2013年10月7日月曜日

スモールハウスは賢く作ろう!

   以前にも書いたが、スモールハウスとは3坪から大きくても10坪の家である。坪数が小さいという事は家を作る際にかかるコストは通常の家と比べて格段下がる(坪単価は下がることはなく、上がるので注意 ! )それは躯体工事はもちろん、基礎などに使うコンクリート量も少ないし、屋根なども小さいので工事日数がかからないからだ。また窓などにも贅沢な物を使えるし、断熱材も良い物も使える。賃貸の住宅やアパートなどは長年住んだとしても自分の資産にはならない。だがスモールハウスは自分の財産になり得る。しかしながらだ。スモールハウスにももちろんデメリットはある。デメリットをあげるとすれば、物が入らない事。また内部がその家主の家財や生活道具のためごちゃごちゃなりやすいという事だろう。遮離(だんしゃり)という考えを以前も書いた。つまり余計な物は買い込まないという事である。この考えはスモールハウスに住む上でとても重要である。だが最低限度の物を入れればどうしても室面積が小さいためごちゃごちゃ見えてしまう。だがこの問題を防ぐ方法は実はある。

   一番手っ取り早いのが収納で隠すという事だろう。以前ビフォーアフターという番組が流行っていた。僕が設計の世界に入った頃なので約10年ほど前だろうか。僕はこの番組には少し批判的ではある。だがピアノの音楽に乗せて道の真ん中を歩く匠さまらが頭をひねって考えた収納は、やはり物が良く入り秀悦である。スモールハウスはいかに収納を生かすかにかかっていると言っても過言ではないだろう。僕らのような設計屋がスモールハウスを作る場合は、ミリ単位で収納を作り上げていく。通常大きさの家とは違い、『収納(2畳)』というワケにはいけないからだ。またスモールハウスを高床で作った場合は、床下に物置小屋を作るのも1つの手だとは思う。

   だが全てを収納にすれば良いと言う物ではない。やはり日常生活で使う食器などの生活道具は置きたいものだと思う。だが棚などに物を置くという事は人の目にさらす事であり、ごちゃごちゃ見えてしまいがちだ。おしゃれなレストランなどに行くと、食器が美しくディスプレイされている事がある。だがそれが不快に思わないのは何故か?それは色をコーディネートしているからである。


   色をコーディネートする手法の中で代表的なものの中に、メインカラー、ベースカラー、そしてアクセントカラーというものがある。比率で言えば前者から25%、70%、5%ぐらいであろうか。上記の写真の場合メインがグリーンで、ベースがホワイト、そしてアクセントがメインカラーの色素の反対である青紫の彩度と明度を落とし整えている。そしてこの写真の場合はトーンの調整も図ってあり統一感が出ているのが分ると思う。だが上記の色の比率はとても重要でこれらが崩れると室内が散らかって感じるので注意が必要だと思う。そしてこれらの細かい色の調整はやはり壁紙では難しく塗装をお勧めする。だが工務店などは嫌がるだろうと思う。なぜなら下地がボードなどであるから亀裂が出やすいし、塗装は経年劣化で粉を吹くのでクレームとなりやすいからだ。だが最近のペンキメーカーはコンピュータ制御で色を作ってくれたりする。問題起きたら自分で塗り返せば良い。

   僕の考えでは、多くの人々はスモールハウスを建てたとしても、その家には一生は住まないだろうと思う。結婚などして子供が生まれたりしたらやはりスモールハウスでは手狭であるからだ。なので売る事も考えて作らなくてはならないと思う。日本の不動産売買は築年数から売り値を割り出すと聞く。だが個人売買は可能であり、おしゃれに使い勝手が良く設計すれば買値で以上で売れる事だって十分あり得る。これらの手法を使えば良いスモールハウスが出来るのではないかと最近考えている。

   今僕は、このスモールハウスで少し動こうとしてます。というのも依頼や相談が、宮崎の方々からではなく関東や関西あたりから来るので、さすがに無理だとお断わりしてました。ですがありがたい事に、知り合いの東京や大阪の工務店さんらが『手伝うよ』と声をかけて下さりだりました。よって、関東と関西、そして大分と宮崎辺りで作る事が可能となりそうです。その時はお声をおかけ頂けるとありがたいです。

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2013年10月4日金曜日

座骨神経痛を吹っ飛ばせ !!

