今日は耐震診断をしてきた。今までホームインスペクションを中心に診断人生をこなして来たが、耐震診断はまた別。技術としての耐震診断は知っているし、補助員として参加もしてきた。だが、本格的に自分が主体となって宮崎で活動したのは初めてだ。なので、僕がいる建設会社にはマニュアルなんぞない。なので、僕がホームインスペクションのお仕事で得た経験と耐震診断の専門書からマニュアルを作成し、インスペクションのマニュアルも併用しながらやった。
もちろんの事だが、耐震診断とホームインスペクションは別の診断法だ。ホームインスペクションの場合は建物の現状調査。どのくらいその建物は劣化しているのか、また現行法にあった建物であるかを診断する。よってレポートは文章と写真が主体となる。一方耐震診断は、既存建物(特に昭和56年5月末までに着工した建物)に対して、阪神淡路大震災並みの地震が来た場合に耐えれるかを調べる。なのでレポートは計算表(一般の方々には理解不能)と評価点数。そして写真とコメントを提出する事となる。
耐震診断の場合。僕が住む宮崎県では料金は税込み6万円。そのうちの補助金は5万4千円となり、手出しは6千円となる。まあ、僕が勤める会社の場合だといろんな特典がある(詳細は直接聞いてね♡)一方僕がやるホームインスペクションの場合、レポート込みで大体6万円が相場だ。だが今のところは補助金はでない。そのうち国が、補助金ぐらい出しそうな雰囲気はあるが、今のところはよ~知らん。。またインスペクションの場合は床下と小屋裏はあくまでオプション。別途それぞれ2万ぐらいが相場だろうか。なぜ別にするかと言えば、診断する作業員の労力や保険などを考えたらそれぐらいかかるからだ。
今日見たお家は宮崎県は高鍋町のお家。これが良く出来ていた。地盤は小丸川の近くにあるので、決して良好とは言えないのだが、傾きはたいしたことはない。家自体は昭和54年に着工しているのだが、ガタは少なかった。だが、床下に入ってびっくり。現在の施工法と違い、布基礎だ。布基礎とは現在のとは違い床下には土が持ってある。これは今では地盤が固い場所にしか使用できない工法だ。また床下の基礎と束には留め具は何もなく、単に載せているだけ。また昭和54年のファンタのカンカンだって落ちていた。。大工さんらが、見えないから良しとしたとしか思えない。
まだまだ宮崎県の各市町村は診断に対して補助金がでる。僕の会社。。っていうか、僕がやる場合、他社と違い多くの特典がありますので、自分の家の建物がどれくらい地震に強いのかはかって欲しい方は、ぜひ右のメールボックスまでご連絡を!あっ、補助金には制限がありますので、お早めに。
良かったら、ご協力下さい。
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