2013年6月21日金曜日

台風小咄(こばなし)


   昨日は、ブログが書けなかった。施主さんと打ち合わせをして、家に着いたのが11時過ぎ。。とてもではないが、ブログには手が出なかった。申し訳ない。まあ、何とか良い図面が上がってきた。あと少しである。図面を書いていて思うんだが、最初は細かく作っているが、最後は気合いで仕上げる。現在、気合いの一歩手前の状態である。出来上がりが楽しみではある。

   台風が近づいている。午前8時半現在、僕が住む宮崎では小雨が降っている感じだ。これから昼過ぎにかけ 150 ㎜ の雨と風速 25 m の風が吹くそうだ。にわかに信じがたいが、そうなるらしい。僕としてはちょっぴりだがありがたい。というのも蒸し風呂のような素敵な我が事務所 (クーラー無し、断熱材無し) では、ちょっと雨が降ってくれた方が過ごしやすいからである。現在快適な環境で仕事が出来ている。台風さまさまである。だが、ふと考えてみた。僕が住む宮崎で台風の直撃は久しぶりではないだろうか。僕が宮崎に帰ってきたのは4年ほど前ではあるのだが、どうも最近は直撃はほとんどない気がする。南九州なので台風にはもちろん慣れているのだが、台風らしいごっつい台風はここ数年は来ていない気がしている。

   宮崎などに生まれると、台風はさほど恐くないし毎年の通例行事のようなものである。あっ、台風来ているね。。ぐらいである。幼い頃は、台風が沖縄辺りを通過する頃になると、うまいこと宮崎を直撃し学校が休みにならないかワクワクした。だが文部科学省の指導よろしく、台風さんは熊本の方へ去って行き、雨の中ずぶ濡れで登校。とても楽しくない。ワクワク感を返せ ! と嘆いたもんである。まあ、その程度の心持ちではある。

   だが京都に住んで初めて知ったのだが、それは台風慣れしている僕らだからである。京都の方々の台風のびびりようは半端ではない。僕などは、あっ台風来ちょるね ♡ って程度なのだが、朝っぱらから職場の人間はそわそわ。NHKを付けっぱである。四国辺りを貫通して北上しようものなら、敵機襲来とばかり周りが騒ぎ出し、上司がテレビの前から動かなくなる。神戸辺りまで台風が来ようものなら、総員退避命令が下る。 『そんなに、心配せんと大丈夫ですって。。』 とのんきな宮崎県民的模範解答を言えば、 『鴨川が溢れたら、どないしはります?』 と真顔で返された。。どう考えたって鴨川もそんなにヤワじゃないと僕は思うんだが。。

   台風も場所によりとらえ方が違うというお話である。

   あっ雨が強くなってきた。。せめて夕暮れまで降ってくれんかね。。

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だが、暑さには毎度、負けている。。

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