   今日は僕が妙に好きな宮崎県は日向市へお出かけ。午前中はいつもお世話になっている日向ITサポートでのパソコンいびり作業。そして午後は消費税増税に伴う国土交通省さまの説明会に参加させて頂いた。

   日向ITサポート様はこのブログを開設した2年前の暮れ、ホームページを作成を親切丁寧な説明で成功に導いて下さった日向を代表する超優良のIT業者さんである。そこでパソコンやITソリューション的なよもやま話を終え、12時に店舗を出た。去り際に質問を受けた。担当のKさんがおっしゃるには事務用椅子が合わなくて座骨神経痛らしい。言われてみれば2時間ほど椅子に座っていたせいか、僕の桃尻にもかすかな痛みがある。嗚呼、あなたも同志か。。

   僕ら設計屋の職業病は座骨神経痛と腱鞘炎(けんしょうえん)、そして肩こりに視力の低下である。僕ら設計屋は日長一日中椅子に座ってお仕事をする。僕の場合は平均1日12時間は同じ姿勢でいることが多いので、それらの症状が僕常日頃から悩ませていた。これらの4症状の中で、僕には座骨神経痛が一番辛い。座ってられないからだ。だがさすがにこの世界に長くいるので、いろんな改善策を試してきた。僕の中で一番手軽に効果があったのは、ドーナッツ型の低反発クッションである。これがあると姿勢が良くなり僕の桃尻の痛みも消えた。なのでKさんにはドーナッツ型低反発クッションを教えてあげた。値段は2000円ぐらいである。

   午後は国土交通省のお役人さまのお話を聞きに、とある日向のホテルに向かった。だがアホの子のように早く着きすぎてしまった僕は、やる事がない。しょうがない煙草でも吸うかと美人受付嬢に誘導されて喫煙所に向かった。そこにある椅子に座りながら時間を過ごす。だがその椅子がやたらと低い。あまりにも低いためすぐに僕のアキレス腱が痛いよ痛いよになってしまった。。こりゃ参った。。とは思ったが美人受付嬢が横を通るたびに笑顔でご挨拶をしてくるので、気が付けば1時間近くそこに座ってしまった。。おかげで立上がると生まれたての子鹿のように足がガクガクなってしまい、実に情けない。。


   講演が14時から始まった。さすが国土交通省の官僚さま。実に頭が切れる臭いがプンプンする。説明が的確であり、そしてイケメンで爽やかだ。だが困った事に朝からいつもと違う椅子に座っているせいか、はたまたこの会議室の椅子が安もんの椅子を使っているせいか、実にふとももの付け根がしんどい。アカン立ちたい。。と思うのだがトイレか?と思われるとカッコ悪い。。説明の内容は消費税に関わることなので聞かねばならんのに頭が尻・尻・尻となっていた。やはり椅子は重要であると改めて考えさせられた一日であった。

 実は人間工学による椅子と机の高さの計算式というものがある。僕ら設計屋はこれを参考に椅子などの高さなどを設計をする。だが実際はこれで快適かと言えば、僕のような足長おじさんには合わない。まあ参考までにと思って頂きたい。

   椅子の高さ=身長×0.25-1
   机の高さ=身長×0.25-1+身長×0.183-1

   である。


   ちなみに僕は事務所発表172㎝(ホントは168.8㎝。。)であるが、椅子の座面高さ+座布団+低反発クッションの合計高さを50㎝にしている。先ほどの計算式よりも9㎝高いが、僕にはこれが心地よい。椅子の上であぐらをかくからである。

   そして椅子はすこし前傾の方が仕事に集中しやすい。といっても僅か3度程度(だったはず。。)だがあえて座面が斜めのものを使う必要はなく、日向ITサポートさんのくだりで紹介したドーナッツ型の低反発クッションがあればそれ自体が斜めなので、それを使えば十分仕事に集中できるはずである。

   腰痛持ちの座骨神経痛持ちであった設計屋としてはこの寸法をお勧めしておく。

   まだ人間工学的な。。そして僕の経験則からの計算寸法はあるのだが、また来週にとっておこうと思う。

   でないと、ネタがないからである。

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それではまた来週!

