鍋の季節だ。僕は幼い頃、鍋ほど嫌いなモノはなかった。だが、今ではすっかり鍋男子。鍋を食べていると本当に日本人で良かった~と思う。熱々の汁に野菜などをたくさん入れ、そしてカボスなどをかけて食べる。実に素晴らしい。しかし僕は鍋でわいわい食べるのはあまり好きではない。鍋の中に入っている、僅かな肉を取られるのが心配で心配でたまらんからだ。。肉泥棒だけは許すまじ!
僕には兄弟はいないのに、肉に関しては非常にいやしい。これには理由がある。僕の家系はどうも肉に弱いらしく、僕のひい婆さんと爺さんは肉を食べると、蕁麻疹(じんましん)がでるため月に2・3回ぐらいしか肉は出なかった。なのでお肉は贅沢品。小学生の頃など肉が入っているカレーの日は、家へ走って帰ったもんだ。その生活は高校を卒業する頃まで続き、危うく高校を卒業する頃にはカレー食べたさに、海上自衛隊へ本気で入隊を考えたほどだ。『あそこに入れば、カレーが食える!』 どう考えたって、アホの子だ。。
以前、なんでかわからないが、焼き肉をする日に必ず遊びに来る女がいた。そして毎度の事、玄関先で『来るんじゃねぇ~よ!この肉泥棒!』ともめていた。女曰く、肉を食べに来たんじゃ無いと言うのだが、肉の日だけ来る。後で言われたのだが、どうやら旨い肉が手に入った日は、僕はにやついているらしい。。自分ではCoolな少年を気取っていたのだが、全部ばれていた。。
ふと海外には鍋はあるんだろうかと考えた。少なくとも欧米や中国にはスープはある。だが日本のような鍋にあたるモノはほとんどないに等しい。僕がアメリカに住んでいた頃、寒い冬だっていつもの季節感のない食べ物だらけ。まあ季節感を味わう文化がほとんど海外にはないので、しょうが無いか。。
僕は長い事一人暮らしをしていた。一人暮らしの醍醐味は自分でご飯を作る事。自分の好きなモノを作れるし、料理が大好きな僕にはそれはそれで結構楽しい。明日は休みだ。久しぶりに料理でも作ろうか。もちろん肉祭りである。2005年からダイエットしているのに肉祭りである。ワイルドだろ~。。
良かったら、ご協力下さい。
2012年9月29日土曜日
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