日本の家を考える時に門は重要な要素の一つと言える。門があったのは基本的には裕福な階級の人々。公家や上級のお侍、また成功している商家といったところだろう。門は威厳をはるため、または外部からの敵や賊から家を守るために設けられた。なのでそれらの心配がない家々は門と呼ばれるほどの門は持っていないところが多い気がする。
ふと考えてみた。西洋の場合、門らしい門を持っている家は少ない気がする。もちろん、あるにはある。だが西洋の門はステータスという意味合いの門ではなく、どちらかと言えばセキュリティーという意味合いでの門である気がする。大抵は鉄のゲートで装飾が入っている感じのがビューティフル ! その程度である。
だが日本の門は屋根がついている物が多い。やはりその一番の理由は木製だからだろう。木製の門の上部に屋根がないと雨量が多い日本ではどうしてもその門は朽ち果てやすい。朽ち果てた門ほどみすぼらしい物はない。家の顔であるから、そのあたりは重要なのである。
ぼんやりとだが、旗本屋敷のような門が作りたい。だが本格的な物を作れば、もちろん予算オーバーとなってしまうので、そこは違うデザインに持っていく必要がある。最悪の場合も考えて植栽でごまかすか。。または、カーポートを買ってくるか。。まあ、そこは避けた方が良い家になるんだが。。
う~んどうしたモンかね。。
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