スモールハウスとは小さい小さい家の事だ (スモールハウスを作ろう ! も読もう ! 右下のラベルからも行けます。)スモールハウスとは大体3坪~6坪、または10坪ぐらいの家の事をいう。そこにはキッチンだってあるしトイレもある。広さにもよるが風呂だって作れる。あえて小さい家を作ることにより高価な設備や窓などを入れるという考えのお家だ。坪数が小さいからこそ、通常の木造住宅では入れないインテリアコーディネーターさんなどを使って、美装だってできる。例えば地方で30坪ぐらいの家だと1200万ぐらいはどうしてもかかるだろうが、家自体が小さいために、小さな坪数で最小限の作りだと200万ぐらいで出来ると思う。究極のお一人様の家と言えるだろう。賃貸で払う3年~5年のお金で家が作れると考えれば賢い選択だ。それに住む人が増えたら、売ってしまえば良い。しっかりとデザインを入れておけば結構簡単に売れると思う。また、売らなくても賃貸で家賃収入ぐらいは十分にとれる。一人暮らしや個人事業主には良いアイディアだと思う。
ただし、気をつけねばならないことがある。単に安いを目的にデザインなどにこだわらず作れば、売り抜けることができないという事だ。あれば良いって考えで家を作るモノではない。家はモノではなく資産だでもあるからだ。他人が欲しがらないモノを、安いという理由だけで設計屋やコーディネーターを抜くと、それはスモールハウスではなく単なる小屋になってしまう可能性が高い。いきなり工務店などに 『スモールハウスを作って下さい』 と行くのはお勧めしない。そりゃ 『簡単にできるよ ! 』 と大工さんには言われるだろう。だが出来上がりは微妙なモノとなる可能性がある。作りたい方は、近くのデザイン屋や設計屋に相談するのが良い。小さい家なのでそんなにお金を取られることもないと思う。工事期間も大きさによるが、1月もかからんと思う。もちろん宮崎にお住みの方は僕に連絡すればすぐに作ってたる !
スモールハウスの一番の弱みは部屋の狭さである。スモールハウスは人を呼び室内でご歓談という考えで作っていないからだ。坪数にもよるが、小さなリビングに人を入れると、それは狭いと感じるに決まっている。ではその問題をどうカバーするかと言えば、単純に庭を使えばよい。庭に椅子と机を持って行きさえすればそれで十分まかなえると思う。その他にもウッドデッキをカフェテラスとして使う方法だってある。床と天井を作るから銭がかかるのである。これがウッドデッキならば安くで作れる。僕が住む宮崎の普通の家の坪単価は現在のところ40万ぐらいほどである。つまり床面積に対して1坪40万は最低かかるという事だ。これがウッドデッキなら部材にもよるが1坪6万からで出来上がる。ウッドデッキを2坪ほど作れば十分接客できるスペースも確保できるし、屋根を伸ばしたり植栽などしたりして影を作れば、下手なさぼしい接客室よりも気持ちが良い空間になる。それに掃き出し窓 (床まである大きな窓のこと) の先に床と同じ色のウッドデッキを配置すれば、部屋が大きく感じるモノだ。それにウッドデッキぐらいは日曜大工でもできるもんである。そんなに難しい作業ではない。ようは考え方次第である。
雨がふったらどうするんだ ? と言う人だっているだろう。雨の中お庭でお話なんて出来ない ! と思われるかもしれない。だが、そんなに雨が強い時に多くの客が来るとは僕には思えない。まあ庇 (”ひさし”と読みます。。”へ”ではない ! ) を大きくとれば雨の日でも十分しのげると思う。でもいっぱい人が来たら、雨の日なんて無理じゃないか ! と言う人だっているだろう。そんな時は、お近くのシアトル系コーヒー屋にでも行けば良いと思う。
坪数が少ないので基本設計料も大工手間も部材費も安くでできるし、根性さえあれば一般の人だって基本設計や大工仕事もこなせるのが魅力のスモールハウス。だが、詳細設計とインテリアコーディネートはプロを使った方が良い。やはりそこをケチったらどうもサボしい建物が出来かねない気がするからだ。そしたらいざ結婚などしたら売り残る可能性がある。そのようなモノを作るもんではない。その程度のモノなら、36万程度のプレファブの事務所を買った方が良い。断熱材が入っているかは知らんが。。
家は資産である。負の遺産を作っては意味がない。
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