2012年1月30日月曜日

収納にも一工夫あってよい。

日本の風呂場は美しくならんのか。。
  嗚呼、往くのである。人々があこがれる街、東京へ往くのである。アメリカの小さな楽器屋の販売人から身を起こし、色々あったが現在は設計屋さんに落ち着いた私である。ホームインスペクションという仕事のため、東京は銀座あたりへ移住である。明後日の2月1日(水)には出発なのである。ジョイフルで引き留める数多(あまた)の女性に三行半(みくだりはん)をたたきつけ(嘘)、お世話になった方々へ挨拶回りは終わらせた(してない。。) 栄光への架け橋を上り詰めるため、今日は準備の一日だ。男子たるもの準備を怠ってはならんのである。と思ってたら工務店の方から電話があり、『東京行く前に新しいページを作って下さ~い』って言われたのである。『ままよ!』なんて言っていたら、送別会に誘われ、酒を飲み。。まだチケットも掃除もな~んにも出来ていない。。そのあたりが『日向ぼけ』なのであ~る。

見せる本棚の例
  って事で工務店さんの現場へ行ってきた。今日行ってきた現場は西都市。そして家はシンプルな家。シンプルな家だと、ホームページを担当しているものとしては、中々言葉が出てこない。よくよく見ているとこだわった所が見えてくる。そこを書けば良いのだが言葉に詰まってフレーズが出てこない。そんな時、現場に施主さんがいらったので聞いてみた『どんなところが気に入ってますか?』 そしたら僕らが考えていた所と違うところを指摘され、我に返った。『一般の方々が感動する場所と僕らのでは全然違う!』 僕が設計を勉強しだしてからもう何年だろう。。普通の心を忘れていたのだ。。初心を忘れてはいけないと思う一日だった。

  施主さまに収納の良さを言われていた。その家の収納は多かった。では収納ってなんだって事を考えた。通常家を設計するときに最後に入れるのが収納。実は設計屋はあまり収納の事を考えながら家を作っているわけではない。なぜか?あった方がいいねって思ってる程度の設計屋が多いからです。まあ失礼な話ではあるのだが、他の部屋は目に見える部屋。収納のスペースは目に見えない。なのでもちろん内壁にも簡易なものが多い。

  一概に収納と言っても色々なものがある。例えばウォーキングクローゼット。僕は子供の部屋でもウォーキングクローゼットは入れるべきだと考えている。なぜか?もちろん冬服と夏服を簡単に取り出せるし、部屋の中にタンスを置かなくてすむ。そして寝室と寝室の間に配置する事により、防音効果も期待できる。

カーテンだけでも違います。。
  食器部屋もいわゆる一つの収納のあり方だ。僕は昨日かいたブログに載っているようにキッチンを大事にしたいと考える設計屋なので、できるかぎり食器専門の部屋を設けたい。いつも食器部屋と書いているが、もちろん漬け物などもその部屋に入れておいても良い。できるだけシンプルに部屋を使いたいからだ。棚を全否定するつもりはないが、棚の中に何が入っているか全く分らないようなら、別の室を作り、使いやすくしておきたい。もちろん窓もつけて明るくが絶対条件だったりする。暗い食器室はたんなる倉庫と化して、本当に漬け物小屋になってしまうからだ。なのでおしゃれにしたい。

  タンスを買って家のあちこちに配置しまくる家庭が多いが、僕好みでは無い。地震とか来たら怖いし、片付けの苦手な僕は綺麗にたたんで仕舞えないからだ。。

  さあ準備しよう。。ただ酒が入っているから眠いのは、きっと気のせいだろう。。

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