2013年2月5日火曜日

フランス・ギャルは可愛い


   さて、毎度の事この時間になるとブログを何を書こうか悩む。実はそんな事もあろうかと、ブログのネタを日々溜めている。やはり素敵だ。それをほじくり出し、毎度の事作り上げていく作業が夕方6時から8時の間だ。さぁ~書くぞ~と気合いを入れていたら空気が読めないメールがきた。知り合いの女性から家の事について相談があるんで、よかったら喫茶店にでも来てくれとの事だ。もう何度も合っているのに作らないので、また今度も作らず、たわいもない話になるんだろうが、長話になる気がするので、今日は音楽でごまかします。

   France Gall で 『Poupée de cire, poupée de son』 という曲です。もちろん何て発音するのか分らないし、意味も知りません。邦題は 『夢見るシャンソン人形』 だそうです。とある日本の女性が歌っているのだが、 『私は~』 とハキハキしすぎて昭和臭が凄いので、原曲にしました。

   僕はアメリカに住んでいる頃から、フランス・ギャルさんがお気に入りで、良く聞いています。この声が良い。またこの曲の中の 『ル・ボンボン~』 ってのが益荒男心をくすぐります。そして思うんだが、やっぱりフランス語の音楽は良い ! っと言ってもフランス語の曲はあまり知らないんですが。。第一フランス女はこのギャルさんとエマニエル婦人ぐらいしか知らん。。

   ほな、言ってきます。

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2013年2月4日月曜日

菜の花の苦みを消す方法

   昨日は節分なので、今日は立春。節分で鬼を払いそして春を迎え入れたわけだが、僕が住む宮崎では春一番が吹いた。こんな時期に春一番が来たのは僕にとっては初めて。今日は知り合いの女性からスモールハウスについて詳しく聞きたいと言われたので、隣町のジョイフルまで僕の自転車ルイガノ3S で行こうとしたのだが、さすがに豪風のため辞め、車で行くことにした。風が強いと自転車は前に進まず余計に疲れるからだ。温度もこの時期にしては高く、汗ばむ陽気で、車の窓は開けているととても心地良く、自転車で来なくて良かったとしみじみ感じた。畑の脇を車を走らせていると気づいた。菜の花咲いているじゃん。。時期的に早くないか?

   僕が京都に住み設計を勉強し始めた頃、一緒の学校の生徒さんの家で初めて菜の花の料理を食べた。料理は菜の花スパゲッティー。僕の実家では菜の花を使った料理などは出た事がなく、初めて見た時は本当に驚いた。食いもんねぇっちゃろか。。と言うのも明らかに学校帰りに鴨川のほとりで、『ちょっと待ってて』 と菜の花をパクってきたからだ。生け花部の末端を超汚していた僕は、お生け花でもしはるのねと思っていたが、彼女はさくさくっとスパゲッティーを作り出した。姉さん何しはるの?と言う間もなく出来上がり、食べたらほろ苦いがとても美味。これに味をしめた僕は、仕事帰りので鴨川で菜の花泥棒を生業とする事となった。

   だがどうも花が咲いた菜の花は苦くてたまらない。どうにかならんもんかと調べてみると、あっさりあった。ネタ元はNHKおはよう日本の出演者ブログで、江崎史恵さまが書いてらっしゃる。どうやら菜の花をゆでる時に油を加えれば良いのだそうだ。もちろん苦みが全く無くなる訳ではなさそうだが、抑えられるとの事。僕が信頼する江崎史恵さま書いているのだから間違いない。

   菜の花は食べても良し、あえても良し、そしてスパゲッティーに混ぜてイタリア男を気取るのにもちょうど良い。僕の家には畑があり、菜の花が咲いている。明日はイタリア男になってBuono ! と叫んでやるつもりだ。

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2013年2月3日日曜日

恵方巻き巻き、南南東でわっはっは

   今日は2月3日。世の中節分なのだが、僕の家では違う。2月3日は父親の誕生日だ。かくだん誕生日だからといって祝う習慣もないので、とりあえず豆買って食うのが毎年の恒例なんだが、父親が 『たまには寿司食いてぇ~な』 と言ったので、母親に 『寿司買ってきなさい』 とスーパーまでおつかいを頼まれた。スーパーに行ってみるとやたらと人が多い。なんぞなもし?と覗いてみたら皆々恵方巻きコーナーでお買い物をされていた。ああ、恵方巻きね。。と思いながら寿司コーナーを探すんだが一つも置いてない。おそるおそる店員さんに聞いてみると、 『今日は恵方巻きのみの販売で。。』 と言われてしまった。。誰だ恵方巻きをこの宮崎に広めたんわ。。

