも宮崎では見た事がない。ぜひ大相撲を地方の神社で見たいものだ。年に一度でも良いし、一週間もやる必要はない。ぜひやって頂きたい。昔、日本の神社には等級があった。一宮神社(いちのみやじんじゃ)という神社が各地域に残っていたりする。一宮なら大概大きいから相撲するにはうってつけなのだが、どうだろう。もちろん一宮だけでなくいろんな地域の神社を使って千秋楽が一宮なんてのもテンションが上がる。体育館で見るよりは、酒を飲みながら、ちゃんこを食べながら見る相撲は今の大相撲よりも絶対に美しい。それに相撲人気を取り戻すにはこれしか無いような気がしてならないのだが。。

ブログランキング・にほんブログ村へ
『そうだ!!』って思ったら押して下さい。

2012年3月3日土曜日

床屋での妄想


  床屋に行ってきた。さすがに東京に来て一ヶ月。むさ苦しくてはお客様に申し訳ない。練馬駅の近くにある理容室。値段は1,900円だ。別におしゃれにする必要にする年でも無いので、やすけりゃそれで良い。散髪されながら、ふと建物の事を考えていた。

  床屋さんの建築ってどこか同じ感じだ。鏡があって椅子がある。椅子は横になれるリクライニング式。そして鏡の前には髪を洗う洗面器。そしてそれが同じ感覚で並んでいる。これが王道なんだろう。仮に僕が作る場合どんなのを作るのかと考えた。

  まずはお客が待つスペースと実際にカットするスペースは分けた方が良い気がする。他人の散髪されるのをジロジロみる人などはいないのだが、なんか分けた方がサロンという雰囲気が出る気がするからだ。また鏡は大きい方が美しい。そしてもう少し大きな部屋に一人専用のカットスペースに髪を洗うスペース。その方がリラックス出来て良いのでは無いだろうか。

  まあ田舎じゃ無いと出来ないのだろうが、田舎者なんで別にいいじゃないか。常々思うのだが、せっかく田舎なんだから大きいスペースの建物を作っても良いんじゃ無いだろうか?って思わないだろうか?

ブログランキング・にほんブログ村へ
良かったら押してね

2012年3月2日金曜日

The "Boss" is ... O.K...you know...

  僕はずっとアメリカに住んでいた。アメリカに住んでいた頃、朝食良いえば近くのコーヒー&ドーナッツ屋さん。以前に紹介したmetoroというお店でよく食べていた。このmetroというコーヒー屋さんなどでコーヒーを頼むと、大体Starbucksの6割ぐらいでコーヒーが頼めて、リフィールもきく。リフィールとはもう一杯コーヒーを同じカップに注いでくれると言うもの。通常価格の半額ぐらいで飲める。もちろんStarbucksのように礼儀正しくはない。入れ墨は入りまくりだし、煙草の臭いがぷんぷんするお姉さんが店員だ。だからと言って態度が悪いというものはない。まあマリファナぐらいはやっているだろうが。。

  日本のコーヒーがおいしくない。Starbucksが一番売れているコーヒーと言うのもいただけない。日本には様々なコーヒー屋さんがあるが、おしゃれを売りにしている所は多い。おしゃれだけで言えば、アメリカよりも上を行くはずだ。しかし値段はStarbucksよりも高く、味は正直どこも同じ。何故なんだろう。
  しかし僕は仕事でよく使っていた。以前にも紹介したかも知れないが、京都市役所の裏辺り。二条通りにある『Hello』さんなどはよく使った。このカフェは元々あった町屋を改修して作ったカフェ。全国紙などでおしゃれなカフェ特集などをやると必ず出てくる特別な場所だ。ここで打ち合わせをやり、ここでプランを練る。そしてお客さんと話すときなどはここでする。すると不思議よくまとまるのだ。まあ、できる設計屋にも見えるしね。。もちろんコーヒーは、まあ普通です。。でも、僕の乙女心をくすぐる、おしゃれな種類の飲み物は多いです。

  日本のコーヒーは味ではなく、雰囲気で飲むものなんだろうか。やっぱり缶コーヒーになれた国民だからその程度で良いと思っているのだろうか。BossのBlackを飲みながらそう思った。

ブログランキング・にほんブログ村へ
良かったら押してね

2012年3月1日木曜日

玉砂利を、床暖房に使うという考え。

荒井注に似ていると、言ってはいけない
  幸福の化学という団体がある。宗教団体なのだそうだが、このたび中国の当局に立ち入り調査をやられ、解散・追放に追い込まれたそうだ。これに対抗して大川総裁は孫文を呼び寄せるようだ。なんだかスゴイ事になっている。。別に宗教団体を非難するつもりはさらさらないのだが。。

  宗教施設によく使われている庭の部材に、『玉砂利』がある。いつの頃から玉砂利が日本の庭に敷かれたかは、わからない。その音がよかったとも不審者の侵入に気づくためともいわれるが、よく分らない。しかし現在は玉砂利はいろんなところで使われているそうだ。

  例えば焼き芋などに使われる。玉砂利を使うと熱が長く持ちほくほくのおいしい焼き芋が出来るそうだ。いわゆる、『石焼~き芋、いもっ!』とおじさんが夕暮れ時にシャウトしているあれだ。しかし、世の中には面白い事を考える人々もいるものだ。ふとNHKを見ているとこの玉砂利を砕いて床暖房に使っている方がいらっしゃった。なんでもこの方は発明が趣味らしい。この方は工務店を経営されている社長さんで、年齢は多分70歳だろう。おじさま曰く、『人々の実生活に役に立つもの』を発明する事に決めているらしい。床暖房に玉砂利を使う事で、熱が長持ちして節電の効果があるそうだ。う~んなるほど~、よく考えている。ちなみに特許もちゃんと取られていた。抜け目がないのだ。

床暖房も悪くない。
  僕は実は床暖房は使った家には足を入れた事がない。多分暖かそうなんだが、その発想自体が僕には無かったから設置した事が無いのだ。しかしこれからの時代は床暖房も必要なのかも知れない。実は多くの高齢者がヒートショックといわれる現象で命を落としている。ではヒートショックとは何か。トイレやお風呂に冬場に行けばもちろん寒い。部屋を暖房しても暖房をしていない部屋に行けば心臓に大きな負担を与え、場合によっては死を招くそうだ。そんな時に床暖房があるだけで全く違うはずだ。う~ん工務店の親父さん、good jobだね。

  大川総裁の話から、飛んで床暖房の話になってしまった。まあ良いじゃないか。。せっかく頭は悪いんだから。。

ブログランキング・にほんブログ村へ
良かったら押してね♡

フォロワー

 
;