2011年12月30日金曜日

薪ストーブと桜の木

薪ストーブのある暮らし

我が家には薪ストーブがある。まだアメリカにいた時、両親が遊びに来た。アメリカの家庭やアパートには、暖炉が備え付けられている事が、ままある。それを見たせいか、父親が薪ストーブに興味を持ち、実家にも取り付けたのだ。

薪ストーブは石油ストーブと違い部屋中が暖かい。冬の間でも窓を開けててもあまり気にならないし、朝早く起きても薪ストーブがある部屋は温もりが残ってる。それにシーリングファンがあれば部屋中ぽかぽか。どことなく、ブルジュア~な気分にさせてくれる。もちろんカーボンゼロという考えでいえば地球環境にも優しい。我が父は喜び、周りに自慢しまくった結果、知り合いやご近所さんに薪ストーブを備え付ける家が増えてきている。

しかし、薪ストーブには当然の事ながら薪が必要になる。お金をだせばもちろん買えるのだが、大体一束500円ぐらいだろうか。ブルジュアの欠片もない我が家は薪を買うなんて事はせず、どこからか手に入れてくる。どこどこで廃材が出たとか聞けばすぐに出動だ。1年前の冬、町が桜の木を大量に伐採した。聞けば、道路沿いにある桜の木が邪魔で畑の作物が育たないとクレームが来たそうだ。ちょっとそれはいかがなものか。自分の利益のために町の一つの景観を変えるのは。。うんぬん。。

しかしである。実は桜の木は最高級の薪になる。。って事で。。背に腹は代えれないし、そんな気もさらさらない父と僕は、翌日の朝5時半に現場に出向き、抗議の狼煙を上げる訳でもなく、黙々と薪〇棒をしてきた。町役場の役人様方もその辺の事情はよ~く分っていて、ちゃんと切った桜の木は片付けもせず、もちろんその計画も予定もないので、枝も幹も切ったまま放置されていた(エライ!!)。もちろん他の泥〇が狩り場を荒らす前に敏速な行動で薪を軽トラックに入れ、ビニールハウスの中で乾燥させるのだ、もちろん他の家の事も考えほどほどの量をだが。う~ん、我が町もなかなかよく出来ている。

今日はその薪を割ったり、長さを整えるためのせん断作業で1日が暮れた。ブルジュアでない我が家は冬は大変なんです。

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