   そもそも恵方巻きとは大阪発祥の文化であり、つい最近まで東京などでも食べる文化がなかった。これが全国的に普及しだしたのはセブンイレブンの力に寄るところが大きいらしい。 第一に、 『恵方巻』 という言葉もセブンイレブンが商品化する際にに採用したようだ。それまでは大阪のでは、これといった統一した名前はなかったようだ。セブンイレブンが恵方巻を商品化したのにも理由がようで、日本人は正月に多くのお金を使う。よって、2月は渋る。なのでどうしても売り上げが下がるらしいので、恵方巻き。そんな具合らしい。う~んうさん臭い。。また主婦らにも

   僕は毎度恵方巻きを見る度に銭の臭いがプンプンしてどうも一歩引いてしまう。なんだが、今日は父親の誕生日。寿司がないので恵方巻を買うしかしょうがない。群がるおばちゃん達をかき分け、やっとの思い出恵方巻きを買い、事情を母親に話したら、『恵方巻きを買うんだったら、なぜロールケーキの恵方巻きにしなかったの?』と怒られた。

   あんたは、寿司買えって言っただろ。。

   って言いながら、南南東に向かって笑ってあげた。

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2013年2月2日土曜日

ハキダメの浜辺

都井岬から見る日南海岸
   遠出していた親が電車を使って帰るという事で、地元の駅まで迎えに行ってきた。昼頃に着くからと言われて待っていたのだが、なかなか来ない。悲しいかなここは宮崎のど田舎の町の小さなメルヘンチックな駅  (駅として間違えている。。も読もう ! ) 電車はなかなか来ず、来たと思ったら特急で僕の町には止まらない。待つのにくたびれ、ぼ~としていた。僕の地元の駅は海が近いので潮風が香る。 『海が見たいの♡』 と急に思い立ち、駅から数百メートルの浜辺へとぼとぼと向かった。僕が浜辺にいる時に電車が着いても、2時にをオーバーしているので親の落ち度って事にした。

   僕の町だけではないのだが、宮崎はサーフィンが盛んだ。聞くところによると、日本の海で年がら年中良い波が来るのは僕の町あたりらしく、多くのサーファーが移住して来るくらいだ。これはチャンスと意気込んだ宮崎の各市町村さんらはサーフィン大会などを作り盛り上げているが、それほど流行ってはいない。僕の町でもサーフィンに力を入れようとしたらしく、単なる砂浜だった場所に駐車場を設け、そしてサーファー用の宿泊所をコンクリート製の大きな建物を作ったりした。が、これが全然使われていない。無料なのにだ。先ほど親に聞いたら、町の総合政策課に行ってキーを借りなければならないらしい。知らんかった。。町の評判を落とすようで申し訳ないが、やたらと暗~い場所となっているので、とても根性無しの僕は恐くて近づけない。○○が出そうだからだ。。僕の町にはないようなおしゃれな (つもりの) 建物なので、多分大きな額の税金が使われたんだろうが、実に勿体ない建物になっている。。

地元の海岸(美しい角度の。。)
   以前、町の仕事を引き受けた時、役人さんに 『この浜辺を有効活用するためのよいアイディアないか?』 と問われた。と言うのも近くに日向市という有名なサーフィンする海岸があるので、そこに観光客が取られる。これが町としては悔しくてならんそうなんだ。なので僕は 『まず駐車場の脇にある自販機や看板類を撤去することから始めましょうか』 と即答した。その駐車場は30台は停めることが出来る大きさなのだが、数えてみたら20を超える看板が周りを埋め尽くしている。 『ゴミのポイ捨て禁止』 から 『ウミガメが産卵しています』 や 『宮崎県の観光○○選選出の浜』 などの看板がこれみよがしにアンバランスに並んでいる。そして一様にその看板らの文字が薄く変色しているし、サビも目立つ。また小学生がみんなで書いたであろうウミガメの絵なども飾ってあり、とても観光客を呼び込む心意気も感じない。だが、すぐに言われた。 『あんた、難しい事を言うたらイカンよ~』 まったく、小役人め。。

   僕は余計な看板らはいらないと思うし、子供らに町の景観の一部に絵を描かせるのはとても理解できない。もちろんよかれと思ってやっているのは分っているが、その看板らがあることにより景観が悪化し、ポイ捨てなどが多くなる事は確実だと思う。里山はしっかり人間の手が入るから美しいのであり、手が入っていない里山は単なるヤブだ。それと同様にしっかりと良いプランを練り、計画的に作ったのが日向の浜であり、日南の浜なんだと思う。だからこそ人は来るし看板など無くてもポイ捨てはしない。汚い看板らがあるのでポイ捨てが増えているし、観光客は来なくなっている気がとてもする。