2013年10月3日木曜日

シーガイアがカジノに変わるの?

   ふとネット新聞をチラ見していた。いつもは読まない読売新聞さんを見てみると、宮崎ではカジノ誘致を目指す議員連盟が発足したとあった。何でもあの悪名高いシーガイアでと考えているらしい。僕はそんな話がこの宮崎で話が進んでいるとは全く知らなかった。。まったく勉強不足である。ちなみにシーガイアを知らない方のために書くとすれば、シーガイアは宮崎県の歴史上、一番コケた室内プールである。バブルな感じ丸出しの時代に建てられた宮崎の負の遺産であるのは間違いない。そこでカジノか。。う~ん。。

   正直今シーガイアがどうなっているかは僕は知らない。横は車で通ったことはあるが、入場したことはない。どうもあのチャラチャラ感が硬派の僕には好きになれなかったからである。シーガイアは僕が高校を卒業する頃にオープンし、大勢の幼なじみが就職した。そしてみんな首になった。その跡地。。といってもまだ建物はあるが。。そこにカジノを呼び込もうという事らしい。

   読売さんを読んでみると議員連盟設立とある。なんでも議員さんが言うには『宮崎は今のままだと、高速道路が完成しても(まだ宮崎は全面開通はしとらんとです。。)宿泊してくれる観光客は来ない。カジノや宿泊、娯楽施設を備えたリゾートの振興を考えるべきだ』との事である。う~ん。。僕的には良いアイディアかどうかは判断つきかねる。。

   確かシーガイアが出来た時は日本最大の屋内プールであったと思う。なので少しは注目された。だが時代はバブル崩壊後の事。さすがに首都圏から飛行機乗って宮崎のプールでちゃぷちゃぷしには来ない。それに首都圏にシーガイアほどではないが、それなりのプールが出来た。よって作ったはよいが閑古鳥が鳴きまくり閉鎖に追い込まれた。宮崎だけにカジノが出来ればそれは美味しいだろう。江戸時代の出島のようなもんである。日本国内だけではなく海外からも客は来るかも知れない。でもそうは問屋が卸さないだろう。。まあ九州に宮崎だけカジノO.Kってなるなら少しはましかも知れないが。。まあ、沖縄がだまっちゃおらんだろうし。。

   僕はアメリカにいた頃、カジノには2度行った。一度は先輩がおごって下さるというので、も一度は日本の商社さんの接待(癒着)旅行について行った。他国のカジノは知らないが、アメリカのカジノは本当に遊べる。と言っても僕はあまり賭け事に興味ない。。のではなく、ごっつ頭に血が上るタイプで、持ち金全部使いそうでビビリまくり、僕は5セントのスロットばかりしていた。だが400ドルは稼ぎ出したので素敵だ。

   てアメリカのカジノホテルの料理はとにかく安い。そしてアメリカにしては料理もまあまあ上手い。それにカジノの町はしっかりとマフィアに守られているせいか、治安も比較的良い。これが宮崎に来ると考えるとどうだろうか。。きっと料理はチキン南蛮に宮崎牛。。カジノの中にはパチンコ屋。。ちと考えすぎだろうか。。

   宮崎県民としてシーガイアは何とかせんとイカンとは思っている。僕としてはやった方が良いのか、やらない方が良いのかは正直判断尽きかねる。カジノがうまくいくかどうかは分らない。だが仮にやるとしてもアメリカのカジノのようにテッカテカの電光掲示板だらけのカジノにはしてほしくはない。テッカテカは景観上よろしくはないだろうし、それにテッケテカはどう考えたってラスベガスには負けるからだ。

   う~ん、どうなんだろう。。

   どう思います、宮崎の方々?

