2012年1月22日日曜日

Starbucks Starbucks

  爺さんが入院している事は以前書いた。2日前の夜中には急に呼び出されたりして、びっくりしたが何とか現在は落ち着いている。このまま回復してくれる気がしてきた。お医者様には本当にお世話になります。だがもしものため、母親を宮崎市の山形やに連れて行き、喪服を買わせた。縁起が悪いので僕は買わない事にした。今日爺さんに会ったら、それほど悪くなかったからだ。

  山形屋の1階にStarbucksがある。僕はStarbucksは特別好きなわけでは無い。以前にも書いたが、Starbucksは値段が高いので品があるように思うのだが、ようはチェーン店。世界中同じ建物、同じ味。建築を勉強してきた僕から見れば、あるべき姿では無い気がするのだ。だが僕が若い頃飲んでいたアメリカのコーヒーの味を楽しむには、ここでしかないのだ。やむを得んのだ。母親は何を頼んで良いか分らないので、『ホワイト・モカ』を頼んであげた。やはりアメリカと同じ味。おいしかった。母親も大喜び。まあたまには悪くない。

  Starbucksはアメリカと全く同じ味、同じ内装。赤のランプの下でコーヒーを渡す事まで同じ。アメリカの喫茶店の店員と同じマナー。日本独特な物もある。例えばオーダーをした時。『〇○コーヒーをひとつ!』と言われると僕は抵抗があったりする。。寿司屋じゃないし。。あと『to goで』と言うと『take outですね』って訂正される。ちなみに『to go』の方が簡単な言い方なんだが、Starbucksの姉ちゃんには『take out』の方が素敵なんだろう。。熱いカップに巻く段ボールのようなあれ、アメリカでは通常ジャケットと言うのだが、Starbucksでは違うらしい。未だに覚えられない僕は、ジャケットって言ってしまう。そのたびに姉ちゃんに訂正される。まるで僕が間違えているみたいじゃ無いか。。実はStarbucksのコーヒーの名前などは、イタリア語がアメリカに行き、それが日本に来ている。なので『カフェ・アメリカーノ』なのだ。実にややこしい。。

  僕の知り合いに『頭の悪いF君』という同級生がいる。人生がパチンコで出来ている様な35歳で、どうしようも無い人間だ。パチンコを『パチッ!!』と呼ぶ。その響きが悲しい。そのF君を以前Starbucksに連れて行った事がある。『パチッ!!』ばかりしていてもどうせ負けるのだから、たまには『文化』という物を教えてやろうと連れて行ったのだ。行く前は『なにがStarbucksよ~!』なんて言っていたが、いきなり入口近くにあるマグカップを買っていた。それ以来週末には『パチ姫(彼女です。。)』を連れてStarbucksに通っている。『キャラメルまきあ~とをベンティで』なんて言ってる。もちろん巻き舌で。。そんなF君をみて、僕は『キャラメルマキアート』だけは頼めなくなった。そんな事をいう大人にはなりたくないと思ってきたのだ。。彼に『文化』を教えたつもりだったが、彼には『文明』だったらしい。。

  たまにはStarbucksも悪くない。

にほんブログ村 環境ブログ 環境改善活動へ にほんブログ村 地域生活(街) 九州ブログ 宮崎県情報へ にほんブログ村 地域生活(街) 九州ブログ 宮崎 その他の街情報へ

2012年1月21日土曜日

政治家のポスターについて


 僕はよく煙草を買いに行ったついでに車でドライブに出かける。ドライブと言ってもちょっと遠乗りぐらいだ。いつもと違う道やお気に入りの道を車で散歩?すると気分が晴れさっぱりする。そんな時ふと良いアイディアやプランが浮かんできたりするものなんだ。

 僕は宮崎の木城(きじょう)町という人口8,000人ぐらいの町が好きだ。町に店が少なく特に大きな会社があるわけでは無いのだが、のんびりしているし山の方に向かえば、室町時代辺りから余り町並みの配置が変わっていない地域などが残っていて、開拓された我が町と比べると人間の営みが生き生きとして運転している僕も牧歌的になる。

