絶対景観～石河内小学校編～

バランスがいいでしょ♡

木城町という町がある。この木城町の中心部から車で20分ぐらい行った所に、石河内地区がある。この地区には武者小路実篤とその同士が理想郷を目指し作った『新しき村』があり、また本当に美しい美術館？博物館？の『絵本の里』がある。この石河内地区にある唯一の小学校が、今年の3月をもって廃校になるそうだ。地元の方々は何とかこの学校を存続させようと運動をされたきたと聞く。運動会ともなると、地区の方々が一生懸命盛り上げてきたのだが、生徒数が少ないのでやむを得ないのであるのだが、残念だ。

この石河内小学校は本当に美しい。右の写真は前方の駐車場から撮られてる。運動場と建物そして山並みと空が絶妙のバランスでなっている。そして余計な看板や電線がない。僕が考える絶対景観とはこういう事。建築的な事をいえば、まず運動場がのレベルが校舎の高さと違うという事。これによりネットなどが必要無いのだ。またこの大屋根は運動場から上がる土手と同じぐらいの高さに考えて設計したはずだ（たぶん。。）　この写真の反対側には田園地帯があり、またその向こうには小丸川、そして新しき村がある、実にすばらしい僕の休憩所（昼寝用スペース）となっている。妻入りのコンクリート造り。木造だともっと良かったなどと愚考するが、しかしよく出来ている。うっとりします。

引っ越しまで含めて考えていたのだが。。小学校が無くなったら子供は大変なので辞めます。

まあ、独身だし、子供もいないのだが。。