ペンキ屋を使おう |
そもそも日本人は、塗装という伝統はほぼ持っていないと言っていい。これには理由がある。大陸国家(例えば中国や韓国)などは気候が乾いており、良質の杉や檜がとれない。なので代用として質の劣る木材を使う事がよくあったそうだ。それを隠すために建物には朱色などの色を施した。もちろん魔除けや虫除けの意味もある。
一方日本はと言うと、温暖で雨量も多いので、ほっといても良質の杉や檜はとれる。良質の木材の木目という物は美しく、手の掛かる塗装をする必要が無かった。大陸国家とは木材のクォリティが元から違うのだ。もちろん中国や韓国などと比べ、自然の色が豊富だった事も一つの理由だと思う。
しかしもちろん例外もある。神社は赤く塗装されているのもある。古代神道は決して赤が多くはないのだが、時代が経つと赤が目立つ。これは渡来系や魔除けとも関係するのかも知れない。
アメリカはもちろん欧米の文化を濃厚に受け継いでいる。そのためペンキを塗る。と言うより、塗りたくる。。例えばアパートメント。アメリカの一般的な賃貸は、ドアとドアノブの色、窓枠と室内の壁の色は基本同じだ。しかしペンキを塗り直す文化を持たない日本と違い、アメリカは基本毎年塗る。アパートなどは、現在住民が住んでいようが、お構いなしに外壁は塗る。もちろんアパートから出て行くときも塗る。反面日本は毎年は塗り返さないが、壁紙や外壁ボードの精巧さは世界一だろう。
じゃあどちらが美しいだろうと考えれば、残念ながら僕にはアメリカの方が美しい。日本は塗るのは最初だけ。よって経年劣化が甚だしいし、カビだらけ。汚れが目立つ建物を作るなら、最初から木目で良いのに。。
塗るなら塗る、塗らぬなら塗らぬ、何事も。塗らぬは人のならぬなりけり。
う~んイマイチ。。
じゃあどちらが美しいだろうと考えれば、残念ながら僕にはアメリカの方が美しい。日本は塗るのは最初だけ。よって経年劣化が甚だしいし、カビだらけ。汚れが目立つ建物を作るなら、最初から木目で良いのに。。
塗るなら塗る、塗らぬなら塗らぬ、何事も。塗らぬは人のならぬなりけり。
う~んイマイチ。。
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