 ただ以前から気になることがある。西都市から抜けて木城町の町のメインストリートに入るのだが、そのT字路に政治家のポスターがど~んとあるのだ。必ず民主党のポスターが貼ってある。ここで民主党がどうたら言うつもりはないのだが、メインストリートの一番目立つ場所に政治家のポスターだらけ。。最近以前よりも増えたような気がするのだ。この町は『環境美化宣言の街』と必ず町の境に看板がある。まあその看板が必ず錆びているから、たかが知れているが。。僕は大学の専攻は政治学だったので政治には詳しいつもりだし、この国のために働いてくれる政治家をけなすのはつまらない事だと考える方だ。しかしだ、町のメインストリートは公共の景観であって政治家の宣伝の場所ではない気がする。もちろん選挙前とかなら僕もぶ~ぶ~言うつもりはない。しかし決して現在は選挙前ではない。町の中が自分の顔だらけで、彼らは申し訳ないのかと考えるのだ。もちろん支持者が貼っているのだろうが、そのポスターのおかげで僕は指示する気にはならなくなる。僕はひねくれているのだろうか?

以前飯を食いました
 アメリカに住んでいたからアメリカの選挙の話を一つ。アメリカは日本と違い選挙は熱い。大統領選挙ともなると気合いが違う。町のスーパーの目には各陣営の支持者が陣取り、一生懸命自陣を応援する。僕なんかもちろん外国人にあたるので選挙権はないと答えても、丁寧に政治について説明してくる。家々の前の庭(アメリカでは一般的に前に庭があります。)には、プラスチックでできた、政治家の旗があり、そこには例えばオバマさんの場合『Change!』などと書いてあったりする。大学でも選挙前になると必ず政治家の一言で一喜一憂するものだ。しかしだ、選挙が終わればノーサイドみたいな雰囲気となり一気に町からポスターが無くなる。アメリカの場合選挙とは一種の大きな祭りみたいな物で、終わったら祭りの後の静けさみたいな物が漂う。

 政治家の皆さん~迷惑なので選挙前だけ、ポスターは貼りましょう。支持者の皆さんもね♡ポスターで世の中が変わる訳が無いのだ。

 写真の政治家は外山いっきさん、以前飯を一緒に食べて危うく秘書にされかけました。。悪い人ではありません。ただポスターはアカン!

にほんブログ村 環境ブログ 環境改善活動へ にほんブログ村 地域生活(街) 九州ブログ 宮崎県情報へ にほんブログ村 地域生活(街) 九州ブログ 宮崎 その他の街情報へ

やっぱりエルビスが好き♡



う~ん、眠れないのでエルビスでもどうぞ。
やっぱりかっこ良いです。

ブログランキング・にほんブログ村へ
良かったら、ご協力下さい。

2012年1月20日金曜日

猫の住む街

  僕の部屋は裏が小さな自然があり、色々な鳥や動物が行き来する。今日もふと見ると、キジの子供が5羽一緒に歩いていた。宮崎の片田舎に住んでいるが、キジが5羽も歩くところは、なかなか拝めるものではない。昔はよく手入れしていたりした雑木林もいまでは自然のまま。なのでキジやらその他の野鳥、野良猫が来るようになったのかも知れない。

  最近野良猫が我が家に住み着いた。1匹じゃなく何匹もいるようだ。母親などは勝手に台所に入ってくるから、目くじらをたてて怒るのだが、別に良いじゃ無いかと思う。猫も必死なんだ。僕は猫とか犬が大好きで、昔我が家で出産した野良猫を親猫ごと僕の部屋に連れてきて育てた経験がある。その野良猫は古い家の一角にて出産したのだが、そのまま掘っておくと蛇など(古い家にはとてつもなく大きい蛇がいます。。)に食べられてはかわいそうだと思ったからだ。親にはぶ~ぶ~言われたが、ちゃんと育てた。って言うか親猫がカエルやイモリを勝手にえさとして与えていた。大変だったがよくなつき、そのうち立派な野良猫としてデビューしていった。