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どうもこのアイディアは安易な気がするんですが。。

2013年10月2日水曜日

竹細工のある生活

   僕は昔からだがプラチックが嫌いである。どうもあの傷がつきやすいプラチック素材を生活道具として使う気にならない。よごれはすぐに目立つし、あの原色のちゃっち感がハンパない。そして気づかない人もいるかもしれないが、僕はあのプラチックの臭いが大嫌いである。まだ僕が保育所に通っていた頃の事、確か白いプラチックの積み木かなにかが全員に配られた。するとそのプラチックの臭いが部屋中に充満したらしく、その臭いをかいだ育ちの良い僕は、すぐに頭がイタイイタイになり嘔吐。僕のファンを前に醜態をさらしてしまった。。だからプラチックは大嫌いなのである。

   つい先ほど、仕事から帰って来たママが『あんた ! ブログどん書いている暇があるなら、柿採りを手伝いなさいよ!』と上品に言ってきた。ふとふり返ると彼女はプラチックのバケツを持っている。どうやらこのプラチックのバケツに収穫した柿を入れるらしい。僕はこのバケツがどうも許せない。底辺にできた傷に土よごれが入り込み、どう洗ってもキレイキレイにはならないし、それにこのプラチックのバケツの色は、僕の幼い頃にどっかの爺さんが、汲取り式便所から人糞を運搬するのに使っていたのと同じ色だからである。柿を採るのにふさわしい色ではない。ふと今は年老いた僕の婆さんが竹籠を背負って柿を採っていたのを思い出した。『あの竹籠はどこにあるの?』とママに聞いた。『あれはこの前私が踏んづけたから、捨てた。。』と彼女は言った。ああ。。勿体ない。。確か僕が生まれる前から現役であったものを。。踏むなんて。。

   プラチックは嫌いだが竹で出来た生活道具は大好きだ。籠に箒、弁当箱に花入れ。実に日本の手作業はクオリティーは高い。あれほどに美しく繊細な物をつくる技術が中国などにあるだろうか?僕は詳しくはないが、日本独特の美しさを持っていると勝手に思っている。僕だけだろうか。。竹の弁当箱に、鮮やかな色をしたおにぎりなど入れた日には、『助さん格さん、参りましょうか~』と言いたくなるのは僕だけだろうか。。


   以前、京都で設計のお仕事をしている時にリフォームを頼まれたとある明治時代に建てられた町家の和室は、全ての調度品が竹で出来ていた。竹のゴザを引いて夏は涼しさを演出していたり、竹のうちわ置きや竹の花入れは秀悦だった。さすが京都さんである。だがその和室には後付けのクーラー(プラチック)がキラリと光っていた(和室にく~ら~も読もう!)だがそれ以外は完璧な日本である。

   僕がまだ幼い頃などは、竹細工の職人さんなどは普通にいた。だが今はどこにそのような人がいるのか、設計のお仕事をしている僕でも知りはしない。僕は宮崎の片田舎に住んでいるが、宮崎の北部の日の影町だったか高千穂町にすばらしい竹細工職人の爺さんがいたと聞いた事がある。今生きてらっしゃるかは分らないが、その爺さん腕は良いのだが世の中プラチック。値段に押されて彼の竹細工は全く売れなかったそうである。廃業も考えたある日のこと、一人のアメリカ人が『売ってくれない?』と商売を持ちかけた。そのアメリカ人は母国に持ち帰ったらその竹細工は高い評価を受け、もの凄い値段がついたが売れに売れたそうである。おかげでその竹細工職人が作る竹細工は、道具ではなく作品として評価が高まり、地元の人々には手がつけれない商品となったと聞いた。日本の竹細工がいかに凄いかよく分る話だ。

   『まだ帰らんと~?』とダダをこねながら母親と柿の収穫をしてきた。もちろん手元にはあの汚ったないバケツでだ。実にテンションが上がらない。これが竹細工だったら気合いが入るのだが。。

   だが我が家の柿はやはりうまかった。

   だって旬だもの~

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子供ためにはプラチックの食器などは
使わない方が良いらしいです。。

2013年10月1日火曜日

ミニキッチンはホント使える !

