2014年4月10日木曜日

お遍路に迷惑ステッカー

  最近ドタバタしすぎて家にいないのでテレビなどは見る暇はないのだが、先日だったか、何気にNHKをつけたら、『韓国女性が遍路道にステッカー』とあった。へっ!?何んじゃ!?と思いつつ、短いニュースであったのでガン見した。内容は、四国の霊場八十八カ所を毎年巡っている韓国人の女性が、遍路道で迷わないように案内するハングルのステッカーを貼る活動を四国各地でやっているというものだ。そのステッカーにはお遍路さんのイラストと道順を示す矢印が描かれており、道沿いにあるお店の看板などに許可を得てからステッカーを貼っているとの事。なんでもお遍路を回った際に四国の人に親切にされたのに感激。その韓国女性はホームページを立ち上げるとともに、毎年、四国を訪れステッカーを貼る活動をしているそうだ。これまで貼ったステッカーは約4000枚。この韓国女性は『韓国でお遍路さんがあまり知られていないのはもったいないと思い、取り組みを始めました。これからも案内役として魅力を伝えていきたいです』とコメントされていた。う~ん、NHKは馬鹿なのか。。この行為が素晴らしい事のように報じているじゃないか!!これはかなり迷惑行為だと思うんだが。。

  始めに書こうと思うが、僕は、できる限り観光案内の看板などは設けない方が景観や観光、そしてその街に住む人のためには良いというスタンスだ。石や木で作ったのならまだわかる。景観に溶け込みやすいからだ。だが、役所などが作る案内看板などは、実は結構な値段がする。もちろんそのお金は税金で作られるわけであり、たかだか案内のためだけに税金を使うっていのももったいない話だと思っている。実際、欧米の観光地などには案内看板などはほとんどない(ゼロではない)観光客は地図もって探すのが基本であり、分からなかったら地元の人に聞く。また最近では、アップルっぽいサムソンのスマートフォンを使い観光地を歩いている人も多い。なので観光案内の看板などはいらないと僕は思っている。また日本は湿度の高い国。看板にはすぐに苔が生えて見苦しくなる。仮に日本人が定期的にこれをきれいにぞうきん掛けするような国民性ならまだしも、普通はしないだろう。であるので、下手に看板作ったら町が汚くなるし、色の暴力の問題り、観光看板は必要ないと思う。ましてや、外国の文字。。英語でもどうかな。。と思う僕としては今回のNHKニュースを見て、『こんなステッカーだらけのお遍路には行く気なくすわ!!』と僕はテレビの前で罵った。


  しかし、その後同じことを思った人もいるようで、『日本の遍路道を守ろう会』なる人?団体?が、『大切な遍路道を朝鮮人の手から守りましょう』『最近、礼儀知らずな朝鮮人たちが気持ち悪いシールを四国中に貼りまわっています。日本の遍路道を守るため、見つけ次第、はがしましょう』と数カ所に貼ってマスコミが問題視している。ステッカーは4000枚、張り紙は数カ所なのに扱いがまるで違うのにビビる。なんでも四国八十八カ所霊場会さまという団体?は『差別は許されない』とコメントされていた。また徳島県も『差別的な張り紙であり、人権問題になる』とマスコミにコメントしている。まあ、そう答えるだろう。その方が無難だし、この張り紙には多少差別的な臭いはある。だがどんな張り紙の文言だったらよかったんだろうか?とも思ってしまう。この張り紙は、あくまで啓蒙のためであり、『韓国人お断り』とまでは言っていない。では『最近、東方礼儀の国のお方が、美しいシールを張ってます。役所の方とご相談の上はがしましょう』だったら問題なかったのだろうか。。まあ、役所が積極的にはがしていたらこんな事は問題にはなっていなかったとは思うが。。

  だが、他の国に己の国の言語でステッカーを貼っていこうと考えるのもどうだろう。日本人だったらするだろうか?間違いなく韓国の『冬のソナタ』の撮影会場でシール貼ったらシバかれると思うし、アメリカであったらガチで注意されるし、目の前ではがされるだろう(アメリカ人ならそうすると思う)それに欧米人だってしないだろうと思う。そもそもこの韓国の女性は許可を得たお店などに貼っているというが、許可を出した店側もどうかとは思う。もちろん外部から見えない店内であれば問題は少ないとは思うが、ある一定のラインは設けるべきではないか?。でないと日本人観光客は減る。


  このニュースを取り上げた動画を見たのだが、ある一般女性が、『日本に来ている韓国の方にはしっかり“おもてなし”をするべきであって、悪口など言語道断です!!』とコメントされていた。僕はこれは違うと思う。確かにお客さんである。だがそのお客さんがあまりにも礼儀知らずなのでこちらは怒っているわけで、四国の方々もお遍路さんをしっかりおもてなしをされているのではないだろうか?またこのステッカーを貼った女性はお遍路の良さを広めたいとの気持ちでやられているそうだが、確実に日本のお遍路の風土を下げていると僕は思う。

  また、これを受けて徳島県さまなどは世界遺産登録を目指していることから、統一的な案内看板をと検討中なのだそうだ。まず、いらないと思う。。たぶん最低でも八十八カ所の案内看板を作るということか。いやいや、各寺一つではないだろう。それ以上の看板となれば設置費用も含めてかなりの金額になるだろう。費用対効果を考えたとしても必要ないのではないだろうか?その前に右の写真のようにカーブミラーにステッカーを貼った時にこの韓国の女性は徳島県さんには許可を取ったのだろうか?たぶん取ってないだろう。これは県屋外広告物条例に抵触するわけで、この韓国女性ははがす必要があるのではないだろうか?ただ実際はほかの日本語の案内シールなども電信柱などに貼っているわけであり、彼女だけが悪いとまでは言えないと思う。

  つまるところ、みんなでステッカーをはがせばよい。そんな気がする。

  『日本の遍路道を守るため、見つけ次第、はがしましょう』少なくともこれは間違った表現ではないと思うし、大いに賛同されてしかるべきだと思う。

  ただ、外国人排除をする奴がいる!!って方に持っていこうとするマスコミもどうだろ。。これはそんな次元の問題ではないと思うし、マスコミは韓国女性に疑問を持つべきだったとも思う。少なくとも美談ではないはずだ。


ブログランキング・にほんブログ村へ
押して頂けると、ありがたいです。

って事ではぎましょう!!

2 件のコメント:

  1. 「遍路道にステッカー...」のニュースからこちらにたどり着いた者です。
    たしかに、日本人は案内板や看板などに対して寛容すぎる、というかルーズ過ぎますね。せっかくの自然や文化を台無しにしている場面にもよく出くわしますが、
    それ以上に、他国に来てこのような行為をする彼の国の人間には苛立ちさえ感じています。
    ということで、Facebookでシェアさせていただきました。
    過去ログも含め、今後も拝見させていただきます。

    返信削除
  2. SAMUさまコメントありがとうございます。
    確かに寛容すぎるというかルーズな国ではあると思いますね。
    大したことは書いてはいませんし、結構適当ですが、これからもよろしくお願いします。

    返信削除

フォロワー

 
;