  我が町の野良猫はよく車にひかれていて残念だ。しかし、何故か分らないが、京都で猫が車にひかれていた所を見た事がない。僕は京都に7年ほど住んだのだが、一度も無かった。家と家の間隔が小さいから?かどうかは分らないが、猫もはんなりするのだろうか?京都の方々の運転と来たら日本でも有数の荒さだと思う。小さな路地をもの凄いスピードで駆け抜ける。いい年こいた僕が、京都の人の運転で車酔い担ったほどだ。横断歩道を青で渡っていても車はぎりぎりで止まる。そんなとこの住んでいる猫もその辺がよ~わかっとるのかもしれない。

  猫が多く住む町は良い町だと思う。自然がまだ残っているし、人情がある気がするのだ。それに絵になる。猫が住むから困るって事はないでしょ?

  そんな事を考えた。

にほんブログ村 環境ブログ 環境改善活動へ にほんブログ村 地域生活(街) 九州ブログ 宮崎県情報へ にほんブログ村 地域生活(街) 九州ブログ 宮崎 その他の街情報へ

ホームインスペクションについて

  ホームインスペクションという仕事を始めようとしている。あまり聞かれた事の名称だと思う。これは最近東京のさくら事務所と言う会社が提案し始めた事業で、中古物件の診断をするお仕事だ。現在日本の中古家屋を仲介業者などをへて探すとすると、最悪の場合A4の紙にその物件の広さや間取りなどが説明してあるだけだ。ホームインスペクションとはその物件がどのくらい劣化しているか、実際にリフォームをする場合どのくらいの費用がいるか。また地震が来た場合その建物は強いのか、合法の建物なのかなど、幅広いアドバイスや情報提供をする『簡易』の調査方法だ。簡易というのが良い。というのも建物をじっくり機材を入れて調べたら、10万どころじゃ収まらないからだ。実は日本の中古物件は酷い状況だと言える。実際に買った後にシロアリが見つかったり、結露しやすい家だったり、ようは宅建技師の方は建物の状況を見る事は難しかったりするのだ。なので建築士の我々の活用が必要となってくる。

  僕は前にも言ったが、建築士になった理由は景観問題を何とかしたいという情熱からだ。なので一般の建築士と違い建物本体に感動を強く覚えるタチじゃ無い。新しいカタチとか斬新なフォルムやファザードなどという事には元々興味がうすい。もちろん建築を勉強しだして好きになったし、それなりに語れるようになったが、どちらかというと景観が先に来る。なので設計事務所に入り年中忙しく自分の好みで無い建築物を建てる気がおきない。多くの設計士が言うのだが、『建築言う仕事は、金持ちが片手間でやる仕事』つまり時間に追われて適当にこなす仕事では無いはずなのだが、プランなどを1日で作らないと元が取れない仕組みになっているのが、悲しいかな日本の現状なのです。

僕は何とか自分が手がける家は、せいぜい1ヶ月ぐらいはプランに時間を取りたい。施主さまの意向はもちろん反映するが、すべて『はいはい』とハウスメーカーのように答えるつもりはない。僕らは勉強をしてきたし、それに一般の方と違い、年がら年中建物の事を考えているから、意見があるのだ。提案し、もめてこその設計士だと僕は認識している。もめてもめて作った家は結構その施主の求める物、そしてその場所の景観、建築的にもすばらしい物が出来るのではないかと思うのだが、どうでしょう。

  理想の建築を行うには昼間はホームインスペクション、夜は設計。僕の理想の建物を作る方法です。

  って事で東京に住む事になりそうです。まだまだ九州ではお仕事が少ないからです。まあ宮崎で設計はしていくつもりですが。

  あっ、住宅について聞きたい事があったらコメントに残しておいて下さい。無料で答えます。今のところはね♡

にほんブログ村 環境ブログ 環境改善活動へ にほんブログ村 地域生活(街) 九州ブログ 宮崎県情報へ にほんブログ村 地域生活(街) 九州ブログ 宮崎 その他の街情報へ

フォロワー

 
;