   僕は自宅で仕事をしている。正確に言えば自宅ではなく、自宅の離れの6畳で寝起きしながら仕事をしている。僕は仕事中は必ず何かを飲まないと落ち着かない。大抵はフレンチロースト(日の出を眺めながら飲むロシアン・コーヒーも読もう!!)かグレープフルーツジュースである(エッフェル塔で朝食をも読もう!!)離れである悲しさか、いつも飲み物がなくなる度に本家(もとや)の台所まで行かねばならない。宮崎のど田舎に住んでいるので、離れから本家まで庭を挟んで40mほどある。これが最近面倒になってきた。雨が降った時などは走るため飲み物はこぼれるし、夜間に熱々のコーヒーを手にこぼして何度かやけどした。。また朝方に昨晩の残った飲み物やマグカップをいちいち洗いに行くのが邪魔くさく、気が付けば机の上にマグカップが二つ三つ並ぶのは良い気がするワケがない。う~ん。。ミニキッチンでも作ったろうか。。

   大きな声では言えないが、僕が初めてミニキッチンを知ったのは設計士の資格試験のお勉強の時である。設計士の試験は筆記と製図に別れている。その製図のお勉強の時にミニキッチンを知った。製図の問題は建物の用途が羅列されており、『老婆室の脇にはミニキッチンコーナーを設ける』などと書いてある。これが抜けていたら大幅減点となり、下手すりゃそれを描かないだけで、ハイまた来年となりかねない。だがミニキッチンコーナーなど言われても見た事がない。僕がもぐりで参加していた(授業料は払っていないが勝手に参加していたって意味)設計士製図対策クラスの先生に『これ何ですか?』と聞いてみた。すると『給湯室のようなもんじゃない?』と言われた。う~ん。。投げやりだ。。どうも怪しい。。という事で、それからというものミニキッチンを調べまくった。


   日本の場合、ミニキッチンは主にアパートに取り付けられている小さいコンロとシンクがあるタイプを指す。少し良い物だと、換気扇にミニ冷蔵庫などがついたユニットタイプもあるようだ。その幅は1200~1800㎜の大きさであるらしい。もちろん僕のような離れで使いたいサブキッチン的な使い方もできるだろうが、基本は賃貸用に作られているらしく、エライちゃっちい。。まず包丁でカットなどは大分厳しい。。まあ壊れたり住人に汚されても安くで取り替えれるから、賃貸を貸している人には良いであろうが実にベニア感がある。。システム化されているのが中々日本的だとは評価できるが。。

   ふと洋物を探してみた。さすがアメリカさんは違った。彼の国は賃貸であろうと本当に良い物を使う。日本と違い、木造でも賃貸などを建てたら長く使うのが前提であり、入居して長く使って欲しいのでデザインに力を入れるからである。上記の写真のような物は僕がアメリカに住んでいる時も見た事がある。このキッチンの場合、幅は80㎝はないだろうが、十分使える代物である。もちろん天ぷらなどはしてはいけない。だが十分僕のような小部屋で仕事をする人間にはちょうど良い大きさである。これが本来の意味でのミニキッチンだと思う。壊れても良い、汚しても良いではないのが明らかだ。

   ちなみにこのキッチンはアメリカのスモールハウスのホームページから借用した。以前にも書いたがスモールハウスは3坪~5坪程度の小さいお家である。仮に3坪ぐらいだとやはり1800㎜程度のキッチンスペースしか確保できない。だがその狭いスペースに服棚や食器棚などを設けるとすれば場合によりシンクのスペースは1200ぐらいになる事がある。そんな場合はやはり素敵なシンクを使いたい。値段はおしゃれになるほど高くはなるが、まあ何とかなるレベルだと思う。

   だが僕の部屋には網戸もないし、断熱材も入ってない。。網戸か。。ミニキッチンか。。ミニキッチン作るなら水道屋も呼ばねばならんしな。。

   水道ぐらい自分でやったろかな。。

   設計士なんだし。。

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探せばあるにはあるだろうが。。
レイアウトちと変えました。
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