   僕が浜に行った時は、もちろん観光客などはいなく、営業さんらしき方々が車を停めてサボっていた。みんな缶コーヒーを片手に煙草をぷっかプカ。そりゃ、ゴミも捨てられるわな。。完全に営業さんのはきだめの浜辺となっている。看板や自販機があって得してるのは営業さんらだけだわな。。

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2013年2月1日金曜日

古民家が積極的

   設計のお仕事をしていると家々の現状がよく見えてくるもので、最近の新築の建物のちゃっちさは見ていて辛くなる。ウっとりするような新築はとても少なく、僕が住む宮崎などでは、とてもウっとりなどは出来ない。僕には品のある家が以前よりも少なくなっている気がしている。同じようなサイディングの壁に同じような対面型キッチン。そして洗濯物が干せるウッドデッキ。それはそれなりに機能的に出来ているし、昔の家々よりも生活環境としては快適だろう。だがウっとりはしない。歴史がなせるものか、不思議な物で昔の古い建物には目がいってしまい、うっとりする。その家々は作った当時から大きなお金をつぎ込んだ建物が多い。建物をしっかりと作っているという事だ。それにその家に住まわれる方々がしっかりと手入れされている家だからこそ、よい雰囲気をだしていると思う。僕が幼い頃などは、朝起きたら廊下や柱を雑巾がけさせられたものだ。なので柱という柱はピッカぴか。そんな家々は少なくなった。

   都会の方々が考えるような日本の田舎の家は少なくなった。やはりそれは全国一律で安価の商品であるサイディングなどが普及してきたからと言えるし、経済が良かったので新しい家を次々に作ったからとも言える。10年ぐらい前までは新築の建物があちらこちらで建っていたのが普通だったので、もちろん設計などに時間はかけれず、安易な間取りでハウスメーカーが安易に家を作っていった。経済が小さくなった今はもっと安易に作る事によって多くの建築会社が生き残りをかけている。よって日本の田舎は普通の町となってしまった。だが少しモチベーションが高い建築メーカーや設計屋がこれではいけないと考えるようになってきた。何とか古い家々を再評価しようと動きだした。良い流れだとは思うが、まだ主流にはなりきれてはいない。なぜならそれで企業の業績があがるかと言えばそうでないからだ。

   僕の知っている宮崎の工務店が古民家再生プロジェクトを立ち上げてやっている。要はリフォームなんだが、気が付けば新築より高いと評判はよろしくない。元々しっかりとお金と手間をかけて作った家なら、それなりに再生がスムーズに行くだろう。だが、もともと30年が寿命と考えて作った家や、そもそもメンテナンスをしっかりやっていないご家庭の家はシロアリや雨漏りが甚だしい。よっていざ解体した時に欠陥が見つかり、それの補修がかかってしまう。なのでどうしてもそこから料金が余計にかかってしまう。なのでそのプロジェクトは評判が落ちてしまい、上手くは回っていない。それに、センスも今ひとつだし。。

   一昨年の冬にとある宮崎の工務店をひやかし半分で受けた。1週間後、社長さんから電話があり言われた。 『飲みに行かないか?』 『あの。。受かったんですかね。。』 と聞くと 『どっちでも良いよ』 と言われた。。その社長に色々と教えてもらったのだが、その中に古民家鑑定士という資格があった。どうやら古民家鑑定士というものは不動産としての古民家の価値ではなく、文化的な価値から建物を見るという前提があるそうだ。もちろんその構造はどうだとか、実際に修復してたらこれくらいの価値で売却できるなどの相談も出来る。それに古民家売買のネット登録などの手配できるらしい。う~ん僕好みの資格だ。だが、現実には商売としては成り立ちにくく、なんとか上手くできないか模索中なんだそうだ。世の中には同じような事を考えていらっしゃる方々がいてちょっと嬉しくなったのを覚えている。

   家いう箱物を資産として考えた場合、新たに建てて22年も建てば不動産としての価値はゼロ円となってしまう。実際、不動産鑑定の現実はそうなっている。だが、それではおかしいと多くの人々が気づきだした。品のある家を最初に作れば、それなりの価値を保たせる事が出来る時代になってきたようだ。僕がやるホームインスペクションもそうだし、耐震診断もこの古民家鑑定士もそうだろう。積極的に価値ある家を生みだし、そして次世代に良い環境の町を提供するのが僕らの仕事だと、ちょっとだけ思っている。

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